ブログネタ:初チューはいつだった? 参加中本文はここから
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20代後半のときだった。かなり奥手な方だと思う。お相手は、私の人生初の恋人であった。
彼女とは、2月某日、某ホテルでのパーティーで知り合った。ゲームで彼女に声をかけられ、ペアを組んだ。
前半の割符式ビンゴでは、私のカードは1箇所だけオープンしたのに対し、彼女のはほぼストレートでビンゴ成立。彼女のおかげで一番乗りを果たした。
後半のゲームは風船を選んでふくらまし、ふたりで割って中のくじで景品をゲット。するというやつ。幸運の女神な彼女に風船を選んでもらった。彼女は風船を手に、
「それじゃ、これパンパンにふくらまして!」
風船をふ~ふ~!一気にパンパンにふくらまし、彼女と風船をはさんで抱きあいバーン!大当たりだった。
場内でカップル成立には至らなかった。が、先程の彼女がやって来て、連絡先を交換し、2週間後の初デートの約束を取り付けた。
文字通り甘酸っぱい味の初デート、イチゴ狩りに行った。たっぷりイチゴを堪能した後、農園の売店で彼女がおねだりしてきたのは、なんと頭上にあるイチゴ型ビーチボール。さすがは幼稚園の先生だな、とも思った。これは売り物かと店の人に訊ねたところ、新品、ペッチャンコのやつを持って来てくれた。早速ゲットすると彼女は大喜び。風船とか、ビーチボール、小さな浮き輪をふくらますことには慣れている筈の彼女が、空気栓を抜いて唇をあてがい、ふくらませようとした。が、逆止弁が意外とかたく、ふくらまなかった。
「これ大きくふくらまして!」
ふ~ふ~で大きくふくらましてあげた。
「ありがとう!あ、間接キスしちゃったね。」
私は、彼女に腕を掴まれ、人目につかぬ場所へと行った。ビニールハウスの裏側で、ちょうどふたりの身長差を補うくらいの段差がある。
そこで初めてキスしてもらった。緊張のあまり?何を血迷ったのか、彼女に息を吹きこんでしまった。
「キスってね、吹くんじゃなくて『チューッ!』って吸うの。」
「ごめんね。つい、ふーって吹いちゃった…」
その直後、こんなことやっちまったら一発で振られてアウトかと覚悟した。
「いいのよ、じゃ、ちょっとだけお口を開けて…」
積極的な彼女は、思いきり舌をねじ込んできた。初めてのキスがこんなにディープになるとは思ってもいなかった。以来、彼女はキスのことを人工呼吸とか風船ふくらましなどというようになった。このことは後でネタにもされてしまった。
いつの間にか、ディープキスが習慣になっていた。彼女が、
「風船ふくらまして!」
などと迫って来るようになった。
ディープキスするカップルは近日中に挿入する確率が高いと言われているらしい。私も、諸事情により近日中ではなかったが、当時の彼女に深く確実に挿入した。
その後は残念なことに、彼女の健康上の理由で、恋仲が自然消滅してしまった。