日本に幸せの花を咲かせる皆様、ワクワク様です![]()
昼間にげんきの郷に向かうブログを書きましたが、
担当の方の話を聞かせて頂き、涙が出そうな位心が温かくなりましたので共有します。
まず、げんきの郷のコンセプトは観光目的ではなく、
一次産業の活性化がメインのテーマで、
生産者の方が輝くために作られた施設だと言う事です。
施設内には温泉もあるのですが、
これも生産者の方の癒しの場として作られたそうです。
担当者の方と話をしていて、一番感動したのは、
自社商品に誇りや自信を持っているという点です。
「生産者の作られた野菜や肉、果物を食べたら、
スーパーのものは食べれない。それ位、うちは商品にこだわっています。」
と、とても嬉しそうに、そして自信たっぷりに話をされていました。
自社商品を心底愛しているからこそ、
自信を持ってお客様に勧められるのです。
心底愛せるだけ、心底自信を持てるだけ、
厳しい基準を設け、良いものだけを販売しているのです。
それだけの徹底力とこだわり、想いが何よりもグッときました。
僕たちももっともっとプロ意識を持って、
妥協無く、自信を持って提供できる料理やサービスを
追求しなければいけないなと強く思い知らされました。
「今以上にもっともっと」
これがお客様への愛情であり、真の顧客満足に繋がるのだと思います。
そして、生産者の方が自分たちで作った野菜や果物を
直接消費者に届けるブースなどもありました。
僕の年の倍以上の方が元気に、そして笑顔でお客様と会話し、
楽しそうに仕事をしている姿が、とても眩しく、キラキラと輝いていました。
仕事の在り方をおじちゃん、おばちゃんから教えて頂いた気がします。
毎日直向きに働く姿を見て、僕はまだまだだなと反省しました。
「まだまだやれる、もっと出来る」
そんなメッセージを頂いた気がします。
僕たち飲食店の原点は「食」にあります。
一次産業で働く方の想いをしっかりとお客様に伝えていく責任があります。
その基本を忘れず、更に料理を美味しくするのがサービスです。
「食」と書いて、「人」を「良」くする。
今一度原点に返りたいと思います。
食材を愛し、大切に扱うこと。
食材が出来るまでの過程を知り、有難味を知ること。
そして、伝えていくこと。
冷蔵庫を開ければ、食材がある。
FAXを流せば、食材が届く。
これは当たり前のことではありません。
それ以前に沢山の方々の努力と苦労があります。
食材一つひとつに沢山の方の愛情が詰まっています。
モノを大切にする文化を、
しっかりと根付かせていきたいと思います。
沢山の学びをありがとうございます。