彼の心の中

太陽がふたつ着飾ってて

雲ひとつない

澄(す)み切った青

ここは楽園

これから続く道は広く白い

何色にも染められる

極彩色(ごくさいしき)のように

これはこれから続いてく為の独白(どくはく)

彼の告白


ひとり静寂(せいじゃく)を楽しむ

ゼロ距離で触れる程の熱を持って

灼熱の中の情熱

寂しさなんて悲しさなんて天国に置いてきた

心臓は楽しむだけの鼓動しか欲求してない

ここは欲望の塊

彼は天に両手を広げ

血潮を感じ、今日も生きてることを知る


太陽が今日も燦々(さんさん)と散々(さんざん)と照り付ける

どちらも悪くない事象(じしょう)

彼は青空に自分を見つける

見つけようとする

自分とは何か

ありのままでいるとは何か

問い続ける

けれど苦しむ人には手を差し伸べる

それが自分をも照らすからだ

人は自分の鏡

そこに居るのはもう一人の自分


踊り子のように今日も世界は周り回る

ステップを踏んで地球の上を征(ゆ)く

彼は歌い笑う

たとえ膿(うみ)の中にいようとも

たとえ海の中に堕ちようとも

歌うたいにとって歌は最高のギフト

歌は人を愛そうとする一種の表現方法

彼は今日も歌い笑う