妖精のようにかろやかに〜画家・イラストレーター 原島琉理子〜  -12ページ目

妖精のようにかろやかに〜画家・イラストレーター 原島琉理子〜 

妖精や天使、龍やユニコーンたちの世界を描く画家・イラストレーターです。
この地球上で会う約束をしていた、かつて妖精だったあなたとつながりたい!

柴崎るり子 Fairy Calendar 2021

9月は「喜びの中で」

この絵はすごく時間がかかりました。

何の迷いもなくサクッと出来上がっちゃう時もあるけれど、この絵はなかなかピタッとハマらなくて、ものすごく時間がかかってしまいました。

何回も色を変えたり配置を変えたり、
あー、さっきの方がよかったかも…
と元に戻してみたり。

やっぱりもうちょっとだけ色を濃くしようとか、
この部分だけ変えてみようとか。

そんなことをあーでもないこーでもないと繰り返しました。

普通に考えると、それって時間ばかりかかって良くないことのように思いませんか?
効率が悪いもんね。

でも制作においてはそーでもないと思う。

なんでこんなにキマらないんだーーと思ってるんだけど、心の奥の方ではけっこう楽しんでるのです。
上手くいかないと言いながら絵の中で遊んでるんですよ。

表現したいテーマというかエネルギーというか、
浮かんでるイメージはあるのです。

それをどう描いたらしっくり来るのか。
あれこれ試していると
どんどんその絵の世界の深くまで入って行く感覚になります。

そして、思わぬところで「あ!これきれーい!」
という表現が生まれることもあるのです。

最短の近道を行くか、おもしろそうだからここ曲がってみよう、と寄り道しながら行くのか、
その違いみたいなものかな。

効率とか考えちゃうと遊べないですよね。
時には時間をたっぷり使って遊びたい。

そういう意味で、この絵はすごく楽しかった。

途中のあっち行ってこっち行って、迷って戻って
ちょっとお休みして、を繰り返したそのエネルギーも全部入ってるのです。

最終的に
「あ〜、楽しかった!
イルカくん、また遊んでねー、バイバイ」
って感じにスッキリと終わっている。
遊び疲れた子どものような気持ちでした。

それでカレンダーにはこの言葉を入れました。

表現しよう 心のままに
それだけでいい
太陽を映して
クルクル踊る
クリスタルの輝き
すべてが光を放つ

ここで叶わない願いはない

9月は無邪気な子どもの気持ちで遊びたいです^_^
そういうことが大事な気がします。