シーズンのボイコットにLA2チームが投票。“シーズンは危機に瀕している”:ヒルやバンブリは・・・ | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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毎日が24時間で足りない日々ですが、
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いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

今日の試合、ボイコットになりましたね。たぶん明日も。

 

昨日、ラプターズのフレッド・バンブリートとノーマン・パウエルが、プレーオフの2ndラウンドのGAME1をボイコットすることについて話し合ったということをここでも少しお伝えしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、Instagramにその話題が上がってくると、コメントを残していたファンの多くは“何言ってんの”とか、“他のチームがそれに続く訳がない”とか・・・そういうのが多かったんです。

もちろん、その気持ちをリスペクトするというようなコメントもありましたよ。賞賛の言葉も多かった。

でも、どちらかと言うと批判的な言葉が多かったように思います。

 

しかし・・・

 

実際にそれは起こりました。

 

 

 

バックスがステートメントを出しました。

 

 

 

 

 

 

 

だから、ファンが思っている以上に彼らはこの問題について強い気持ちがある。

信念があり、真剣に考えているんですよね。

今日予定されていた試合で、バックス(彼らは自分たちのホームの州で銃撃事件が起こった)は声明を出し、ボイコットをすることを決めた。ラプターズがそうする前に、彼らが動いた。ラプターズもセルテと話し合っていたようですが。そして、他のチームもそれに続きました。

 

その後、現地のPM8時から、プレーヤーたちは今後どうするのかを話し合ったんですよね。

そのあたりの記事を1本読んでみたのでご紹介します。

 

 

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NBA playoff games on Thursday likely to be postponed

木曜日のNBAプレーオフゲームは延期される可能性が高い

 

 

バックスの出したステートメント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ESPNのエイドリアン・ウジャロースキーによれば、NBAプレーヤーは木曜日の夜に予定されている3つのプレーオフゲームに出場しない可能性が高い。

 

水曜日の夜のプレーヤーのミーティング、および一部の時間、コーチは、再開されたシーズンを続けるかどうかに焦点を当てていた。今のところ、少なくとも、木曜日にゲームをプレーしないという推進力に傾いている。

 

ミルウォーキー・バックスは、GAME5のオーランド・マジックとの対戦をボイコットすることを決定し、水曜日のヒューストン・ロケッツとオクラホマシティ・サンダー、ロサンゼルス・レイカーズとポートランド・トレイルブレーザーズの間の他の2つのプレーオフゲームも同様に中止された。

 

 

NBA理事会は、水曜日の議論の進展に対処するために木曜日の朝の会議を召集した。

 

ミルウォーキーがフロアに上がらないという決定は、ウィスコンシン州警官のキノーシャが日曜日にジェイコブ・ブレイクを撃ったことをきっかけに行われた。武装していない黒人のブレイクは、車に近づいている時に数回撃たれた。29歳の彼は現在ミルウォーキー病院で腰から下に麻痺を負っている。

 

今週初め、バックスのポイントガードのジョージ・ヒル、トロント・ラプターズのフレッド・バンブリートは、他のプレーヤーが警察の残忍事件と人種的正義のために直接闘うのではなく、NBAのバブルでバスケットボールをすることだけに制限されていることに対して苛立ちを表明していた。

 

バンブリートと彼のチームメイトであるノーマン・パウエルは、ボイコットの可能性さえ提起していたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“僕らは何もできない”とヒルは月曜日に、彼らの街の近くでの銃撃に応じてバックスが何ができるかについて言った。“まず第一に、僕らはこのいまいましい場所に来るべきではなかったよ。正直言ってね。”

 

その後、ヒルはボイコットに関するチームの声明を読んだとき、変更を求めた。

 

“僕らは国会議員と法執行機関に同じことを要求しているんだ。ジェイコブ・ブレイクの正義を求め、将校に説明責任を負うよう要求する。これが発生するためには、何ヶ月も何も行動しなかったウィスコンシン州議会が再度召集され、警察の説明責任、残虐行為および刑事司法改革の問題に対処するための有意義な措置を取ることが不可欠だよ。”とベテランのNBAガードはそう語った。

 

 

ESPNのラモナ・シェルバーンは、バックスのプレーヤーがボイコットの代わりにミルウォーキー副知事のマンデラ・バーンズと話し、抗議を政治的行動に変える方法について話し合ったと報告した。

 

NBAに何が起こるかはまだわからないが、ベテランプレーヤーがボイコットに続いて“シーズンは危機に瀕している”と言ったことは注目に値する。

 

 

原文:Clutch Points 2020.8.26(現地)

NBA playoff games on Thursday likely to be postponed

 

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“この世界は変らなければならない。”

 

 

 

 

 

 

 

 

“シーズンは危機に瀕している”

 

 

こう言った後、実際にシーズンを続けるのかやめるのかについてチームごとに投票が行われたということです。

その結果、LAの2チームは“シーズンをボイコットする”に投票したとのこと。

優勝候補の2チームがですよ?続けたらチャンピオンになれる可能性も高いチームがそうしたのです。

それはもう、事の重大さがどれほどのものであるかを大きく物語っていると思いますね。

ちなみに、他のチームについては今の状況に満足している訳ではないが、シーズンを続けることに投票をしたようです。まあ、ここまでくるのに犠牲にしたものもたくさんあるだろうし、やることだけはやりきって・・・という思いもあるでしょう。その気持ちはよくわかります。

 

しかし、それはプレーヤーすべての気持ちを表しているものではなくて、続けると投票したチームの中にもボイコットをすべきだと感じている選手がいるだろうし、逆もまた然りなのではないかと推察されます。

特に、上記でコメントが引用されているジョージ・ヒルやフレッド・バンブリートの気持ちは相当に穏やかではないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その関連で、別の記事からバンブリートとノーマンのコメントの一部が拾われていたのでこちらも確認しておきます。

 

 

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ラプターズは日曜日にブルックリン・ネッツとの対戦で1stラウンドのスイープを祝っていた。しかし、彼らのお祝いはブレイクが撃たれた事件を知った後、短命に終わった。

 

フレッド・バンブリートは真の変化を求めている。

 

ラプターズのタレントである彼は、The Athleticのブレイク・マーフィーを介してこう言っている。

 

“僕はかなり興奮していたけど、その後ジェイコブ・ブレイクが撃たれるのを見なければならなかった。それは物事のトーンを変えるんだ…それは僕らがしているすべては、ただ通り過ぎているだけのように感じ始めているということで、何も変わっていないんだ。”

 

“よく、僕らはマイクを目の前に置いている。”とラプターズのスターであるバンブリートは付け加えた。

“でも、僕らは抑圧された存在であり、責任は自分たちにある。どの時点でそれについて話す必要がなくなるんだろうか?僕らは皆、責任があると見なされているだろうか?”

 

“僕らは何をあきらめようと思っているんだろうか?僕らは実際に何をやろうとしているのかをf ***に伝えられるのか、それとも背中にBlack Lives Matterと書かれたTシャツを着たりするのがクールなだけなんだろうか?”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンブリートのチームメイトであるノーマン・パウエルは、人種平等のペースが遅いことと警察からの過剰な力に関して同様の感情を持っている。

 

“僕は正直イライラしているよ。”とパウエルはThe Athletic経由で言った。

 

“残念だよ。僕はさまざまな感情を持っている。僕はかなり疲れていて、ここに座って、このことについて再び話さなければならないのは胃が痛くなるよ。”

 

“これらの事例に関与している警察官は怖れていないんだ...納税者はこれらの休職に対して支払をしているんだよ。”とラプターズのタレントは付け加えた。

 

“(僕らが)立ち上がって物事を要求するまで、何も変わることはない。それをやり遂げるまで、腹の立つことに、変更されることはないんだよ。”

 

バンブリートとパウエルがメッセージを配信するためにゲームをボイコットするかどうかはまだ不明だが、2人のプレーヤーがアイデアについて話し合ったようだ。

 

 

ーSportsnet Canadaより一部抜粋

 

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私は彼らが出した答えなら、もちろん尊重する。

それだけ大きな問題なんだと。それと戦おうとする思いを誇りに思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一体どうなるんでしょうかねぇ。

なんで同じ人間なのに迫害をする風潮があるんでしょうか。

そして、私たち東洋人は、わりとブラックからさえ高圧的にされている部分はありますよ。

ジェレミー・リンがそういう理由で嫌な思いをさせられていたのはよく知られている話。

わりと身近にありますよ。差別の問題は。ちなみに私の職場は強い男尊女卑があります。

たぶん、人種差別の問題は簡単な問題ではない。白人が黒人に対する態度を変えるだけでは、この問題はたぶん終わらないし、そんなに簡単に変えられるものでもない。肌の色、性別、家系、それ以外にもたくさん。

 

でも、すべてをクリーンにできなくとも、一歩ずつ前に進むことが大事ですから。

彼らは、ステートメントをコートやユニフォームに載せるだけでは足りなかった。

CMで訴えかけても、動かせなかった。じゃあ、次はどうする?

きっと彼らは諦めずに、社会を動かそうとするでしょうね。

彼らの思いと取組みを見て、多くの人の心が動かされることを願っています。

 

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。