病気の兄を憎んでいたらしい・・・。 | Mayumiのブログ

Mayumiのブログ

心屋塾マスターコース14期修了。
カウンセラー活動をしないまま、なんか知らんけど37期アスターコースのアシスタント、そして、ご縁があって結婚(*^^)v

ただいま、またまた73期のアシスタントしております。

私には、兄・姉がいる。
実物をご存知の方は、きっと私が末っ子には見えないらしく、
よく「末っ子」だと言うと、驚かれる。

兄は私の五つ上。
姉は二つ上。

ぢんさんのこの記事を読んで、
兄は自分で「病気」になったのかも。
私たちが、「病気」にしていたのかも。

そして何より、
「病気」になったことで、両親の心配を・気持ちを独り占めしている気がして、
兄を憎んでいたのかもしれない。

そして、いつまでも、兄を心配している両親に、
拗ねていたことに、気がついた。


兄は、中学・高校と勉強はトップクラス。
父に、「東大に行け」と言われるほど。
(まあ父は、子どもたちに期待をかけすぎだけどね。)

彼は、大学に入り、行動がおかしくなった。

いわゆる「引きこもり」の状態。
結局、大学は除籍。
7年かけても卒業できなかったから。
両親は学費を払い続けた。

まじめな、世間体を気にする両親は、
どこにも相談ができないまま、
ようやく親戚を頼って、医療機関にかからせた。

病名は「統合失調症」。
(以前は「精神分裂病」と言われていたもの)

正直、病名を聞いたとき、
「自分も発症するのかな」とか、
「遺伝するのかな」と思ってしまった私。

看護師になって、対応策練ろうとしていたのかもね。

しかも、すでに「お母さんかわいそう」と思っていた私は、
心配をかけないように、
ひとりでも生きていけるように、
両親がいなくなっても、
兄を助けることができるように、
医療関係、選んじゃったのかも・・・。

元彼との結婚話壊れたのは、
彼の家族に「病気が遺伝されたら困る」と言われたことも一因。

今にして思えば、私の不安があぶりだされただけなんだろうね(苦笑)

それに、両親に心配をしてほしくて、
「兄の心配ばっかりするな~」って言いたくて、
そんな人を選んで来たのかも・・・。


心のお勉強をするようになって、
両親にちゃんと愛情を持って育てられてきたんだ、
と、ようやく思えてきたら、
兄に対して、両親に対して、
こ~んな拗ね持っていたことに気がついてしまった。

残念だね~、私(T_T)

そんなことしなくても、
両親にとっては、いつまでも子どもは心配なんだよね。
幸せであってもなくても。
それが愛情表現なんだろうなって。


兄は兄で今の生活を楽しんでいるように見える。
病気はあるかもしれない。
でも、「病人」じゃない。

それで充分。

病気だろうと、病気じゃなかろうと、
私にはたった一人の愛すべき兄。

私だって、どんな病気になるかなんて、
そんな未来のことはわからない。

でも、「病気」になっても「病人」にならないってことが、
どういうことか。
日々患者さんから教わってる。

それでも「大丈夫」って思えてる。
根拠はないけど、「大丈夫」って(≧▽≦)