☆ 今日は【大いなる愛】の花言葉からイメージした曲を終日置いていきます♬
さだまさし - 案山子(かかし)
『案山子(かかし)』と聞いてピンと来なくても、この歌の歌い出しを聞いたら「ああ!」となる人も少なくないのではないでしょうか。
後にこの曲にインスパイアされて作られたドラマが放映されるなど、曲の世界観で一つのドラマが作れるほどの存在感のある曲です
手紙が無理なら電話でもいい
「 金頼む 」 の一言でもいい
お前の笑顔を待ちわびる
おふくろに聴かせてやってくれ
若い方はご存じないかも知れませんが、この『案山子(かかし)』が発表された ” 昭和 ” という時代は、今と違って携帯電話もSNSもない時代、電話代も距離が離れるほど高くなりました
連絡をすることが今よりも難しい時代だからこそ、お金の無心ですらありがたく感じてしまうほど連絡が欲しいんです
この曲は都会で一人暮らしをする弟(妹)を案じる兄からのメッセージである、とさださん自身が語っています
母は遠く離れた兄弟を案じ、日がな連絡を待っている
対して自分は何かを成し遂げたくてもこの田舎からは離れられない。
ひとつの場所から動けない『案山子』の姿は、田舎から出ることができない兄の姿に重なります
そんなこんなで今夜のアイコンは、今では掛け方が分からない世代も多い公衆電話を♪(@ ̄∇ ̄@)
さだまさし好きな方、花好きな方、故郷を離れて暮らしている方、お時間をいただければ幸いです。
本日もお越しいただきありがとうございます。
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4月4日生まれのあなたへ☆☆☆
誕生花 すもも 花言葉 忠実、大いなる愛、困難に耐える
「李下に冠を正さず」の「李」はスモモのこと。
木の下で冠を正す姿が実を盗むように見えるので、誤解を招くような行動は慎みなさいという格言です。
中国では桃李として、その美しさを桃と並び賞しています。
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山の麓 煙吐いて列車が走る
凩が雑木林を転げ落ちて来る
銀色の毛布つけた田圃にぽつり
置き去られて雪をかぶった
案山子がひとり
手紙が無理なら 電話でもいい
「金頼む」の一言でもいい
お前の笑顔を待ちわびる
おふくろに聴かせてやってくれ
元気でいるか 街には慣れたか
友達出来たか
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
- 案山子(かかし) -