デンバー・ナゲッツ、マイルハイの頂上へ…”その列車を終点まで見届けるにはNo.27が必要だった” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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ファイナルのGAME5。

ついにデンバー・ナゲッツがチャンピオンシップを掴みました!

まずはとにかくおめでとう!ジャマール・マレーの男泣きにこっちまでうるうるしました。

もちろん、円安の厳しい中でも、さっそうと現地から優勝Tシャツとタオル買いましたよ!

 

 

 

 

かと思えば・・・何やってんの。笑

仲が良すぎの2人は一緒にプールへどぼーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

GAME5の序盤は本当に調子が上がらなかったですね。2Qの中盤には10PTS差をつけられ、ヨーキッチはファウルトラブルで、ファイナルで初めてデアンドレ・ジョーダンがフロアに立ったりもしました。

やっぱり緊張があったのか、それとも丁寧に行き過ぎたのか。ナゲッツらしくない時間帯が続いたように思います。

でも、あの子たちは気持ちを切らすことはありませんでしたね。それがこのチームの良いところなのです。忍耐強く待つことができる。耐え忍ぶことができる。そして何とかあの手この手でついて行って、どこかで逆襲のタイミングを待つことができる。それが彼らの強さだと思う。

 

 

では、普通のファイナルの試合の記事を読もうかとも思ったのですが、私としてはチャンピオンシップを取った暁にはどうしてもマレーのことを読まずにいられないと思っていたので、そちらをまずご紹介したいと思います。
 

 

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Jamal Murray, you’ll always be our NBA Finals MVP

ジャマール・マレー、あなたはいつも我々のNBAファイナルMVPだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂から歓喜の涙が流れ落ちる前に、ジャマール・マレーは空を見上げて笑った。

 

月曜の夜、NBAファイナルのハーフタイムで、ブルーアローはフィールドゴール(2本)よりもターンオーバー(3本)の方が多い状態になっていた。彼のナゲッツは7PTS差で追う展開だった。彼らは窮屈そうだった。No.27は、よりタイトに見えた。

 

3Qが始まる数分前、ホームのロッカールームから1人離れて歩いていたマレーは、ベルベットロープの向こう側で待つ父ロジャーに会うため、ボールアリーナの地下に立ち寄った。

 

父は身を乗り出し、静かに語りかけた。マレーは頷いた。ロジャーも同じように頷いた。

 

ブルーアローは父と肩を抱き合い、背中の重石が取れたかのように素早く後ろにステップを踏んで微笑んだ。

 

 

彼の後半戦の成績は、シュート8本中4本成功、3P2本、リバウンド5本、アシスト4本、10PTS、そして豪華で輝く黄金のトロフィー1つだった。

 

“この瞬間を一生楽しみたいよ。”とナゲッツがマイアミを94-89で退け、球団史上初のチャンピオンシップを飾った後、マレーはカメラクルーに語った。

 

“記憶に残しておくよ。”

 

頂上からの景色を楽しんで、坊や。

マレーのスナップショットは、忍耐力、混乱、そして登山に関しては 1,000語以上の価値があることが証明された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコラ・ヨーキッチは、多くのフランチャイズの悪魔を敗退へと追いやった後、ロサンゼルスで支持されたのと同様に、NBAファイナルMVPに値するプレーヤーだった。しかし、ナゲッツは、すべてのシリンダー、すべての活力にアローが火力を発射することなくここに到達することは、決してできなかった。

(※マレーの愛称はブルーアローなのです)

                

 

NBAファイナルで21.4PTS、10ASTを記録したオンタリオの至宝。憎きレイカーズ相手には1試合32.5PTS、5.3ASTを記録し、ほとんどのハリウッドのプロデューサーが失笑するような脚本を書き上げた。ナゲッツがチャンピオンシップを目指す上で最も過酷なポストシーズンのテストとなった、有利なフェニックス・サンズとの6試合での勝利では、1試合平均24.8PTSを記録し、デビン・ブッカーを凌駕した。

 

マレーとデンバーは、2年前の春、この日が来ることを皆に気づかせた。このタイトルが来るということを。しかし、その列車を終点まで見届けるには、No.27が必要だった。

 

 

2021年4月21日、マレーの膝は爆発した。それから782日後、リハビリ、痛み、憶測と疑念の末、No.27はラリー・オブライエントロフィーを明日をも知れぬように抱きしめた。長い昨日へのオマージュである。

 

“僕にだって疑問はあったよ。“とヒートを敗退させるために14PTS、8REB、8ASTを投下したマレーはそう語った。

 

“それは自然なことだろ?"

 

 

 

 

 

 

 

あーもう泣ける!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして当然ながら、最後までハラハラさせてくれた。最初の3クォーター、GAME5は昨年秋のブロンコス対コルツ、ブロンコス対ナイナーズの再放送のような感じだった。

 

もしロックファイトが好きなら、月曜日の夜はそんな人のためのゲームだった。マイアミの唯一の希望は、ナゲッツを泥沼に引きずり込み、ゼブラがそれを許してくれることを祈ることだった。

※ゼブラ:アメフトの審判のこと。シマウマ模様のユニフォームを着ていることに由来

 

 

前半残り1分21秒、頼れるキャプテン、ブルース・ブラウンが2本のフリースローを外した。ハーフタイムまで52秒、コールドウェル-ポープがブレイクからのレイアップをぎこちなく外した。

 

変な夜だ。奇妙な呪いのようであった。

 

 

ナゲッツは、1Qの途中でホームの観客をゲームから退場させ、早々に望ましくない事態に陥った。一方、ヒートは、50/50のボールに対してハッスルし、カップにドライブし、コールが鳴るとすぐにナゲッツのビッグをファウルトラブルに陥れ、第8シードの負けん気の強いプレーを見せたのだ。

 

試合開始時に10本中1本のシュートしか決められなかったら、オプションはすぐになくなってしまう。特にヨーキッチ以外のスターターが0-7からスタートした場合はなおさらだ。

 

しかし、デンバーナゲッツのチャンピオンシップまでの道のりは、NBAの近代史の中で最も支配的なもののひとつであった。マイケル・ポーターJr.のダブルダブルは、シュートの不調を補って余りあるものだった:”0PTSでも構わないよ。チャンピオンになれたんだから。“

 

 

 

 

 

 

 

本当に苦しかったですもんね。責任も感じていただろうし。

でもナゲッツが彼を待ったことが正しかったと証明してみせましたよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、それがNo.27の特徴だ。彼は道を切り開く。膝の手術からでも。奈落の底からでも。ボールだーが飛び始めると、そういう男が必要だった。

 

"このフロアの誰もが僕を信じていたんだ。"とマレーは、涙をこらえながら言った。

 

“(彼らは)自分たちらしい姿に戻るために、僕を信じてくれていた。“

 

 

ヨーキッチはハードウェアを持っている。しかし、マレーは皆の心を掴み、父親のささやきを受けて躍動し、頂上まで長く曲がりくねった道を進んでいったのだ。

 

 

原文:Denver Post

Jamal Murray, you’ll always be our NBA Finals MVP

 

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ええ、マレーはいつだってみんなの心のMVPです。

それはファンだけではなくてチームにとっても、だと思います。あの子がいなければ、あのヨーキッチも100%にならないですしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このチームは全員そろってデンバー・ナゲッツですから。彼らに必要だったのは、全員が健康でプレーオフに臨めることだったと思います。

だから、マレーだけではなく、ポーターもゴードンも両ブラウンも、KCPも…ジョーダンも、グリーンも全員そろってMVPなのです。本当に素敵ですね!

 

彼らは彼ららしく、最後の試合まで派手ではなかった。それが嫌いっていう人も多いのかもしれないけれど、私はそんな彼らの堅実なチームが好き。

私はこのチームがこうなる時が来ることを信じていました。ええと、バブルの時くらいから。

ああ、このチームはもっと強くなれるって思いました。マレーの負傷とかセットバックもあったかもしれないけれど、彼らは家族ですから。彼を待って、一緒に戦って一緒に頂点へとたどり着きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、素敵なシーズンが終わりました。応援していたチームのうち2チームが、自分が応援中に初のチャンピオンになったなんて、とても感慨深いです。

振り返れば、本当にナゲッツは強かった。16-4の成績をプレーオフで残しました。

少しでも、スーパーチームが一番強いわけではないことを証明できたと思う。

ありがとう、デンバー・ナゲッツ。愛をこめて。

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。