こちらからの続き。
大きな浮き輪もあった。
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大きな子たちはそれぞれ自分たちで浮き輪をふくらまし、小さな子たちはお母さんにしてもらうはずだが、なかなかふくらまない。ペッチャンコ状態のままというのもあった。お母さんたちも大きな浮き輪を持って子供たちに負けじと泳ぐ気満々だろう。でも、浮き輪ふくらましでそれどころではないようだ。
頼みの綱?な小さな足踏みポンプもあったが、空気が入っていかない。
男の子2人がポンプを踏みつけ、バルブとホースを飛ばしてしまった。
「ポンプ壊しちゃって浮き輪ふくらますことができなかったら帰るよ。」
「いやだ!泳ぎたい!」
「あ、この浮き輪、すごく大きい!」
小さな子が2人がかりでぷにぷに押してきた。が、お母さんに止められた。
「すみません、うちの子たちが・・・・・・もしかして、その2人入れるくらい大きいのを最初から口で?」
「これ?そうですよ。そのポンプ、調子が悪いのかな?全然ふくらまないようですね。」
「そうなの。もしかして、こっち(浮き輪)がダメかもしれないと思って…」
しっかり予備の浮き輪も持っていた。
「ふーふーって吹いちゃってかまわなければ、全部ふくらましてあげますよ。」
「やったー!」
というわけで、ロープをほどいて外してからふ~ふ~。小さなものはすぐにパンパンになった。大きなものも、吹き口が大きいのでふ~ふ~しやすかった。
「これとこれもして…」
お姉ちゃんが浮き輪を2個持ってきた。きゃらふるとストロベリーだった。
「2つともふくらましてほしい?」
「うん。」
実際はポンプがパンクしていたのだが、浮き輪パンクだと思って1個多く持って来たとのこと。こうして、自分のも入れて大小16個の浮き輪をふ~ふ~した。
「ありがとうございます、助かりました。それにしてもすごいですね。」
「それほどでも…」
水風呂かと思うほど暖かい流水プールに入ると、ストロベリー浮き輪の彼女が後ろから近づき、私の浮き輪に入り、くっついてきた。彼女によると、子どもたちは同じ幼稚園、小学校の幼馴染とのことだった。なるほど、それで同じ水着、クラスごとに色違いの帽子というわけだったのか、と納得した。
浮き輪で密着したまま暖かいプールを楽しんできた。