超円安の昨今、インバウンドで外国人にお金を落としてもらうチャンスなのかもしれない
特にわが県、わが市は観光以外の大きな産業がないので。
だけど、観光地に近いところに住んでいると
苦痛に思うことが増えた。
ルール違反
日本に長く住んでいるものならば
なんとなくでもわかる“暗黙のルール”
わが県は古いお寺や神社があって
それが大半の観光客の目的になっている
……と、思う。
だけど、お寺や神社は信仰の対象だ。
それは触ってはいけない。
そこに座ってはいけない。
タバコは吸わないで(火事が怖い)
ゴミを捨てないで、大声出さないで
そこにある植物も
そこにいる動物も大切にして。
神様のいらっしゃる場所ですから
この場所のものはみんな神様のものですから。
ここは聖域なんですよ。
私たち日本人は(主語が大きすぎかもですがご容赦を)
いろんな神様仏様を大切にする文化を持っています。
いろんな神様仏様がいて
沢山の神社やお寺があって
いったいどれが一番大事なんだ？と思われることでしょう。
一番なんてなくて
みんな大事なんです。
いい加減な信仰なのだと思われるのかもしれないけれど。
一神教であるキリスト教圏やイスラムの皆様にとって
日本の神様は自分たちの神ではない。
でも、だからといってぞんざいに扱うのはどうしてですか。
あなたの神ではない
でも、誰かの神様なのです。
信仰の対象なのです。
あなたが信仰が篤ければ
私たちの神様への想いは想像がつきませんか？
昔々、タイとシンガポールに旅行したことがありました。
そのとき、イスラム系の寺院にいくことがありまして。
ガイドさんから前もって
「肌の露出を控えてください」と言われました。
誰かが大切にしているものに触れるときは
自分も大切に扱うべき
友達とかの間ではそうしているでしょう？
それと同じです。
それが異文化に触れるときの心構えでしょう？
それともう一つ。
鹿はペットではない。
「ペットではない」ということの意味を
今一度考えてみて欲しい。
まあでもそれは難しいことかもしれませんね。
でもこの機会に
鹿は今も一応野生動物扱いであることや
そんな鹿と共存してきた
周辺に住む皆さんのことも考えて欲しい。
そして、
今は子鹿が沢山いる季節だけど
子鹿には絶対に触れないでください。
人に触れられて匂いがつくと
母鹿が育児拒否になることがあります。
鹿は野生動物。
誰も助けられない。
助けられないというか助けてはダメなのです。
野生動物だから。
スズメなどの野鳥のひなと同じです。
古き良き地元
懐かしい姿を変えないでいて欲しいと思う。
……などと思う私は年取ったのでしょうね。
