ポジションレスのバスケットボールがNBAに与えた影響とは。ドンチッチ/ヨーキッチ/ブーチェビッチ | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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NBAが大好きな、しがない大学職員の書くブログ。
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苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

最近ちょっとブログが不調です。(←何をもって不調というのか)

時々訪れるこの感じ。ちょっと質が落ちているかなあ。皆さんに楽しんでもらえているかが本当に心配ですね。

 

そんな状況ですが、今回読むのはちょっとしたコラム。

内容的には「ごもっとも」と思うようなものではありましたが、何せAll-Starウィークエンドだったためか

豪華メンバーにインタビューできているという点がなかなか興味深かったんです。

それも、スキルズチャレンジに出場したメンバーばかり。

要はバスケットボールの「スキル」に焦点を当てた記事なんですね。

(でもコンリーは出てきません。ここでは若手とビッグマンに注目が集まっていますので)

 

 

 

↓これはエンビードのおふざけだろうか。笑

幼少時代の自分のヒーローは二コラ・ヨーキッチ、って君たち年齢変わらないでしょ。汗

 

 

 

 

ポジションレスのバスケットボール。

確かに最近はこれが主流です。ビッグマンも3Pを打ちますし、スモールラインナップになればセンターらしいセンターの選手はフロア上にいません。そうしたスピード重視のゲームになります。

それだけ選手に求められるスキルは多くなり、器用であることが必須になってきています。

正直なところ、私はそれをさほど歓迎していないけれども、スター選手になるには必要不可欠なのかもしれなせんね。

 

 

そのあたりのことを書いた記事があったので読んでみました。

特に注目しているのがルカ・ドンチッチ、二コラ・ヨーキッチ、そして二コラ・ブーチェビッチ。

コメントをもらっているのはベン・シモンズにトレイ・ヤングにジェイソン・テイタム、ラウリ・マッカネンという豪華ラインナップ。それだけでも興味深いですね。

 

 

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How positionless basketball has changed NBA

ポジションレスのバスケットボールはNBAをどのように変えたのか

 

 

今シーズンいろいろなルーキー記録を塗り替えているドンチッチです。

新人王に関しては、オッズをつけるのをやめたらしいです。もうルカで決まりだからって。

 

 

 

 

NBAはポジションレスバスケットボールの新時代をむかえた。そこではポイントガードはもはやボールを支配する事はなく、フォワードはもはやペイントエリアを埋め尽くす事はない。そしてセンターはもはやダンクとレイアップに限られてはいないのだ。

バスケットボールのこの時代は、プレーヤーはすべてを行なうことが期待されており、特にフロアのスペースを広げることと3Pを撃つことに重きが置かれている。

 

ルカ・ドンチッチ、ニコラ・ヨーキッチそしてニコラ・ブーチェビッチ―彼らは全員キャリアイヤーであり、土曜日の夜にシャーロットで行なわれた17回目スキルズチャレンジに出場していた―彼らはこの劇的な変化を完全に例証していた。

 

スペクトラムセンターでは、この国際的トリオの間で開催される競争があった。

 

“僕はおそらくスキルチャレンジはーキッチだと言うよ。僕は彼と対戦することになると思うんだよ。”と、ドンチッチは言った。

“なぜって、僕らは二人とも元ユーゴスラビア出身だからね。ああ、ニコラ・ブーチェビッチもね。だから僕は彼らと競争したいんだよ。”

 

 

 

 

 

 

 

カール-アンソニー・タウンズが初めてスキルズチャレンジに勝ったガード以外の選手である。それは2016年のことだった。1年後、クリスタプス・ポルジンギスもヨーロッパ人プレーヤーで初めて3ラウンドの障害物コースイベントで3ラウンド戦って勝利をおさめた。ドリブル、パス、3Pショット、蛇行をすべてパーフェクトにこなしたのである。

このコンペティションに勝つための原型となる型はもはや存在しない。以前は2度のチャンピオンであるガードの、スティーブ・ナッシュ、ドウェイン・ウェイド、デイミアン・リラードなどが優勢だった。

 

“ヨーキッチはとても、とても高いバスケットボールIQを持ったプレーヤーなんだ。だからとても腕が立つんだよ。”とブーチェビッチは語った。

“彼はビッグマンとして幅広いことができるんだ。これまでのビッグマンでは持ち得なかったことがね。彼のパスさばきは、彼の周りにいる対戦チームのディフェンスプレーヤーにとってとても難しいんだよ。なぜなら、彼のパスはみんなを巻き込むことができるからさ。”

 

ヨーキッチはバスケットボールにおいてNo.1のパスのできるセンターである。(1試合当たりキャリアハイとなる7.7AST)、ブーチェビッチはそれにつられるように続いている。(キャリアハイとなる3.8)ブーチェビッチはシューティングでもキャリアハイとなる38%の3Pを決めており、センターの中で両者はスコアリングでトップ5、リバウンドでトップ10に入っている。

 

インサイド、アウトサイドにかかわらず――ヨーキッチとブーチェビッチはいつでも快適なゾーンにいる。

 

 

 

ヨーキッチはあんな冷たそうな顔して、結構面白い若者ですからね・・・笑

 

 

 

 

その多面的な傾向はNBAの国際的なビッグマンの間で急速に発展している – ポルジンギスからブーチェビッチに、ヨーキッチに、マルク・ガソルに、ジョエル・エンビードに、そしてラウリ・マッカネンに。

 

“それは僕にぴったりさ”とマッカネンは言った。

 

“僕は育つ過程で、信じてもらえるかわからないけど、ガードだったんだよ。僕はそんなに背が高くはなかった。だから僕はポイントガードとシューティングガードをプレーして育ったから、いつもそんなこと(ガードのようなプレー)をやっていた。そしてそその後ちょっと大きくなったんだよね。だから僕にぴったりなんだ。僕は自分のゲームやその他のものを変更する必要はまったくなかったよ。”

 

フォワードとセンターは今やシュートを打つことができる。彼らは今やパスをすることができる。彼らは今やスペースを広げることができ、どこででもプレーすることができるのだ。

 

 

 

↓ラウリはブルズの期待の若手ですからね!

 

 

 

 

“(ヨーキッチ)はガードするのが難しいんだよ。”とベン・シモンズは言った。6-foot-10のサイズがある“ポイントガード”なのだ。

“フィジカル的に言えば彼は大きな選手だ。彼は得点を取ることができて、ペイントの外からシュートを決められる。パスもできる。彼はボールを運ぶこともできる。彼は本当に何でもできるよ。”

 

それが2019年のチャンピオンを主張するというチャンスに関してはヨーキッチは控えめだった。

 

“僕は完璧である必要があるよ”と彼は言った。

“僕は自ら3Pを決める必要がある。僕は最初にパスをする必要がある。それが唯一のチャンスさ。”

 

ドンチッチはこのグループと同じ身長を備えていないかもしれない - 6 – 7の身長に、218ポンドのフレームである - しかし彼は同じようにポジションレスである。彼のボール処理能力により、ダラス・マーベリックスはデニス・スミスJr.を動かすことを余儀なくされ、ポルジンギスの獲得は、ペースの速い、マルチスキルのユニットでフロアを広げることへのチームの関心をさらに高めている。

 

“僕はドンチッチのプレーを見るのが大好きなんだ。”とアトランタのトレイ・ヤングは語った。

“彼はとても賢いプレーヤーなんだ。彼は本当に得点を決められる。僕は自分たちのゲームはプレースタイルに関して多くの類似点があると思うんだよ。彼は確かに僕より少し背が高いけど、それ以外にも、僕らの知性の能力やそんなものには類似点がたくさんあると思うよ。”

 

 

 

↓あ、しまった!画像の中にヤングがいなかったーー!!

 

 

 

 

19歳の彼は、すべてのルーキーをリードしているポイント(20.7)、そして2番目に位置しているリバウンド(7.2)とアシスト(5.6)を獲得している。そんな中なので、NBAはWestern Conference Rookie of the Monthを全部で3回獲得している。

 

“このリーグにおいて、すべてのことを少しでもできる人は、かなり成功しているよね”とボストンのジェイソン・テイタムは述べた。

 

ドンチッチ、ブーチェビッチおよびヨーキッチの相互接続された性質は、それらの国際的なルーツ、高い身長および幅広いスキルセットから来ている。それをすべて実行できるということは、スキルチャレンジに勝つための必要条件だ。さらに重要なことには、成功をおさめるにはこのポジションのないバスケットボールの時代にも対応できることが必要なのである。

 

 

原文:AMICO HOOPS 2019.2.17

How positionless basketball has changed NBA

 

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こうなってくると、さらにNBAは少数精鋭な感じになってきますよね…汗

生き残るにはいろいろなことができないといけない。

 

 

こちらは「二コラ」の発音をめぐって、討論する二人。笑

ヨーキッチは「Nick-a-luh.」なんだって。ブーチェビッチは彼のことを「Nick-o-la」で発音していたらしい。

 

 

 

しかし、今シーズンのナゲッツの飛躍は明らかに二コラ・ヨーキッチの覚醒(まあ、昨シーズンからすでに覚醒していた気はしますが)なしには語れない感じになっていますね。

彼のパスは本当にうまい。ノールックなんてお手の物ですし、スキルズチャレンジの時も片手でパス決めてましたね。

司令塔が長身の選手、って言うのが最近は確かに増えている感じはします。

そう思うと、ポジションレスになってきたというより、ビッグマンが器用になってきたという感じな気もしますが。

 

センターポジションに居ながらにして、実際のPGとともに試合を作る。これは厄介です。

インサイドにボールを運んだ後にも選択肢が多いということですからね。

最近ではラプターズのPFであるパスカル・シアカムもパスをよくするようになって、ポイント・フォワードなんて呼ばれていたりもしますが、ゴール下にボールが運ばれて、そこからダンクかレイアップかと思っているところに、きれいにインサイドアウトで3Pなんてこともざらです。

 

 

 

ちょっと話がそれますが、若手の中では、NBAに入る前からルカを知っているという理由で単に彼に愛着があるものの、

本当はマービン・バグレー3世も好きだし、ディアロン・フォックスも好きですよ。期待してます。

それにしても、ルカのこのダンクの時の表情は面白いですね。笑

 

 

皆さん、ぜひバグレーのこともかわいがってやってくださいね^^!

 

 

 

 

バスケットボールは、よりフィジカルよりもテクニカルなほうに向かってきているということでしょうか。

私は昔ながらのフィジカルな感じも好きではありますが、その方がヨーロッパをはじめとする国際的な選手の活躍の度合いも大きくなって面白いかもしれませんね。

この時代、また変わる時が来るのか、それとも・・・。

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。