「iPhone急逝!」の巻 | ブログ 走攻 (SoCo blog)

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ラジオDJ・TV音楽番組司会・イベントMC・ゲレンデDJ etc...をしている SoCo(ソーコー)と申します!

主に、音楽に纏わる事を綴るつもりです。
何を食べただ、景色が・・・とかなblogではありません。
(とかいって”お花がキレイ~!”とかUPしてたらゴメンナサイ)

2017.8.8 PM 10:00 @Home

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(思えばこんな画面になったりとかも何かの予兆だったのだろうか?)



やはり別れというのは突然やって来るのが世の常ですね。

 

iPhone 6sにして約1年8ヵ月ぐらいですかね、バッテリーの減りが早くなってきていたけど別段何の問題もなく使っていたんですが、充電20%を切った状態でTwitterに音声動画をあげようとしたら、このままではパワー不足?的に無理といったような表示が出て、充電を促されたので、ケーブルを繋いだその瞬間突然のブラックアウト。

 

その後様々な蘇生法(3つの修理店で)を試みるも、結局帰らぬ携帯となり逝ってしまわれました。



今の時代、データのバックアップなど常識かとは思いますが、うちのPC知り合いの方にタダ同然で組んでもらった有り難い物でして、しかし、なぜかiPhoneだけを認識しなくて、アップルの電話サポートにも散々策を講じてもらうも結局無理で、ならばiCloudにバックアップすればいいわけなんですが、容量が不足しているのをお金払ってまでなぁ、と買い足すのをためらっていた僕がダメだったわけで、メッセージや写真、ボイスメモなどのデータを失ったのは自業自得です。

 

ただ今回少し思ったのが、この喪失感にも若干ではありますが、慣れてきてしまっている自分もいるな、というのが、果たしていいことなのか、それとも悪いことなのだろうか?などと思いまして。

 

思えばこのデジタルのデータ社会にどっぷり、ずぶずぶの関係、頼り切った生活となってしまいはや十数年、過去にも同じような経験、PCのハードディスクがぶっ壊れたり、携帯紛失したり、もっと小さいことで言えば書きかけの長文ブログが消えてしまったり・・・といったようなデータを失ってしまうということがそう珍しくなく起こりうるこの現代に、ちょっと順応してきている自分がいるようにも思ったりしたんです。


あきらめが肝心とか、過去にとらわれるなってことだろうとかって解釈したりして、自分を慰めるというか、奮い立たせる術を自然と身に着けてきていて、悪い言い方をするなら失うことに慣れてきてしまっているなとも思いました。

 

ふと、自分が住んでる近辺に公衆電話ってあったけなぁ?と思い、いくつか思い当たった場所を見てみるも、いつの間にか、いや、自分が気にもしていなかっただけで、随分前から無くなっていたのかもしれず、そして、見つけたところで、電話番号覚えてないしなぁ、なんて思ったり。

 

何が言いたいのかよくわからなくなってきたとこもありますが、便利になりすぎるというのも考えもので、その分失われていくこと、例えば五感のようなものだったり、今回のようにデータだったり、その喪失感さえも失っていったり。

 

バックアップを取っていたとしても、もしそのPCが壊れてしまったらバックアップのバックアップが必要となるわけだし、クラウドに残していたって、パスワードを忘れてしまったら戻すのは難儀になるし、そもそも今回サインインするための2ファクタ認証?とやらも画面真っ暗だから見えずでできなかったし・・・・ってなんのこっちゃ。

 

 

いや、なんかね、もう必要最低限、失う物を少なく、身軽に生きていきたいもんだなぁとか、はじめから持ってなければこんな気持ちも味わうこともなかったんだよなぁ、とか、なんか書いてて失恋した時の気持ちにもちょっと似てるかも?なんて思ったりもしながら、いやぁ、なんでしょうか、らくらくフォンが近づいてきてるのかもしれません。

 


そして、形で残しておきたい世代、というか世代関係なく個々の性格によるものかもしれませんが、写真も音楽も本もすべてデータ化となっていくこの社会に飲み込まれていく、といえば語弊があるかもしれませんが、迎合していけるか、それとも抗いながら生きてゆくのか、その狭間で今私はきっと翻弄されているのでしょう。


その証拠に、このブログが結局何をいいたいのか彷徨っておりますので、ここらで筆をおくことに・・・ってそもそももう筆、ペン、鉛筆を持つことすら格段に減ってきているし、ってもういいか。

 

擱筆ならぬ擱携帯。



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(ボールペン君迎合してよるなぁ。)