8月。

最近は、特に暑い。

 

8月6日から、甲子園で高校野球が始まる。

 

高校生の大会なのに、テレビで中継される。

 

高校サッカーや高校ラグビーでも中継はある。

 

でも、ここまで注目されるスポーツはあるか。

 

高校テニス、高校ゴルフ、と言っても誰が、どの学校が優勝したなん

て分からない。

 

応援団がある。

私は、小さいころからテレビで見ていた。

アルプススタンドには、学校の応援団が陣取る。

 

その応援団に、チアガールがいる。

 

チアガールが映るとき、腕を振り上げる。

大抵、ノースリーブの衣装で応援している。

 

その時、腋の下が見えてしまう。

何故か、見入ってしまう私。

腋の下なんて、ただの肌の一部でしかないのに、

 

見てしまう。

両脇を上げて、数秒間、腋の下が全開になる。

 

大人になっても、腋の下を見て嬉しくなってしまう。

ネットで検索してみると、同じ考えの人がゐることを知った。

 

何故なのかな、腋の下を見たい気持ちは。

 

 

昔はよかった、

私も時々思うことがある。

 

今は携帯電話を誰も持っている。

この便利さは否定しない。

 

 

メール、ライン、ツイッター・・・。

 

これに共通すること。

 

顔を見ない、声を出さない、

画面だけのやり取りだ。

 

もし私が今、学校で携帯電話を使っていると、

 

知らぬ間に標的にされるか、

陰で笑われていたかもしれない。

 

この時期、少しの言葉で喧嘩することがある。

私も、何気ない言葉に傷つく、傷つける、ことがあった。

 

面と向かった時でも、人と意思疎通することは難しいのに、

 

画面だけのやり取りなんて、私には至難の業だ。

 

「これ、どういう意味だ?」と責められていただろう。

 

でも、携帯電話じたい否定するつもりはない。

 

会話を中心に、携帯電話は時々に、

でいいのだ。

 

私の中学校は、2階に職員室がある。

階段を上がると、学校の入り口である。

 

入ると、ガラス張りの箱がある。

 

そこには、男女の制服、体操服、鞄・・・。

 

学校の指定品が置いてあった。

 

中でも、女子の制服は、細身のマネキンに(と言っても顔はない)、

ブラウスのボタンを上まで留めてあった。

 

意地悪な私は、「こんなやせた女子、殆どいないよ。」と

思いながら見たものだ。

 

体操服は、貼り付けてあったのかな。

白シャツに、緑、紺、臙脂の半ズボンであった。

 

私は、「普段こんな格好で体育の授業を受けているのだな」という気持ちになった。

 

 

中学校は、男子は黒の詰襟、女子は紺のブレザー、スカート。

 

どこの学校も、このような制服だと思う。

 

私は、変なことを考えていた。

 

女子はスカートをはく。

当然ひざから下が見える。

 

すねが見えることは何とも思わないのだろうか、などと思った。

 

でも、そんなこと誰も気にしていないな。

 

私が驚いたのは、

当時、校則で「スカートは膝下10~15cm」と指定されていた。

雨の日なら泥が付くような長さ。

 

こうなった理由は、何だろう。

規律を守る、男子の目もあるだろう。

 

ところが、

体育の時間、太腿の付け根まで見せて、お尻の形が分かってしまう、

白いパンツが線のように見えてしまう。

そう、ブルマだ。

制服では足を隠すのに、体育では足全体を見せる。

 

なぜだったのだろう。

 

体育の時間は別だったのかな。

私たちの中学校では、毎年五月に、

「校内記録会」という、クラス対抗の陸上大会が行われる。

 

1年から3年まで、グラウンドを走り、跳ぶのだ。

 

 

始めは、100m走。

これは、全生徒が走る。

 

皆、半袖短パンで走るのだ。

 

速い人もいれば、遅い人もいる。

 

私は、遅い方だったな。

 

私たち1年から見たら、3年生は、体格が全く違う。

 

男子も女子も、背が高く、成長している。

 

その中で、私が強烈に覚えていること。

 

河瀬さんという3年の先輩。

ふくよかな体型である。

走る前なのか、半袖ブルマでいた。

 

その姿が、まあ言葉は悪いが、ドラム缶のようだった。

体にブルマが密着し、はち切れんばかりになっていた。

白い体操服も、キツそうだった。

 

今思ったら、体操服は、何サイズだったのだろうか?

 

LL?3L?なんてものがあったのか。

 

後日、私は河瀬さんに会うことになる。

 

私は、2学期の始め、塾通いを始めた。

そのとき、一緒になったのである。

 

私は中1、河瀬さん中3であり、この年の差。

同じ中学であったので、少し話しかけて貰ったのであるが、

私は(今もそうだが)、女子は大の苦手で、ろくに会話することができなかった。

3年生となると、大人の雰囲気で、

さらに緊張してしまう。

 

塾の中では、ふくよかな体型に制服姿で勉強していた。

 

私が、校内記録会で、ブルマ姿を脳裏に焼き付けているなんて、

思いもよらなかったことだろう。

 

河瀬さんは、隣町の高校に進学。

今も、元気かな。

 

昔、テレビを見ていたら、

女子の脇を特集していた。

 

街角で若い女性に、脇の手入れについて問いかける。

今の私の脇はごま塩くらい、と答えた女の子がいた。

 

「では、脇を見せて」と

男性が女の子の腕を持ち上げて脇を見ようとしたら、

その女の子は男性の手を振り払い、軽く睨んだ。

 

私の脇を見られたくない、という気持ちがそうさせたのだろう。

 

脇、不思議な部分だな。

男は特に何もしない。

 

女は、何故かきれいにする、否、

しなければならない義務のようになっている。

 

まあ、電車のつり革で、ボオボオだったらびっくりするな。

 

体育の授業前。

体育館に向かおうとすると、

女子が2人、更衣室から出てきた。

 

もう夏なので、長袖や長ズボンを着ることはない。

男女ともに、半袖半ズボンで体育の授業を受けるように言われる。

 

 

その2人が、

何故か「きゃああー」と

言いながら走り去っていった。

 

別に何かしたわけでもない。

 

ただ、男子に近くでブルマ姿を見られてしまったのだ。

 

北村さんと田中さん。

私の小学校の同級生。

 

小学校の頃は何も思わなかったけれども、

 

中学生になり、ブルマ姿は恥ずかしかったのだろうな。

 

 

昔の中学校は、校則が厳しかった。

 

靴下は白のみ、

スカートはひざ下10~15cm、

髪を括ってはならない。

 

 

 

今思うと、なぜなのかなと思うときがある。

教育効果はどうだったんだろう。

でも、いわゆる「不良」の3年生はスカート短く、毛を染めていたような。

 

 

私の学校は違ったけれども、

男子は丸刈り、という学校もあったと聞く。

「丸刈りは少年院でするもの」という国もあるようだ。

 

私が1年の時、少しだけ改正された。

 

スカートが短くなり、

靴下はワンポイントでもよい、

髪は黒のゴムでくくる、

 

それでも細かかったなあ。

 

クラブ活動がある。

 

私が着替え、向かおうとしていた時、

ある女子が走り、通り過ぎて行った。

 

長ズボンを忘れてしまったようだ。

 

ブルマ姿でクラブに出る。

 

由香さんという子。

 

長ズボンと違って、太腿がでてしまう。

 

男子の前に出ると、恥ずかしくて仕方なかったのだ。

 

 

 

 

 

近くで、同級生が話していた。

 

己穂さん「次の体育、体操服忘れたの。ブルマ貸したげよっか?」

祐輔くん「いやいや・・・。」

 

そんなことを、覚えている。

 

岡本さん、小柄で、やせ形で足が細くてきれいだった。

 

2年の最後で、転校してしまった。