妖精たちのささやき〜原島琉理子(柴崎るり子)〜

妖精たちのささやき〜原島琉理子(柴崎るり子)〜

妖精や天使、ユニコーンたちの世界を描くイラストレーターです。この地球上で会う約束をしていた、かつて妖精だったあなたとつながりたい!


これはオリジナルカレンダーの11月の絵✨

「青の風 私は木」

※今年のです。2025年版は今、つくってるとこ。



青い風が吹いて来た

宇宙の風…


このイメージは風を感じて

木を見上げた時にやってきたもの。



ここ群馬は風が強いのです。

都会のビル風くらいの強風が

しょっちゅう吹いている。


ヒューーー、ゴォォォ、バサバサバサ


子どもの頃から、

こんな音を聴いているから

風の強い日は

なんだか懐かしい気持ちがよみがえる。


子どもの頃って、たぶん

今よりもずっと植物とか、

妖精とか、精霊とか、宇宙とか、

身近に感じてたと思う。


風が吹くと喜んでクルクルまわってたり、

虫と遊んでたり

(虫ちゃんはイヤだったと思うけど)

そんな記憶が呼び起こされるのか、


公園などで、風の中、

木を見てるのが好きです。


風に吹かれる枝、葉、

落ちる影が大きく揺れる。


そこから光が生み出されて

パラパラ、ふわふわ、キラキラと

飛び立っていくかのよう。


この感じが大好きなのです。


影と光を風が遊ばせて

新しい何かが生まれていく。


人間の私はその中で遊んでいる。


小さな光の粒を見ていたら

葉っぱの先から意識がつながって


木の幹とつながって

根とつながって

大地とつながって


そのまま地球につながって

空ともつながってしまう。


そして旅する風と共に

何を創造しようかと

真新しい目で地球を見ている。


ほんの数秒間のイメージの中だけど、

それはそれは遥か遠くに

行って来た気分です。


そんな感覚を

精霊と共に描かせて頂いた絵です。


秋っぽくはない絵ですが、、


精霊と共に季節の変化を味わって

楽しく過ごして頂けたらと願っています。