月曜日、誰もが体を重くする曜日。学校も会社も、月曜が週の仕事始め。一番疲れるのはこの日じゃなかろうか?
でも、こんな月曜日でも。ちょっとしたお楽しみで、レコードを聴く。それはわたしを楽しくさせてくれる。父親からレコードプレイヤーを借りて、ゆっくり針を落として、静かに、歌詞カードをうたに合わせて見つめながら聴く。ときどき、ぺらっ、なんていう紙の音がするのもいい。これが歌詞カードの良さだと思う。これは雑音じゃなくて、音楽を聴いていく上でときどき必要なおと。心地いい紙の音。歌詞カードがあるからというのも理由の一つで、だから私はデジタルよりもCDやレコードを好んでいるのだ。
デジタルの音源は手元に残らない。いや、実体がないから、お金をかけて手に入れた気もしないし、CDやレコードだからこそ感じ取れる質感が感じ取れない。それはとても寂しいことだ。だから私は、極力デジタルの音源は買わない。それでしか曲を出さない場合を除いて。
最近の音楽は進化している。形を変え音を変え、さらに良いものになろうと日々進んでいる。その結晶がデジタル音源だったり、ハイレゾと呼ばれるものだったりするんだけれど、私の愛してたまらないあの人たちのバンドはどうだろうか。こともあろうか、退化している。デジタル音源が進出していく中アナログ盤を作り、モノラルを好み、しかもレコードからCDを作っている。さらに言ってしまえばアナログ盤のジャケットまで昔仕様。でも、それが良い。だからあの人たちの音楽はドーンとくる。響く。どこかこもったようなスタジオで、他の人がインタビューで答えるような苦労がなく、楽しむだけでレコーディングを終える。とても早く終える。素敵なことだ。楽しいから続けている、それは本当なんだろうな。だってあの人たちはいつだってきらきらしている。あの人たちが纏う空気は他の人とは違くて、少し古いなにかを纏っている。でもそれが素敵すぎて似合いすぎて、わたしはすきですきでたまらない。あの人たちはいつまでアルバムを作ってくれるんだろう、いつまでツアーをやってくれるんだろう。もう少しでjungle9が出るね。わたしは、特別な期待は持たずに、彼ららしいロックンロールをただ純粋に待とうと思う。それはとても楽しいことだから。