こんにちは。咲です。
困ってる人がいたり、
助けてほしいと頼ってくる人に対して
手を差し伸べることというのは、
ある意味当然で、難しくもあります。
私が中学生頃の頃。
街をぶらぶら歩いていると、
一人のホームレスと目が合いました。
なんだろうと思っていると、
その男の人は手を差し出していて
どうやら私にお金をくれと言っているようでした。
今思えば、
見た目まんま子供の私に対して
仮にも大の大人がお金をせびるってどうよ。
的な話なんですけどね…笑
当時。分別のまだ付ききらなかった私は
親から貰っていた少ないお小遣いの中から
200円をそのホームレスの前に置いてあったお金の受け皿に
放り込んで、逃げるように去りました。
慈悲の心とか。
可哀そうとか
人を助けなくちゃとか
子供心に色々と思っていた当時の私は、
本当に何が正解か判らなくて。
ずっと、そして今も心に引っかかったまま。
こうして今になって沢山のことを学んでいく中
改めてそのことを思い出してみて、
…未だに。正解が判らないままでいます。笑
というのも、
そのお金をせびってきた(笑)ホームレスの
状況によりけりだと思うのです。
私はホームレスになったことがないから
詳しくは分からないけれど、
人が外で生活していくしか方法がなくなったのには
どんなプロセスがあったのか
少しの努力次第で、生活保護を受ける手続きをすれば
最低限の生活は手に入ったのではないか
その努力を怠ったせいでホームレス状態になったのであれば
きっと、軽はずみにお金を渡してしまった私に
非があるだろうし
例えば色んな努力をしてもどうにもならず
追い込まれてしまったが為に
ホームレスという生き方を余儀なくされたのであれば
少しでも食費に充てられたりと
助けることができたことで
その選択は間違ってなかったと思えるし。
ただ、
どのような状況でも。
何でも人に全力で
自分を犠牲にしてまで尽くしたり、
助けてばかりということなら
きっとそれは間違いなんだと思います。
助けて貰う側が甘えきって
自分で立てなくなるようであれば
思い切って手を放すことも愛情。
人は、大人になってから
人に頼り切ることばかりになってしまうと
成長しない大きな子供になってしまいます。
”老害”と呼ばれる人たちが
まさに解りやすい例かもしれないですね。
人を思いやることもできず
自分だけがよければ、周りに迷惑がかかっても
何の気にもしなかったり
感情の赴くままに生きていれば
動物と一緒ですよね。笑
助け合ったり、
お互いに思いやりのある行動をしあうことが
人間同士が関わるときに一番大切なことで会って
そのバランスが崩れると人間関係も崩れやすい。
甘えきって大きな子供のようにならないためにも、
勇気をもって手を放すことも時には必要な選択。
ただ、
怖いですよね。
もしそれが、貴方にとってとても大切な人なら尚更。
縁が切れるかもしれない
もう連絡をとることも会うこともないかもしれない。
それでも、
その不安と恐怖を乗り越えて
覚悟を持ち、
そして愛を以って
その大切な人の手を放してみる。
（※”離す”のではなく、”放す”ですよ）
旅に出すようなイメージですね。
そうして、ちゃんと成長して戻ってきたら
また手を繋げばいい。
また手を差し伸べていいんです。
もし、
そのまま帰ってこなければ
貴方の覚悟に足る成長を、
相手ができなかったということ。
そうなった場合は
きっと、
今後幸せになる貴方の人生には
必要な人ではなかったのかもしれませんね。
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全てが、
貴方自身が幸せになれるための選択を。
少しでも心に響いてくれると嬉しいです。