拒否、拒否、拒否か… | 雪の上に照れる月夜に梅の花

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雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

数日前、突然TLがざわざわとして。

でも、元の話のリツイートがなくて空リプばっかで何の話なのか最初さっぱりわからなくて。
 

トレンドかなと思って、トレンドを自分の地域から日本とか東京に変えてみたら、やっとわかった。

 

 

年齢拒否ガーン

 

 

どきっ!どきどきっ!滝汗

 

まあなぁ~。私はもう、拒否されてもしょうがない年だという自覚があって二次元や2.5次元界隈の隅っこで息をひそめてこっそり生息しているつもりなんですけれども…。

 

 

 

 

去年の秋くらいに「同担拒否」という言葉を初めて知りました。
 

どうも最初はジャニーズ界隈から出てきた言葉のようですが、同じキャラ推しの人は拒否という意味だそうです。

 

それを知った時もへぇぇぇぇっ!と、すっごく驚きました。

 

でもこれはまあわからなくもない。

 

私の推しの○○はそんなんじゃないっ

 

 

推しが同じ人と集まって話しているとき、程度の差はあれ、そういうのは必ずあると思います。

私もあります。
土方推しは入り口がどこからだったか…小説?ゲーム?漫画?その他いろいろ…で全然考えていることが違うことが多いし。

 

でも、

自分の好きな人が何人もの女と親しくしていると思ったら耐えられないから同担拒否。

むしろ同担拒否ではない人はキャラへの愛が薄いのだ。

という意見は全く思ってもみなかった視点で、目から鱗でしたけれども…。

 


Twitterとかでも、自分の推しの解釈をずーっと語っているアカはわりといる。
でもそれはTwitterというものが「そういうもの」だからで。

二次元とかアイドルとかそういうのに限らず、政治、経済、教育、文学、医療、介護、育児、あとマナーとか、こんな変な人がいたぞみたいなのとか…。

持論を語っているアカがいっぱい。

 

でも、


TwitterはSNSじゃない

 

というのを知って、ものすごく気が楽になった。

 

ソーシャルネットワーキングシステム…相互交流を目的としたコミュニケーションサービスですが、そもそもTwitterはコミュニケーションツールではない。

 

情報発信ツールである。

 

コミュニケーションツールだと思うから相互フォローにこだわったり、こんなことtweetしたらそのアカの向こうにいる本体さんたちに反感持たれないかなと心配したり、逆に誰かのtweetを見て落ち込んだりしてしまう。
 

でも、ただの情報発信のツールだと思えは、だれが何を言っていようが「ふーん、そういう意見もあるのね~」とスルーしやすくなった。

それと、「情報発信ツール」ならば、情報を得るだけでなく、自分も何か発信してもいいんだなとも思えてきたので、周りの目を気にせず、ちょこちょこ話し始めることができるようになってきました。
 

もちろんそれでフォロー外されたりすることもあると思うし、私も外すことがあります。

 

フォローは推しが同じ人の誰かからRTで回ってきたツイがきっかけのことが多い。

プロフ画の感じも重視してるし、一応プロフィールをちゃんと見てツイも少し見せてもらってからフォローしますが、それでも推しのこと以外の一般的なことに対する考え方が全然違ってそれを結構頻繁に発信&RTする人は、やっぱり外すかな…。

今のところは第一印象って結構当たるなという感想。
フォローするときに躊躇した人は結局あとで外すことになってる気がする。

 

花丸とかユーリの時の一時的にみんながコーフンしている状態のときは黙ってそっとTwitterを閉じるしかなかったけれど…。

 

逆に、プロフとかツイを見せてもらって、少しエキセントリックで「あー、私には合わないかな…」と思っても不思議とどこか強い魅力を感じる人もいて。

そういう人は慣れるとツイがすごく面白かったりすることもある。

 

 

ということで、話を元に戻して「年齢拒否」

 

 

 

えっとつまりこれはですね…。

簡単に言うと、推しキャラの年齢+10歳が限界で、それより年上の人がそのキャラのことを好きだというのがもう気持ち悪くて受け付けない。拒否します。ということらしい。

その推しキャラというのが、例のアイドル系の王子様のやつで10代後半。

つまりはこれを書いたのは20代の子ね。
 

でもこれを書いてあったのはTwitterのプロフィールのところだったらしいから。

 

それはそれでいいような気がする。
Twitterでつながるとか、一緒にリアで活動するとか、そういうのに自分的に同世代がいい、年が近くないと嫌だというのは、個人の好みだからね。構わないと思う。

それに、そういう「年齢拒否」的な考えを持っているから、そういう意見のツイをするので異論のある方はつながらないようご注意願いますっ!見てしまってから怒って来られても知りませんよ~という意味で書いておくのはアリだとも思った。

 

だけどもそこには続きがあって。
 

30代にもなってそんなことをしているのは痛い。

40代なんて気持ち悪い。

 

としつこく続いていたのがいけなかった…。

 

それは大きなお世話だな。

 

私のTL、結構みんな敏感に反応したなぁ…。

ということは、私のフォローしている人たちはほとんどが30代以上だったんだなと思った(←)

まあ、私も自分の子どもより若い人とは話のツボが全くズレていそうなので、すごく若そうな人はフォローしないようにしているし、フォローされたときも、特に未成年は私がR発言をすることがあるので、「私は多分あなたのご両親より年上で、ツイ見てもらってもきっと面白くないですよ」と言ってリムーブさせてもらうから当然の結果ですけれども。

 

しっかし、年齢拒否で一番最初に思ったのは、二次元キャラは絶対年取らないけど、貴女は確実に年取るよ…ってことかな…。

 

つまりは、貴女はやがては推しキャラの年齢+10歳に到達する。

そのときこれは痛いぞとすっぱりその世界から去ることが出来るの?ってこと。

今はそんな年になった自分を想像出来ないかもしれないけれど、好きなものから足を洗うというのはなかなか難しいですよん…というのが〇十〇歳年上の私が今まで生きてきて実感していることだから。
 

それに、好きなものが自分を支えてくれているというのもあるし。

 

私みたいに、いい年になってから新ジャンルにハマってしまった人もいるよ(苦笑)

 

 

コスプレイヤーさんなんかは若くないとできないんじゃないかな、引退すんのかなとか思ったけれど、聞くところによると60代の人までいるそうですし。

さすがに露出度の高いキャラはないかもしれませんが…。

 

 

私の二次元のルーツって何かなって考えたら、やっぱディズニーなんだろうなと思う。
ディズニーによる世界初の長編アニメーション映画「白雪姫」

 

 

いつ初めて見たのか思い出せないのでちょっとググって納得。
これ、太平洋戦争前に制作された映画なんですね。驚きました。
あの「風と共に去りぬ」が戦前のハリウッド映画だということは知っていましたが…。

 

あんなの作ってた国と戦争したって勝てるわけないよな…(独り言)

 

だからさすがに私は戦前派ではないので(爆)私は第一世代ではなくて第二世代。

親に幼い時にディズニー映画を見せられて衝撃を受けた世代です。
いつ初めて見たのかは思い出せないけど、小学校に上がるときにはもうすでにディズニープリンセスが大好きで、初めて買ってもらった筆箱は、大きなデパートで「絶対これ!」とわがままを言って買ってもらった白雪姫のイラスト入りのものだったのは覚えています。

 

私の母が戦後にアメリカから入ってきた文化の洗礼を受けて、どっぷりアメリカナイズされてた人でして。

ハリウッド映画大好き、エルビス・プレスリーのレコードは全部持ってる、ウエストが細いけどふんわりと広がったサーキュラースカートを自分で作って着てる写真が結構沢山残っていたりとか。

母のエルビスのファン活動は活発だったな…。
子どもが手を離れたと思ったとたん、ガンガン聖地巡りし始めたのはよく覚えています。
ええ。ファンクラブに入って一人でファンクラブのツアーに入ってアメリカに行ってしまうので…(泣)

自慢じゃありませんが、若いころの私は、エルビスの曲の邦題、全部言えましたもの。聴かされていたから。

そんな母の子だったので、私のディズニーランド初体験は東京ディズニーランドが出来る前、アメリカのLAにあるディズニーランドでした。

 

いや~、久しぶりに思い出した。
私はもう幼児の時から二次元のNLを刷り込まれてたんだ~(爆)

一番好きなのは「Sleeping Beauty」だったなんて、もう完璧でしょ(笑)

 

 

この場面が好き。セルを持ってたりする。

王子様もフィリップ王子が一番好きだ。体格がいい(笑)

でもなんかこのフィリップ王子って大包平に似てるな(爆)

 

 

ほらねwww

 

 

いつの間にか日本のアニメーションがディズニーを追い抜いてしまったけれど、コスプレも日本が世界一になってしまったけれど、やはりそのスタートはディズニー映画への衝撃と憧れ、そして感動をずっと忘れず大人になった人たちなんじゃないのかな。

それを忘れられず、自分もあんな作品を作りたくなって制作側になる人が多数出てきたんじゃないのかな?

 

ディズニーも「白雪姫」制作当時は「大人が楽しめるアニメーション」を目指していたとか。
子供向けのカトゥーンからの脱却とでもいうか。

 

だからかな?初期のプリンスはみんな体格のいい正統派イケメンだった。

プリンセスも白人女性が多い。
物語の舞台がヨーロッパとかそういう白人社会のものが多かったのだからしょうがないね。
だけどアメリカは「人種のサラダボウル」だから。
白人が理想の女性みたいになるのはよくないということで、近年はインディアンとか、アジア人とかいろんな人種が主人公になるように、ビジュアルの一定の「美意識」を強要しないようにしているみたいですけれども…。

そのせいか、ちょっと魅力に陰りが…。

その点、日本の二次元は有利というか、ビジュアル的に一定の「美意識」を推しまくっててもあまり大きな声で文句が出ないし、私も日本人だからその良さがよくわかるし。

 

なんかどんどん話がそれるな。

 

言いたいことはですね…。

 

齢なんか気にせずに自分の「好き」を大事に持ち続けている人たちが、次の時代を作り上げているんだということかな…。

最初の世代が開拓した土地を次の世代がブルドーザーでならして、その次の世代がきれいに道をつけた。

そこをまるでもとからそこに綺麗に舗装された道があったかのように思って歩いているのがあなたたちなんだよ。

 


まあでもだから敬えとかは思わないし。
うん、エネルギーの差はわかるからね。
 

ただ、邪魔にならないようにひっそりとその世界の片隅にいるんだから、見逃して~って感じですね…。

 

 

「BBA拒否」「年齢拒否」の皆さま、

おっしゃりたいことはわかります。

 

今後とも、痛くても見ないふりしてください。

てか、存在を無視してください。

存在すること自体がムカつく、気分悪いといわれても困りますが、極力接触事故を起こさないように、息をひそめて生息しておりますので…。

 

 

 

ここで、もひとつ面白い言葉を…。

 

「武闘派同担拒否」

 

アグレッシブというか、攻撃的なタイプの同担拒否の人のことを言うみたい。

 

 

いやぁ、言葉のセンスが良すぎて、ホント笑えて楽しいわwwwwww

 

 

ちなみに、この「年齢拒否」のことを娘に聞いてみたところ、そういう話題がTwitterで上がっていたことを彼女は全く知りませんでした。
たいていのトレンドは娘の方が先に知っていて、経緯とかいろいろ教えてくれたりするのですが…。

 

彼女らには全く関係ない話題だったからですね、きっと。

 

でも、娘に、「あのアイドル系王子様界隈には近づかないほうがいいよ」という助言は頂きました。
うん、大丈夫。極力息をひそめているから。