さて…
紅白が終わって…。
ちょっといい年になってきたからか「ゆく年くる年」なんぞを見たいなと思ったりする。
でも、現実は…。
テレビはジャニーズのカウントダウンを映している…←もちろん、娘のしわざ。
普段は、ジャニーズよりも新撰組で、全く興味を示さないくせに…。
私は奈良に住んでいますが、今住んでいる場所はいわゆる新興住宅地。
周りには、神社もお寺も皆無です。
実家は奈良の旧市街地にあります。
大仏殿まででも、少し遠いけど歩いて行けるようなところ。
お寺も神社も結構あるので、大晦日の夜は除夜の鐘の音なんかもなんとなく聞こえてきたりしていました。
若草山の山焼きも、ばっちり見えるようなところです。
子供たちを見ていて、大晦日の夜といえば「がきつか」とジャニーズのカウントダウンなのか…と
ちょっと複雑な気分…。
そして、夜、初詣に行った先は…桜井の「大神(おおみわ)神社」
子供の頃から、初詣といえばここでした。
この神社は、三輪山そのものがご神体です。
だから、私の神社の基本的イメージはこの、ご神体である山を背にしている「大神神社」
二の鳥居をくぐり参道に入ったところから、なんとなく神聖なイメージが漂ってきて、
凡人である私にすら、とても不思議なパワーを感じさせる神社です。
夏どんなに暑くても、参道に入ったとたん清々しい空気が満ちあふれる。
そんな雰囲気を感じさせる場所です。
昨日は月が冴え冴えとしていて、星もいっぱい見えて、とても綺麗な夜でした。
大きな大きな一の鳥居から二の鳥居までの間は、屋台がいっぱい出ています。
最近は、鶏の唐揚げとか、お肉の串焼き、フライドポテトなどなど、
油っぽいものがいっぱい…。
昔よくあった、ドングリあめとか綿菓子、べっこう飴なんて、ほとんど見ませんでした。
そういえば、植木市もなくなったな…。
世の中、変わりましたよね…。
そして、着物で初詣…という姿も、ほとんど見られなくなりました。
11月に京都の清水寺に行ったときは、着物の方があちこちにいらっしゃるのを見て最初はびっくり。
でも、観光客の方に着物をレンタルして着付けもしてくれるというお店がけっこうあるそうですね。
ま、奈良の田舎と、京の都を比べたらあかんか…。