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サボテンの花


大人になると、相手も場所も、あらゆることをわきまえてしまって、留めたり抑えたり、思うように放てない。


その都度乗り越える。
乗り越えられると信じてる。
未来には光が見えると信じてる。

その瞬間は、ものすごく辛いんだけどね。


今回のこともさ、

はたから見たら極悪非道の親だと思う。
私でもそう思う。
当事者でももちろんそう感じる。

でも、その分、
良かった面も、好きなところも、他の人には伝わりづらい想いももちろんあって。

その狭間で辛い。

親が自分を愛してないなんて思いたくない。
裏切ろうとしてるなんて思いたくない。
片思いだなんて認めたくないよ。

いっぱいではないけど、いいところはあるんだ。
無責任だけど、唯一の親なんだ。
数年ではあったけど、愛されてたはずなんだ。

どうしていいのかわからない。
わからないんだけど、
一度きりの人生、たった一人の親、
精一杯愛したいな。
愛されてなさそうでも、愛したい。

私はやっぱり、
愛されるより愛したい、のかも、ね。

友蔵スピリッツ


先人てやっぱすごい。

身内自慢みたいになってしまうかもしれないけど、おじいちゃんはやっぱ強い。

じいちゃんは、96歳。
大正7年生まれ。
戦争も味わった人。

私は決して一般的とはいえない環境だった
だから、小3からじいちゃんに育てられた
年の離れた兄が2人
でも長男(11歳上)はろくでなし
次男(10歳上)とじいちゃんに支えられ育てられた
家事はほとんどじいちゃん。
ひとりで寂しい夜も、じいちゃんなりにそばに居てくれた


紆余曲折あり、19から独立(てゆうとかっこつけすぎだけど)。
じいちゃんとはたまーにしか会わなくなった


ひとりでなんでもこなすじいちゃんだから、心配もさほどしてなかった


けど。

昨年末に自宅で転倒、大腿骨骨折。
96歳で骨折なんて、大事件。

そこからまたいろいろあって、いまはうちから2時間半くらいの病院に入院中。

あんなに放っておいたくせに、
いまはすごく心配で、
老衰が進むと、見てられないくらい悲しいし、寂しい。

私しかいない!そう奮い立たせてできる限り会いに行って、できる限りのことをする。

向き合いたくない。逃げたい。
そんな風にも思ってしまう。

だけど、逃げない。
じいちゃんのためにも、自分のためにも。


そんなことを心に決めてここ数週間頻繁に行くようにしてるけど、
ほんとに容態に波があって、思わされることがほんとに多くって。


昨日は久しぶりに話ができて、
その一瞬一瞬をしっかり噛みしめることができて、ほんとに嬉しい時間だった。

昔はあんなに適当に流してたのに
うぜーとか思って無視したりもしてたのに
こんなにひと言ひと言に耳を傾けてるなんて
私って、人って、なんでこんなに愚かなんだろうって思った

少しでも噛み締められる時間があってよかったとは思うけど。けど。

自分が一番つらいだろうに
寂しい思いしてるだろうに
孫を気遣い思いやるじいちゃんの姿勢、
ほんとに尊敬してやまない。
此の期に及んで気づくこと、ほんとに多くて
情けないなあって。

私なんて、気にしないでいいんだよ
自分の命に必死になっていいんだよ

私ができることはなんなのか、
すごく考えさせられる
無力だ、っていえば簡単
だけど逃げてはいけない
些細なことでも捧げていきたい
返していきたい

残りの時間がどのくらい与えられているのかそれは神様しかわからないけど、
できるだけ多くの愛をじいちゃんに届けます。

じいちゃんの前だと言葉少なになってしまって、うまく物言えなくなってしまうけど、想いだけは伝えます。

じいちゃんから、振り絞るように
放たれる愛と強さを
しっかり受け止めて
私もまだ見ぬ我が子に受け継いでいくからね

ほんとにほんとにありがとう。
気付くの遅くてごめんね。

己より他

よっかかりたい。

それが素直ないまの気持ち。

気づいたら26歳だってさ。
もうアラサーに属されちゃう。
意外といってるね、とかいわれる。
いい年だね~って。

そうなんだよね。そうなの。

なんだけど、
思い返せばあまりいままで寄っかかってこなかった。
それでいいと思ってた。
寄っかかる場所もないし、寄っかからず生きていけるほうがいいし、って。

だけど、ひとりじゃどうもならないことがやっぱりある。
甘えたくて甘えたくて仕方のないときがある。

けど、過去に強がってきたせいでなかなか素直にそうはできなくて、
そういうときにそういう人もなかなかタイミングよくいなくて、
結局ただただの不安。

自分がいつ、自分の思い描く環境やら形を築けるのか、心配もする。

この年ごろ特有の焦りもある。


そして問題はちらほらと立ちはだかったりもするし、


正直、逃げたいんだよ、ほんとは。
だけど逃げ出せない。
目も背けたい。見たくない。考えたくない。誰かやって。助けて。甘えさせて。抱きしめてくれ。

そう思う。

けどできない。
立ち向かうしかない。
時間がかかろうが遠回りになろうがひとつひとつ乗り越えていくしかない。

時間はかかったけどそう思えたから、いまは少し腹がくくれたところなのだけど、


本音を言えば、甘えたいよね。。


気の張る状況は続く。
見たくない終わりなのだけど、でも終わりは見えない。
それもまた不安要因。

でも、うっすらでも、腹はくくったぞ。

精一杯のかたちで愛します。


逃げ場のない想いを、
やりきれない気持ちを、
堪らない寂しさを、

ぐっと飲み込んで、経験値として糧にする。

いずれ自分の思い描くしあわせのために
積み上げゆく糧を生かし周りごとしあわせにする

ことばでなんていくらでも言えるのだけど、
ことばにすることで想いも増すし
たしかに、叶えていきたい


不特定多数の場へしか放てないことに
情けなさも感じつつ、


みんながそれぞれ
しあわせになりますように。

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