監督:セリーヌ・シアマ
出演:ポーリーヌ・アキュアール、ルイーズ・ブラシェール、アデル・ヘネル
2007年/フランス


久しぶりのフランス映画。
フランス映画祭で観ようと思っていた映画だけど観れなかった。
一般公開を待っていた。


女性には理解できる少女時代の同性への憧れや、
それと同時に起きる、男の子に対する違和感とその未知の存在となったものへの興味。
そういったものが描かれている。


主人公の女の子の登場のシーンでの、その美しさと瞬時にそれを裏切るような品のなさ。
少女の持つ「美しさと醜さ」が巧く対比して描かれていた。
水の中の凛とした美しさと、外での俗っぽい感じも然り。


なんで、この映画にこんなにも人が入ってる?という疑問は、
ただ単純に少女映画への憧れと思っていいのかな?
監督の、女の子同士の絡みシーンは映画にとってそう重要じゃないという考え。
女の観客には、観る前から分かっていることを、
監督も当然のように何度も寸前で裏切るという形で表現していた。
それに対して、露骨に舌打ちをする男にちょっと不快感を覚えた今日の映画館。





監督:ロベール・ブレッソン
出演:マルタン・ラサール
1959年/フランス






監督: ハーモニー・コリン
出演: ジャコブ・レイノルズ, クロエ・セヴィニー
1997年/アメリカ


何か書きたい気がするがまだ何も書けない。
また何度か観てから、何か書きたくなったら。


監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ロブ・モロー
2007年/アメリカ


老人期、死ぬことをはっきりと意識した歳の人間の、
友情や人生に対する見方を描いた映画はたくさんあると思う。

私たちが考える以上に現実的なものとして死について考え、
「怖い」とか「嫌だ」とかはもう通用せず、
その現実をどう受け止めていくかという事が問題になる。


最後の瞬間までに、自分が語らなかったこと。語れなかったこと。
それを語らずに死ぬということの怖さはどれほどのものか。
言葉として発しなかったことを、
言葉として生かしたいという欲望が、死を現実とすることでなぜ生まれるのか。
死がなければ、その欲望は生まれなかったのか。
行動も然り。


あまりにも現実離れした話だけど、
お金があれば叶う夢というのがあると見せつけられると同時に、
お金でも手に入れられないものがある。っていうよくある現実も見せながら、
誰にでも手に入れることができるものがあることも見せてくれる映画。





監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
2007年/イギリス


噂のHotFuzz。
前作同様、隅々までなんか
「もう分かった、分かった」
って言うくらい映画への愛情が溢れてて、
大笑いできるコメディーだけど、
脚本もしっかり面白くて手を抜いていなくていい映画。

色々な映画のオマージュがあるみたいだけど、
私には全く分かりません。

ある一つのことにこだわりすぎる為に狂ってしまった人達と、
それに対して強い正義感を持って立ち向かおうとする男。

人間の醜さもかっこよさも、
友情も愛情も社会風刺まであって、
当然、問題解決の面白さもあって笑いもある。

全部、この映画に入ってるって言うのは大げさにしても、
映画がつまってる。





監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル
出演:スックイン・リー、ポール・ドーソン、PJ・デボーイ、リンゼイ・ビーミッシュ、ジャスティン・ボンド
2006年/アメリカ



監督:ウェス・アンダーソン
出演:ルーク・ウィルソン、オーウェン・ウィルソン、ロバート・マスグレーヴ
1995年/アメリカ


先月から観続けている、ウェス・アンダーソン監督のデビュー作品。

見始め、一体誰の作品か思いだせずに観ていたが、
すぐに彼の作品と分かる。
デビュー作から彼以外の何者のものでもない世界。


この監督の話は決して不幸な終わり方をしない。
実際は、決して幸福なシチュエーションでないことが多いのだけど、
悲観的にならないと言うか、
そういうものもありながらちゃんとその中の光の部分を忘れていないと言うか、
絶望的な終わり方にはならない。

それはスゴいことだと思う。


ただのハッピーエンドはけっこう簡単。
全てを解決させ未来を感じさせればいい。
今までの悲しみを否定するような、忘れさせるような未来をおけばいい。

でも、この監督の映画に出てくる人たちは、
厳しい現実は確実に続いているのに、
今までの過去の全てが自分の未来を狭めている原因なのに、
それでも過去を否定せず、
少しの後悔と僅かな未来への希望を保ち続けて、笑っている。

それは、ハッピーエンドなんかじゃなくて、
むしろただのハッピーじゃないの?
って、ごちゃごちゃしたことを考えながなら、
この監督の映画のこういった優しい部分にクスッとなる。



男の子が、自分の想い描く男の子になり続けようと見栄をはったり、カッコつけたり、間違ったバカをしたり。
女の子は、「くだらない」と横目で見ながらもなんか羨ましいと思う。
なんだか規制の多い女の子も、「それしたい」と思う。

悔しいけど、男の子の方がやっぱり楽しくない?
って、嫉妬がちょっと心地よかったりもする。






監督/脚本:橋口亮輔
製作総指揮:渡辺栄二
出演者:木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、寺島進、安藤玉恵
2008年/日本



監督/音楽: ソロ・アビタル
出演;ジブ・コーレン
2006年/イスラエル