妖精のようにかろやかに〜画家・イラストレーター 原島琉理子〜  -13ページ目

妖精のようにかろやかに〜画家・イラストレーター 原島琉理子〜 

妖精や天使、龍やユニコーンたちの世界を描く画家・イラストレーターです。
この地球上で会う約束をしていた、かつて妖精だったあなたとつながりたい!

柴崎るり子 Fairy Calendar 2021
8月の絵は「真実」

花に呼ばれた
たまにそう感じることがあります。

その時もそう。
家の近く、夕方スーパーの帰り道なのですが、
どこからかふわ〜っと甘い香りがして来て、
目をやると黄色い百合が揺れていました。

近寄っていくと、そこのお庭は
黄色と白の百合がたくさん咲いていました。

しばらく甘い香りに包まれて、
妖精さんの存在を感じて
うっとりしてしまいました。

その時、金色の龍が
夜空に昇っていく姿が浮かんで来たのです!
その力強さにハッとしました。

甘い香りの祝福に
光を運ぶ妖精の夜

真実を見つめる
澄んだ瞳

華やかな夜空へ
昇る龍

真実とはなんでしょう。
この時の私は真実を見せてください、
と願っていました。

世の中、どれが本当でどれが嘘なのか、
そんなことに振り回されてしまいがちで。

でも、はっきりと思う。
真実は自分の中、だと。

いろんな意見が対立して
やっぱりわかってもらえなかった…
あの人にわかってもらうには
どうしたらいいんだろう…

そんなことに頭を悩ませてしまうことも
あるけれどそれって
自分の中が分断してるから。

いろんな人が情報発信をして
いろんなことを推奨したり批判したりする。

さあ、あなたはどっちにつく?
と言われてるような感じになります。

それこそ自分の中が分断してるからで、
ちっともひとつになっていない。

話し合うことはすごく大事。
でもわかりあうことってなかなか難しいこともあります。

受け入れてもらえなかった時は悲しくなるし、
相手を受け入れられない時もやっぱり寂しい。

気づくと
あれ?私の中が分断してる…!!
人と自分を、世界と自分を分けている。

そういう時は深呼吸してただ
わたしたちはもともとひとつなのだ、
と思い出します。
そうすると心が落ち着きます。

どんな状況に置かれた人たちも
どの道を選んだ人たちにも
ただ愛と光を送って信頼するだけなんだ、
そういう気持ちになります。

百合の花言葉を調べてみました。
白い百合は「純粋」「威厳」
黄色い百合は「偽り」「不安」
(「陽気」というのもあります)

同じ百合なのに真逆です。

妖精さんはその庭で遊んでいて、
どっちだっていいじゃない、
と言ってるような気がしました。

そして龍の瞳は力強く真実を見つめながらも
この世界を遊んでいるようです。

描きながらそんなことを思いました。

後日、描かせてもらったお礼が言いたくて、
この百合の咲く庭を探したのですが、
ご近所さんなはずなのに
どうしてもどうしても見つけることが出来ませんでした。

それが不思議でしょうがないです。
百合の季節がやってきて
今年もまた探してしまうのですけれど。