ブログネタ:一番長く付き合った恋人、何年? 参加中本文はここから
恋仲になってから諸事情による自然消滅まで約2年半。だが彼女の入院期間を引けば実質2年強。
彼女とは、十数年前の2月某日、某ホテルでのパーティーで知り合った。ゲームで彼女に声をかけられ、ペアを組んだ。場内でカップル成立しなかったが、初デートの約束を取り付けた。
その初デートではベタだと思うがイチゴ狩りに行った。初めてのキスはそのとき。くわしくはこちら。
その後も度々デートを重ね、結婚を意識するようになった。もちろん彼女とは必ずディープキスしていた。というか彼女にしてもらっていた。
楽しいことはそう長く続かなかった。彼女が突然体調を崩し、入院してしまった。
彼女の体調が良くなり、面会OKになったとの連絡があった。それからは時間を作っては足繫く彼女のもとへと向かった。面会記録簿には患者本人との続柄を記入する欄がある。私は迷わずそこに恋人と書いていた。
彼女が退院して間もない頃には、リハビリを兼ねたデートをよくしていた。その年の夏には、泳ぎに行きたいね、などという話もした。
彼女に何かサプライズをと考えていた。が、ひょんなことから逆にしてやられた。
約束の日時に、約束の場所である某プールに行った。なんと、彼女の職場というか園外保育現場にお邪魔することになったのだ。
ちょっと古いスクール水着を着て、園児たちとお揃いの帽子をかぶり、なぜかスーパーのかごを持った彼女が現れた。かごの中身は人数分+αの浮き輪、ビーチボールが何個か、それから、大きな浮き輪がひとつ。
「お待たせ!この中の浮き輪とか、ふくらましてあげて。あのときみたいにね。」
あのときというのは、初めてのキスで彼女に息を吹きこんでしまったときのことだ。彼女が持って来たかごの中には、1クラスの人数分+αの浮き輪やビーチボールがほぼペチャンコ状態にたたまれて入っていた。この浮き輪やビーチボールを次々に、ふ~ふ~ふくらましてあげた。浮き輪やビーチボールには名前が書かれていた。年中、年長の子は、以前のクラス名を塗り消してその隣に新しいクラス名を書いてある。お兄ちゃんやお姉ちゃんのお下がりを使っている子もいた。そして最後に、大きな浮き輪をふ~ふ~!これは彼女の私物。園児の浮き輪と同様に、幼稚園名、組、名前、そして、幼稚園の電話番号が書かれていた。記名方法の見本を兼ねているとのことだった。彼女の浮き輪には、息だけでなく愛をたっぷり吹きこんで大きくふくらましてあげた。
そして、◎◎先生のお婿さんになる人と紹介された。
流水プールでは、彼女とふたりで大きな浮き輪に入って、浮き輪電車ごっこの機関車?になった。結婚の前祝いのような感じだった。
プールを後にし、彼女の職場にお邪魔した。空いている部屋でふたりきりになった。夏祭りの準備というわけで、用意されていた風船をふたりでふ~ふ~ふくらました。中にはゴムがかたいようで、彼女が数回引き伸ばしてから空気を吹きこんでもふくらまないものもあった。
「これふくらまして!」
大きくふくらましてあげた。風船を全部ふくらまし、風船の陰に身を隠しながらキスしてもらった。本当のお楽しみはその後にあった。
「子づくりの練習、しようね。風船ある?」
そう耳打ちしてきたのだ。嬉しいことに、彼女の方からS■Xのお誘いがあった。幼稚園からある場所へと移動し、用意しておいた風船の出番というわけだ。昨今のモノは当時のものよりも薄いようだ。
彼女に風船をつけてもらって子づくりの練習をたっぷりした。生まれて初めて女性とひとつになれて、嬉しかった。
彼女の家は海に近く、それほど大きくないが穴場的な海水浴場もあり、海水浴デートでよく行ったものだ。そのときには彼女の部屋と浴室がふたりだけの海の家と化した。ふたりだけで脱がしっこをしながら水着に着替え、準備体操をして、浮き輪をふ~ふ~ふくらまし、しっかり腕組みして海水浴場へと向かった。もちろんふたりで浮き輪に入って密着ぷかぷか。
海から上がり、シャワーを浴びてからは、もちろん彼女の部屋で子づくりの練習をした。
その夏が終わる頃、彼女は容体が急激に悪化し、再び入院してしまった。彼女との恋仲も、修復不可能な浮き輪パンクのごとく自然消滅と相成った。