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貴方は、本当はとても純粋で一途で。
関わる時はいつだって真剣で真面目なのに
過去に受けた傷が癒されず、どんどん溜まっていく度に
自分を護るために少しずつ気持ちを隠していくようになり
自分なりに、傷を癒そうとしていたけれど
それでも求めるものからは相変わらず小さく、時には大きな傷を受け続け
蓄積していく痛みに耐えきれなくなって
自分の本当の心を閉ざし
たとえ再び傷を受けたとしても痛くないように
予防線を張ることが得意になったのかもしれない。
痛かったね。
辛かったね。
その傷の痛みが、何故だろう私にも痛い程よく分ってしまう。
あなたの傷を思うといつも涙が出そうになって
その笑顔の下に隠された傷が、顔を出すのを感じ取り
少しでいい
少しずつでいいから
その傷跡が徐々に薄くなっていけるようにと願う。
私が、貴方を癒してあげられるようになりたくて
そして、貴方の代わりのように
涙を流して。
「悲しい
寂しい
ありのままの自分を受け入れて欲しかったのに
歩み寄ればきっと、と
理解して欲しいと頑張っていたのに」
---貴方の願いは結局叶わなくて
その貴方の、心の痛みが
私にもよく感じ取れるのは
私も、貴方と同じように過去の傷が大きかったからなのかもしれない
そして、そのどこまでも優しすぎる貴方が
愛おしくてしょうがなくて
貴方が、また心からの愛を感じられるように
私も全力で応援したくて
一緒に、幸せになりたくて。
その傷がちゃんと癒され
また愛を信じることができるようになるまで
手をつないでてあげるから
あなたの前ではいつも笑顔でいよう。
大丈夫。
いくら時間がかかっても
ゆっくり時間をかけた分、幸せは大きいから
会えなくても
傍にいなくても
私は貴方を、ずっと見守っている。
安心していいよ。
いくら、貴方が私を試そうとしても
自分の身を護る為の言葉を、私に投げつけてしまったとしても
その理由が、痛みからくるものだと解っているから
理由もなく、人を傷つけて平気な人ではないと
解っているから。
きっと、貴方は知らない。
貴方のたった一言だけで、
私の心は喜びに震え、涙を流すほど幸せな感情が生まれているということを。
いつも優しい貴方でいてくれて、本当に有難う。
私だって、まだ素直に自分の感情を表に出せない。
臆病なところは、まだまだあるし
貴方が思うほど、きっと私はまだ子供な部分が大きいし
だけどそれでも、
お互いが傷を癒し合うことができるのが、理想であって
実際に私は、貴方に癒されていて、感謝が大きくて
確かな繋がりをいつでも感じている。
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これからも、ずっと、
優しい気持ちで貴方と向き合えますように。
私自身が、唯一の存在になれるよう。
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