動きながら準備する | 「幸せの花を咲かせるBlog」ブルームダイニングサービス創業者 加藤弘康

「幸せの花を咲かせるBlog」ブルームダイニングサービス創業者 加藤弘康

経営観、人財育成、仕事とは?、人はどうあるべきか?、日々の気付きなどなど、経営の第一線で戦う社長の独り言。
主に社員さんへ語りかけています。
リアルを出来る限り赤裸々に。
真っ直ぐな僕の想いに触れてください!

 やろう、とひらめく。


その時「いまやろう」と腰を上げるか、「そのうちに」といったん忘れるか。


やろうと思った時に、何かきっかけとなる行動を起こす。

それができない人は、いつになっても始めることができない。


むしろ次第に「まだ準備ができていない」という思い込みの方が強くなっていく。


いつの日か、十分な知識、道具、技術、資金、やろうという気力、いけるという予感、やりきれる体力、そのすべてが完璧に揃う時期がくると、信じてしまうのだ。


だが、いくら準備をしても、それらが事の成否を決めることはない。

いかに素早く一歩目を踏み出せるか。
いかに多くの問題点に気付けるか。
いかに丁寧に改善できるか。

少しでも成功に近づけるために、できることはその工夫しかない。


よく行動する人は、知識は必要最低限でいいと考える。

なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである。

だからよく失敗する。
だがそれで「順調」だと思っている。


そのように私たちの脳は、自分の行動をうまく正当化するようにつくられている。

小さくても、「一歩を踏み出す」という行為さえ続いていれば、「なぜこれが正しいのか」脳が勝手に理由を集めてくれる。


吉田松陰は、行動がつながらない学問は無意味だと考えた。

大切なのは、不安をなくすことではない。

いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。

そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、休むことなく生み続けることなのである。


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