今年最初に見たDVDも去年からの流れで、
原作を読んだ邦画だった。
タイトルを知ってるからつい選んでしまう・・・。

でも、DVDを見始めてから思った。
原作あんまり覚えてない。吉祥寺の百貨店で
死別した恋人を懐かしむ、そんな同じ境遇の2人が
語り合うことくらいしか覚えてなかったのが正直なとこ。

だから、SMの女王をしているユーカはすっかり忘れてたし、
エロ本雑誌の編集者ってことも覚えてなかった。

そんな風に見ながら思い出しつつも、少し違和感が。
原作は今から過去を思い出すという視点が強かったが、
映画では「今」は強く主張されていない。
プライベートライアンとかのように、過去を思い出してます、という表現が
弱かったのか、弱くしたのか。

だから、映画はアジアンタムブルーと同じ恋人の最期の時間と
ニースの美しさの対比をはかなく表現したかったのかなって思った。
映像美といえばその通りだが、原作とは訴えたいテーマが違うのかなって感じた。

そういう意味では、吉祥寺の百貨店で出会う女の人の部分はまるまる
カットされてるし、文章だと挿入できる状況や背景は映像だけでは表現しきれないし
映画は原作を超えられないのかな、って思ってしまった。

小島聖は懐かしかったし、松下奈緒は美人さんだったけど、
阿部寛はすごいね。葉子と再会したコンビニで振り返るシーン、
それまでの表情との違いにビックリさせられましたわ
重松清さんです。
想像しやすいタイトルの通り、高校野球が作品の筋を
作ってる作品です。

遠く離れた懐かしい故郷と、地元に残した年老いていく両親。
これは、東京で働いている人の多くが気にしつつも、考えがまとまらず
決断を先延ばしにしているトピックであり、ボク自身もあてはまるので
親近感を持って夢中で読めました。
重松さんの作品は読みやすくていいね。

ぼくも大学で地元を離れた時は故郷を捨てたつもりでいたし
就職した時は地元に帰ることはもうないと覚悟を決めたのに
配属で図らずも地元になって帰ってからは、東京に転勤になったあとも
地元はいずれ帰る場所なんだ、って思えるようになった。
年をとったせいもあるのかな。
昔よりは素直に地元を愛せるようになったというか。
主人公もそんな気持ちなんだろうな、きっと。

作品では故郷は逃げて帰れる場所、とあったけど、
懐かしむ気持ちが自分を優しくしてくれるんだろう。

実は元カノと6年ぶりに会ってご飯に行ったら、懐かしくて
甘酸っぱい気持ちでさみしいような、でも久々にたくさん話せて
うれしかったような。
きっとその思い出も故郷と同じく、自分の原点になっているんだろうなぁ。

なんだか、まとまりがないし、作品とは関係ない文章になってるけど・・・
自分にとって大切な何かを見つけること、知ってることって
重要なんだろうなぁ。
旅行で見るキレイな景色からは知ることができない、
激動の歴史の中を生きている一般市民の物語でした。

ベルリンの壁がなくなって、統一というおめでたいことが生み出した経済の混乱、
その混乱した経済の中で生きている人たちの切実な苦悩と、理想を追い求める情熱が
強く訴えかけられた。

理想を追い求めるのにはパワーが必要だけど、追い求めるのをやめてしまったら


る、奥に強いメッセージを感じる作品でした。
最近、邦画ばっかり見てるけど、
フラガールはダントツによかった!
去年、賞を総なめにしただけはあるね。

ぼくは邦画の必要以上に張り詰めた雰囲気とそれを作り出す静寂は好きではないので、
明るい雰囲気と陽気な音楽が気に入りました。

蒼井優の鬼気迫る表情と強い意思が現れた表情、そして華麗なフラダンスには
女優魂を見せ付けられた感じ。
久々にDVD買って何回も見るのもいいかも、と思えたから、いい映画だよね。


今までは垢抜けないような、野暮ったいイメージがあったから好きではなかったけど
お兄さんにお酒をもらって飲み干すシーンではじめてカワイイ、って思っちゃった(笑)


野球って恋愛みたいだな。
一人でも自分探しや自分磨きはできるけど、
誰かと一緒のほうがホントの自分になれる。

でも、大切な人だからこそうまく伝えられない思いがあったり、
信じあわないといけない、って思わさせられた。
バッテリーってそういうもんなんだろうな、きっと。
なんだか恋人みたい。

いや、きっと野球が人生の縮図だってことを表してるのかな。
いろんな人が周りにいて、いろんな想いがあって。
天見祐樹やくの巧の母親が、最後に応援に来るシーンってのが
とても印象的で、そう思わされました。
ぼくは団体スポーツしたことないから、そうやってお互いのことを
分かり合うことでチームになっていくっていうのにとっても憧れる。

原作6巻を2時間にまとめた割には、うまく展開してるなって感心した。
こういう作品だとおいしいとこ取りで、中途半端になりやすいけど
そんなに悪くなかったかな。
キャプテン海音寺も原作ではけっこうキーパーソンにで好きな伽羅の一人だったから、その他大勢に埋もれてしまったのは残念だったけど、時間の関係もあるし仕方ないんだろうなぁ。
あとは門脇が細めだった、もっとゴツイタイプかと思ったから、少しビックリだったけど、あの迫力はなかなかよかったし、配役はけっこうよかったんじゃないのかな。
萩原聖人のオトムライも雰囲気あったし。
あと、矢島繭役の女の子、けっこうかわいかったよ。
誰か知らないけど。
って何歳くらいなんだろ?
きっと半分くらいなんだろうなぁ(ーー;)