カタコンベって知ってる? | ミイラ・タイムズ ~ミイラに恋して?!世界旅~

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世界各地の死生観を知るために世界遺産をはじめとしたお墓や
ミイラを訪ねた旅の記録とエッセイ。

 

色んな人と旅行話や

ミイラ話をする時に、

 

カタコンベ行ったことある?」

 

「一番怖かったお墓はパリのカタコンベだよ!」

 

 

と言っても、

 

大抵、

 

「え・・・?何それ?」

 

となる。

 

世界史で習ったし、

ガイドブックに載っている場合も多いし、

割と各地にあるのに、

意外と認知度が低い・・・。

 

とはいえ、その形態は様々で、

 

これがカタコンベです!

 

と十把一絡げにはできないんだけど、

 

世界史で習う、

いわば基本形は

ローマ時代に作られたものが多い。

 

まだ迫害されていたキリスト教徒が

信仰を守るため隠れていたりもした。

地下道の両側に

棚みたいな穴がいっぱいあって、

そこに遺体を安置するという・・・

現代の東京や

ヨーロッパでも多い、

いわばロッカールーム型

地下集合墓地。

 
場所によっては、
穴だけだったり、
絵などが残っていたりする所もあれば、
 
シャレコウベがいっぱい
 
全身の骸骨わんさか
 
どこもかしこも、
ミイラ、ミイラ、ミイラ・・・!!
 
 
というのもある。
 
 

有名どころで、一番古いとされているのは

ローマのアッピア街道沿いにあるんだけど、

 

ペストが流行して墓地が足りなくなったから、

ドバッと古い骨をちょうどあった地下の穴に移したものや、

(これはパリのが有名)

 

キリスト教の一派の信仰の一環で、

遺骨でデコレーションしまくっているもの

 

ローマの通称

骸骨寺

 

など、

 

本当に多種多様。

 

 

ちなみに今まで行ったことがあるカタコンベは、4カ国。

 

数はちゃんと数えていないけど、

イタリアにはウジャウジャある!

 

今ぱっと思い出せるだけでも6カ所を訪問済み。

 

 

その中でも最も恐ろしかったのは・・・

 

 

イタリア・シチリア島にある

カタコンベ。

 

有名な美少女ミイラ

ロザリアちゃん

が眠る場所。

 

 

なぜ恐ろしいかというと・・・。

 

 

 

I was overwhelmed by over 

six thousands of mummified bodies

 in a catacomb in Sicily.

 

英語で一言で言うとこんな感じ。

 

 

ちなみに英語の発音は、カタコーム

発音記号は /kˈæṭəkòʊm(米国英語), ˈkatəˌkəʊm(英国英語)/

 

日本語ではカタコンベだから、

ついついカタコンベって発音してしまうけど、

それでは通じません!

 

カタコーム!

 

探しに行く人は要注意!

 

 

長くなったので、

シチリアのカタコンベの詳細は

また次回に~。