『決死』と『必死』 | ONCE-IN-A-LIFETIME CHANCE ☆一期一会☆

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2輪免許取得し、乗り始めた初心者ライダーです。

バイクに乗り出したのも何かの縁。

ぼくのバイクライフがはじまった!!

イロイロあったケド・・・
砂風呂でいい気分になって結果オーライだった次の日(^^)

今回、砂風呂とモウ1つのの目的場所『知覧』へ
知覧・・・。
昔は島津の武家屋敷があった静かな場所
やがて子どもたち憧れの航空練習場を経て・・・。
最終的には神風特攻隊の主要拠点となったところだ。

ここには『知覧特攻平和会館』がある。
一度は訪れておかなければならない場所。そう思っていた。
入り口からなぜだか背筋がピンと張る。
館の周辺にはイロンナ航空機があるのだけれど。
会館を出た自分にはどうでもよく載せたくない気分。
ただ・・・この2枚の写真が物語っている。
$ONCE-IN-A-LIFETIME CHANCE   ☆一期一会☆-知覧①

$ONCE-IN-A-LIFETIME CHANCE   ☆一期一会☆-知覧②
【『決死』と『必死』】
『決死』は死を覚悟して戦火に向かうこと
『必死』は必ず死ぬことが分かった上で戦火に向かうこと
知覧特攻隊は後者に当たる。

館内には戦死した全ての戦士とその特攻前に書かれた遺書が展示してある。
年齢は17歳~
全ての写真を拝見し、できる限りの遺書という手紙を読んだ

短い間でありましたが・・・から始まり
思い出は小学校の事などが多い
短い人生の中での思い出・・・胸が詰まる。
お国のために志願して特攻隊になったもの
明日出撃ですと子犬を抱えて笑顔で写るポートレート
(ちなみにリンクを張った写真が特攻する前日の写真らしい)
とても死を覚悟している人とは思えない。
その屈託のない笑顔は真実なのだけど
国のために死をも厭わなかったのも真実なのだけれど
そう考えて育った・・・それが善と疑いもしなかった『戦争』
というものに怒りと深い悲しみを感じた。

展示室には唯一存在する飛燕が展示してある。
アメリカ軍が他の戦闘機は全て焼き払ったのだが、
神風特攻隊という自らの命を賭して行うその勇気に敬意を示して
この1機のみ残したらしい。
このような戦術は日本が最初で最後だったらしい。
ただこれは汚点ではない。
何故なら彼らの遺書には自分たちの死を持って
残された親、家族の幸せ、成長を願っていたからだ。

一度機会があればできるだけ多くの人が行って
是非自分の【目】で、【心】で感じて欲しい。・・・そんな場所だ。

僕は戦争が大嫌いだ。