刀ミュ「江水散花雪」予習編 | 雪の上に照れる月夜に梅の花

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雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

刀ミュの新作・江水散花雪のパンフが先日到着しました。

注意閲覧注意注意

 

パンフからわかる刀ミュ「江水散花雪」の内容、およびにっかり青江単騎出陣の内容にも少々触れます。
ネタバレNGの方は、この記事を回避してくださいませ。

 

よろしくお願いいたします。



よろしいでしょうか?






では……。

 

 

 

 

 

 

黒猫三毛猫黒猫三毛猫黒猫

 

 

 

 

パンフ見た皆さま、えええええっ!ってなりましたよね。


そう。
兼さんが……、兼さんが……。
極まっちゃってる!!!

 

にっかり青江単騎の最後でにっかりが極まった。
それに次ぐ、刀ミュ二振り目の極は、なんとなんと和泉守兼定でした……。

キービジュアルが「特」のままだったから、まさかまさかで。
だけど、兼さんは「結びの響、始まりの音」のあと、修行の旅に出たはずだから、一連の刀ミュの時系列として今回の江水散花雪に出てくる兼さんはどの時点での兼さんなのか?と考えていました。
まだ「結びの響、始まりの音」を経験していない兼さんという認識でよいのかなあって。

意外といえば意外だったけれど、そうか、そうよねと納得。

 

結びの響、始まりの音」で元主の土方歳三を歴史どおり死なせるという任務を乗り越え、そして旅に出て極まって帰ってきた、とても成長した和泉守兼定であるという前提で、江水散花雪を観せて頂くことにいたしましょう。

そしてそして。
ゲームで兼さんの極まった姿を見たとき、

 

有澤兼さんが極まった姿を是非舞台で生で見たい。

ポニテの動く生兼さんを見ずに死ねようか。
 

そう思ったよね。

こんなに早く実現するなんて、なんて幸せなのでしょう。
本当にとてもとても楽しみです。

 

で、有澤くんには、極の衣装は前より動きやすいかどうか聞いてみたいな。
刀を腰に差さないで手に持つようなので、殺陣の感じも変わるのかな。

長曽祢さんみたいに鞘も使って戦うようになるのかなあ。

 

 

 

さて、そして今回。
出陣する刀剣男士もさることながら、気になるのは人間キャスト陣。
はい、ストレートに言うと登場人物ですね。
それによって、どのあたりの話なのか、何の話なのかの予想が少し付きますし。
幕末はたった150年前のこと。
それでもわからないことは沢山ありますが、歴史としてはまだ現代に近い時代なので、史料も比較的残っているしわかることもある。
でも、「幕府」という「当り前にあったはずもの」が消えゆく時代、人々の価値観や考え方が変わろうしている時代。
なので、いろんな思想が生まれ信念が芽吹き、しかしまだその信念が完成していないからか一貫性がなかったりしてとても分かりにくいと感じる時代です。

ということで。


登場する歴史上の人物の予習をしたいと思います。


パンフによると歴史上の人物は

 

・井伊直弼

・金沢正志斎
・ハリス
・弾左衛門
・勝海舟

・吉田松陰

金沢正志斎、ハリス、弾左衛門、勝海舟はお一人の役者さんがすべて演じられます。
ということは、井伊直弼と吉田松陰の登場が多いのかな?


まずは、井伊直弼。
「江水散花雪」といえば桜田門外の変、つまりは井伊直弼の暗殺のことなので、なくてはならない人物ですね。
登場は予想通りです。
役者さん、去年の大河の「青天を衝け」に出演していらしたのね。
どの役だったのかな?と検索したら、岩下佐次右衛門。パリ万博場面の薩摩方の家老。
おお、あの人か。


そして吉田松陰も幕末では超重要人物だし、とても有名ですよね。
役者さん的に、今回の歌う人間キャストはこの方か?
歌って踊る吉田松陰登場するか?!

 

面白いのは一人の役者さんが演じる4人ですよ。
そのうちハリスと勝海舟は幕末史では学校でも習うお馴染みの顔ぶれ。
なので会沢正志斎と弾左衛門の二人を調べる。

ちょっとびっくり。すごく興味深い人たち。
江水散花雪はとても面白い物語になりそう。


・会沢正志斎
水戸藩士で、水戸学の学者。水戸の徳川斉昭の子供時代の教育係。
尊王攘夷論で、真木和泉や、長州の吉田松陰らも彼から教えを受けたことがある。
しかしのちの長州のような倒幕思想とは違い、敬幕的な尊王論で、のちの水戸藩の「鎮派」の重鎮。
戊午の密勅(安政五年 1858年)の際、会沢は密勅を水戸藩から諸藩へ回すことに反対したが、この戊午の密勅の事件は安政の大獄(1858年~9年)のきっかけとなり、そして桜田門外の変(1860年)へ。
ちなみに、桜田門外の変を起したのは「鎮派」に相対する「激派」。
桜田門外の変を起した激派は、それでも変わらない情勢に坂下門外の変(文久二年 1862年)を起して失敗し、やがて水戸藩の中枢から排除されてゆく。
排除された激派が天狗党となり、文久三年(1863年)「天狗党の乱」を起して討伐される。
戊辰戦争(慶応4年・明治元年 1868年)になると今度は逆に鎮派が討伐の対象となり、激派の残党が水戸に入り鎮派は会津方面に逃走、のちに奥羽越列藩同盟の傘下へ。そして会津戦争を戦い、ボロボロに。
 

・弾左衛門
被差別民を束ねていた大ボス。

江戸時代初旬から代々続いていて、今回登場するのは第13代弾左衛門。
長州征伐で幕府側に協力し平民身分に。

鳥羽伏見の戦い(1868年1月)に協力し配下のものたちとともに幕臣に取り立てられる。

甲陽鎮撫隊(1868年2月)にも大勢の配下を参加させた。
 

 

 

「結びの響、始まりの音」で土方歳三の死を乗り越え、極の旅に出て帰ってきた兼さんはきっと新選組の歴史をもう一度なぞり復習してきたことだろう。
今回のお話で、兼さんは新選組が幕末の歴史の小さな一部でしかないと知るのだろうか。

新選組が生まれた背景を知るのだろうか。
もしかして、それってものすごく有意義なものになるのではないだろうか。

 

そして、個人的に一番気になったのは弾左衛門ですね。
新選組は身分を一切問わない組織と言われている。
「身分を問わない」という組織は他にもあった。たとえば高杉晋作の奇兵隊もそうだったと言われているけれど、被差別民も差別せず受け入れていたのは新選組だけで、そういう差別をしない組織は新選組が日本で初めてなのではないかという話を聞いたことがある。
それってどうしてわかるのかなあ、何か史料があるのかな?でも、被差別民に関する史料ってちゃんと残っているのかなとか思っていたのだけれど、そっか、この弾左衛門の一派のことだったのかもしれない。
鳥羽伏見の戦いとか甲陽鎮撫隊に関係していたってことは、弾左衛門さんは近藤勇や土方歳三を絶対知ってるよね。

 

そして、今回、「物部」となる人間は誰なのだろう?

 

なんか、いろいろ考えていたら寝られへんかったわ~~~。
 

 

さあ、もうすぐ開演!

 

第一部もとても楽しみだけど、第二部もすっごく楽しみ。


ペンラ準備してテレビの前でソワソワしています。

 

てはまたのちほど~~~。

 

 

全然予想外れだったら笑ってスルーしてくださいませ~。