《実力は如何に》
K2Fを探してた頃に江戸川の店で1本だけ残ってたKLM(TKLMの元になったウッド製)を店員に勧められたが20年前の売れ残りを1本4千円で買うには抵抗があり過ぎて興味を持てなかった。
当時はK2Fが出たばかりで頭の中は完全に新作のK2Fしか無かったし。
その半年後にやはり欲しくなり確認したら売れてしまい無くなっていた。
他店でも売れ残り新品は見た事か無いから入手するには現状だと中古ぐらいしか思い付かない。
ヤフオクを見たら105も140も新品が出ていたが共に同サイズの2本セットで9千円と9400円。
何でバラ売りしてくれなかったかなぁ。
両サイズを合わせると18,400円+送料x2かなってしまうのはチョット・・・
一度の買い物にルアー4本で約2万てのは精神的にかなり痛い。
GODで2万てのは打っててしょうがない額だし、あわよくば20万になって帰って来るかも?なんて期待をすると高くは無いんだけど釣り自体が興味が薄れてるからルアーに2万てのはねぇ。
仕方が無いから新品は諦めて中古でなるべくフックサークルがあからさまに付いてないのを探す。
105mmなら新しい竿を買わなくても投げられるから即戦力用にイワシを1本落札。
安いショアジギ竿でも買って投げる時用に140mmのコノシロを落札。
開封未使用ってのがその後に出て来ちゃったから悩みドコロ。
2500円以内で落ちたらメッケモン扱いでお試し入札したら2400円で落とせてしまった。
っつーか、ペニーサックのレンジ違いを集めるつもりだった筈なのが終わってみると
ウッドのK-TENリップレスを買い集めてしまった。
K-TENには思い入れがあるし、目の前を通した時に釣れるルアーじゃなくて魚を引き寄せる力があるルアーだけにいつかはウッドを買う事にはなっていたのだろう。
コレ等が現役で使われてた時代には釣りをしていなかったが噂では凄い実力を持ったルアーの先駆け的存在だったとは聞いている。
ウッドより後に出たプラスチックになって普及したBKLMの飛距離は持ってるルアーの中では最低クラスだけど未だにTKLMじゃなくてBKLMを好んで使ってる人も居ると言う。
それ以前の設計なウッドKLMの飛距離は想像するに容易い範疇だろうとは思うが実力的に期待する気持ちは比ではない。
今の自分は数釣りを狙ったり、極端に大きい魚を狙うってより自分が満足する釣りが出来ればイイのだ。
そりゃ釣れる魚はデカいに越した事は無い。
しかし自分の行ってるフィールドで釣れるアベレージかどんなモンだかも知っているだけに平均が60cm以内の若洲じゃ70cm台で充分上出来、80cmを越えたらしてやったり。
釣り公園での釣りにコレ以上を求めたら小学生にすら「オッサン寝惚けてんじゃねーぞ」と殴られかねない戯れ言になってしまう。
手間隙掛けずに若洲で70cm台が釣れたらそれはルアーの実力と見なしてイイんじゃなかろうか?
イイんです!
そーゆーモンなんです!
その夢と期待を込めてのウッドK-TENなんです。
え?
川でドリフト?
橋脚狙いで出た魚に価値は無いんです!
オープンウォーターで出さなきゃ陸ッパリ師の古見にかかわるんです。
あまりに釣れなかったら荒川に入ってっちゃうけどね。
タダね、1人て浸かるのはエイが怖いんですよ。
だから嫌なんです。
能書きほざいてるけど本音はエイが人一倍怖い。
エイガード持ってないしさぁ。
性格的に神経質だから履くエイガード+長靴みたいに取り巻くエイガード+建築ドカタ用の靴の中に敷く釘の踏み抜き防止鉄板を入れても怖い。怖い。怖い。
それにね、自分は浮けるけど5mぐらいしか泳げないし。
昔ロックゲートで足がヌプヌプにハマって抜け出せなくなった時みたいになったら嫌だもん。
片足がハマって抜こうと思ってたらもう片足もハマって身動き出来なくなるんだよ?
干潮の水が無い時でさえあの怖さなのに水があったら足がハマった瞬間に自分は溺れ死にまする。
空気が吸えてても溺れる自信がスゲー充分過ぎるほどあるし。
ウェーダー履いて太ももに水圧が掛かるとその時点で死へのカウントダウンが頭の中で始まるし。
何年か前に平井橋付近で首まで浸かってたのを見た時はこっちまで震えてきたし。
アレ多分溺れてたんじゃないかな?って思うんだよね。
怖いからそのまま無視して帰っちゃったけとね。
ウェーダーって好きじゃない人にはそれぐらい怖いんですよ。
だから荒川では護岸からじゃないと投げないの。
怖いじゃん?
1人で夜中にやってみ?
幽霊が出るんじゃないか?とか水死体にガッチリブッキングしちゃったらどうしよう?
切るかペンチで針を外すか?
とか考えちゃうと本当にそうなりそうな気がしてくるんだから。
小松川橋と首都高?の橋が2つ連なってかかってるトコも夜中に1人でウェイインしてるんだよ。
アレ凄いよね、多分バカだよ。
おっかなくて普通出来ねぇって。
釣りビジョンのシーバス研究所で秋になると荒川ウェイインを放送してナンチャラ周郷が「エイだらけやぁー怖いー怖いー」って言ってるけど足首まで入ったら既にあーなりますわ自分。
エイが見えなくてもね。
ま、そんなワケでウッドK-TENげっとんとん。
昔のルアーだけど噂が本物が試そうじゃないっスか。
暖かくなっらだけどね。
こんな寒い中でやってられんですばい。