ルカ・ドンチッチの驚異的な回復と、HCの奇策で王手も…"我々はまだ何も成し遂げていない。“ | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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いやールカ・ドンチッチ。びっくりしましたねぇ!

めちゃくちゃ痛がっていたはずの首は、まったく彼の動きを制限しているようには見えませんでした。

42PTSであわやTDも狙えるようなスタッツでしたしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼はやっぱりすごい。彼は間違いなくスタープレーヤーです。

対して…クリッパーズは崖っぷちです。まさかこんな展開になるなんて、誰が予想していたのでしょう。

このロスタ構成で、レナードがいて、ジョージがいて…本当はサージも貢献してくれる予定でしたが、背中の負傷でほとんどフロアに立てていません。バックアップセンター不在(?)のチームは、ズバッツはいるものの、バトゥムを使ってのスモールボールを強いられている。

それはそれでありなのだろうけど、対するマブスは比較的リーグでもビッグラインナップなんですよね。これは相性的にきつかろう…。

 

マリアノビッチはそれほどインパクトを残したわけではありませんでしたが、あの高さは少なくとも気にはなっていたように見えました。プレーオフの大事な局面で、そういう勝負に出られるHCの気持ちの強さはすごいですね。

しかし、それを差し置いたとしても、レナード率いるクリッパーズが2年連続でこんな風に苦戦を強いられるとは。シーズンの終盤も調子が良かっただけに、なんか不思議ですね。

 

では、今日の試合の記事を読んでみたいと思います。

 

 

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Luka Doncic, Mavs bounce back with gritty win over Clippers in Game 5 to take 3-2 series lead

ルカ・ドンチッチとマブスがGGAME5でクリッパーズに辛勝し、シリーズ3-2のリードを奪う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステイプルズセンターの観客は信じられない気持ちでいっぱいだった。どこかでチャールズ・バークレーも信じていたかもしれない。少なくとも、マーベリックスがこのシリーズで4連敗するというGUA-RAN-TEEを出した後は信じていたはずだ。

 

しかし、回復したルカ・ドンチッチの活躍により、マーベリックスは105-100でクリッパーズに勝利し、シリーズを3-2でリードして金曜日のアメリカンエアラインズセンターでのGGAME6に臨むことになる。

 

ドンチッチは42P T S、14A S T、8R E Bを記録し、3Q終盤には16-0のランでマーベリックスを圧倒し、2011年のNBAファイナル以来となるプレーオフでのシリーズ勝利まであと1勝とした。

 

ドンチッチは、37本のシュートを打ったが、4Qには1/8を記録したことを指摘し、“もっと良いプレーをしなければならないよ。”と語った。

“多くのシュートを外してしまったし、決めるべきレイアップも外してしまったからね。”

 

“でも、僕だけじゃなくて、チーム全体がエネルギーを出してくれたんだよ。それで勝利を手にすることができた。それがすべてだよ。”とドンチッチは、ドリアン・フィニー・スミス、ハーダウェイ、ドワイト・パウエル、クリスタプス・ポルジンギスの名を挙げてそう語った。

 

 

4Q序盤で16点差をつけられたクリッパーズは、ダラスのディフェンスがスタープレーヤーのポール・ジョージとカワイ・レナードをそれぞれ23PPTSと20PTSに抑えたものの、その差を少しずつ縮めていった。

 

クリッパーズは101-100に迫り、残り18.8秒でドンチッチのターンオーバーからリードを奪うチャンスがあったが、残り8.8秒でニコラス・バトゥムがコンテスタント・レイアップをミスし、マーベリックスがフリースローで試合を終わらせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NBAのプレーオフの歴史では、2-2の同点で迎えたシリーズのGAME5に勝利したチームは、82.5%(211戦中174戦)の確率で勝利を収めている。このシリーズでは、ロードチームが5戦全勝しており、その割合に反している。

 

“前は、先に4勝したチームが勝ちだったって知ってるよ。”と否定的な意見について聞かれたハーダウェイは答えた。

 

“シリーズを通して見ると、アウェーチームがすべての試合に勝っているから、ホームで最初に勝ったチームに軍配が上がると思う。今はそこに焦点を当てているよ。”

 

 

2011年の勝利以来、ダラスがシリーズを締めくくるために1勝差に迫ったのは、2014年5月2日、ホームでサンアントニオを113-111で下し、その1stラウンドシリーズを3-3のタイにしたときだけだった。しかし、その2日後、サンアントニオでのGGAME7にマーベリックスは大敗してしまったのだった。

 

もちろん、あと1つの勝利を得ることは簡単ではない。クリッパーズは、アメリカンエアラインズセンターで行われたGAME3とGAME4で、17,000人以上の観客を集めたにもかかわらず、合計35点差で勝利しているが、これはステイプルズセンターで許可されている規模の2倍以上だ。

 

ドンチッチは、ダラスが敗戦したGAME3とGAME4では首の怪我の影響で調子を落としていたが、GAME5ではダラスの37本のバスケットのうち31本を得点またはアシストした。彼は3Qまでに40PTSを記録したのである。これはキャリアの中で13回目の40PTSゲーム(レギュラーシーズンとプレーオフ)であルガ、そのうち5回はクリッパーズとの対戦である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ルカ・ドンチッチは、私が今まで見てきた中で、最もタフなプレーヤーの一人だ。彼は戦士のような男で、たまたま世界最高のプレーターの一人でもあるんだよ。”とマーベリックスのリック・カーライルH Cは語った。

 

 

この日のマーベリックスは、3Q残り5分で72-67と最大のビハインドを背負っていたが、その2分後にダラスのディフェンスが躍動し、ステイプルズセンターは衝撃的な静寂に包まれた。

 

この16-0ランは、3Qの6分間でプラス17の働きをしたパウエルと、3つのスティールが決め手となった。ダラスは、GAME4では3つ、GAME3戦では4つのスティールしかしていなかった。

 

ドンチッチは、GAME4では9/24のシュートで19PTSにとどまったが、終始、首の怪我の影響は見られなかった。

 

ドンチッチは、9分21秒で最初の17PTSを獲得した。彼は最初の5本の3Pを成功させ、1Qでの19PTSは、彼のプレーオフキャリアの中で最も得点の高い1Qの7PTSを上回った。

 

“最も重要なのは、休息とマッサージだね。”と語った。

"今日はだいぶ良くなっていたよ。“

 

 

カーライルとティロン・ルーの両ヘッドコーチ同士のチェスのような対戦が続いているが、GAME5では、ティロン・ルーがティップオフ前に予測していたにもかかわらず、カーライルは相手に一石を投じたのだ。

 

それは、289試合のキャリアで26回目のスターターを務め、プレーオフでは初のスターターとなる、7フィート4インチのボバン・マリヤノヴィッチだった。また、ダラスはマリヤノビッチが出場した20分間、ゾーンディフェンスを行っていた。

 

 

 

 

 

 

 

“試合に出る必要がある場合は、そこにいるよ。チームを応援する必要がある場合、黙って拍手する必要がある場合は、それが重要なことだと思っている。自分のチームに勝利して素晴らしいことをしてもらいたいからね。”

って、マリヤノビッチ。ほんっとにこの子はいい奴です。大好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7フィート4インチのポルジンギスとともに、ダラスはツインタワーのような外観になり、必要なリムプロテクションが得られ、スターティングユニットの身長差は合計17インチになった。

 

Elias Sportsによると、過去40回のポストシーズンで、これより背の高いスターティングファイブは1つしかなかったという。2003年のダラスでは、ショーン・ブラッドリー、リーフ・ラフレンツ、ダーク・ノビツキー、マイケル・フィンリー、スティーブ・ナッシュの5人だった。

 

この新しいスタイルとドンチッチの好調なスタートにより、マーベリックスは31-21とリードを広げた。しかし、ハーフタイムまでにダラスのリードは2PTSになり、その後はドッグファイトとなった。

 

金曜日の夜、アメリカン・エアラインズ・センターでは、クリッパーズは敗退を避けるために必死になるはずだ。

 

今シーズン、そしてこのシリーズを通して、マーベリックスは回復力を見せてきたが、ホームでは不可解なほど低迷する傾向があった。カーライルによると、何らかの理由でダラスはアウェーでより集中しているとのことだ。その集中力を金曜の夜に発揮する必要があると言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“まだ何も成し遂げていないよ。”と彼は言った。

“我々は、ボールから目を離さず、プロセスに集中し、GAME6に向けての調整に集中しなければならないね。”

 

“そして、GAME6では最初の5分間に勝てるようにして、そこから先に進むんだ。”

 

 

原文:Dallas News 2021.6.2(現地)

Luka Doncic, Mavs bounce back with gritty win over Clippers in Game 5 to take 3-2 series lead

 

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“前は、先に4勝したチームが勝ちだったって知ってるよ。”

 

ハーダウェイJRのこの返しは笑った。それ以外のことはどうでもいいっていうね。過去のデータとか、そんなもんはクソくらえってことですよ。ごもっともです。

 

 

 

 

 

 

 

“仕事はまだ終わっていないよ” これもごもっとも。あと1勝が一番大変なんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、レギュラーシーズンの最後の2試合でレナードとジョージを休ませたことで、ティロン・ルーは“レイカーズと当たらないようにするために、むしろ敗戦することを狙って休ませたんだろう”と、勝手にメディアやアナリスト、ファンなどが予想していろいろと言われていましたが、“なんとでも言えばいい。”と返していたのでした。実際、休ませた方が良い状態だったのかもしれないですしね。負荷管理で。

しかし…万が一、Round1で敗戦するようなことがあったら…

それはもう、

レイカーズに当たっておいたほうが良かった

 

…ってなりますよ?そうすれば、不運だった、仕方なかったって言われますから。

 

もちろん、この対戦はまだまだどうなるかわかりません。ここから逆転勝ちってことは往々にしてあります。

それでも、さすがに2-0になった時に“こんなのは全然大丈夫、気にしてないよ”って言っていたクリッパーズのメンバーだって、さすがに少しはプレッシャーがかかっていると思います。まあ、レナードはそういうプレッシャー状態にも強いプレーヤーですが、バスケットボールは1人で戦うスポーツではないですからね。

先日のブレイザーズの試合のように…リラードがあれだけの鬼神状態でも勝てなかったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

次の試合が終わった時には、このにくったらしくて可愛い笑顔が見られますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

次の試合に勝った方が勝ち抜くような気がしているデルフィですが、できればここはマブスに勝ってほしいかな…そういうシーズンも良いじゃないですか。

ジャズ、サンズ、マブス、ナゲッツでRound2をやってくれたら、どこが勝っても喜べそう…そうなるといいな。

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。