
どうやって打ったんだ? 大谷翔平の圧巻34号ホームランで若手注目株が“質問攻め” ベンチでのほっこりやり取りが話題
ABEMA TIMES
どうやって打ったんだ? 大谷翔平の圧巻34号ホームランで若手注目株が“質問攻め” ベンチでのほっこりやり取りが話題
【MLB】ドジャース 5-6 ブリュワーズ(7月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)
同じ左打ちの若手選手にとって、最高の教材と言うほかないだろう。ドジャースの大谷翔平はブリュワーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回に2戦連発となる第34号ホームランを放つと、ベンチで待っていたのは“注目株”同僚による熱烈なリアクションだった。
ドジャースの若手捕手・ラッシングは今年の5月にメジャーデビューしたばかりの24歳。強打がウリの捕手ということでベテランのカーショー投手の先発時やレギュラーであるスミス捕手の休養時に先発マスクを被ることが増えている。この日も3回までカーショーと組んで好調ブリュワーズ打線を無失点に抑える好リードを見せると、打っては3回に先制打となるライトへの犠牲フライを放った
ラッシングが犠牲フライを打った直後、1番のベッツ内野手がヒットで出塁し、今日は2番に入った大谷がブリュワーズ先発のキンタナ投手からレフトへ逆方向の一発を放ち追加点を記録。第34号アーチはライナー性でしかも逆方向という珍しい当たりのホームランだった。
その後、中継カメラはベンチに戻った大谷にラッシングが興奮気味に話しかけている様子を捉える。まるで「どんな球をどう打ったの?」と質問しているように見えたが、大谷も嫌がることなく右手でスイング軌道を見せながら、打った球やスイングの仕方をレクチャーし良好なコミュニケーションを取っているように見えた。
するとABEMAのコメント欄やSNS上では「ラッシングとの関係よさげ」「ラッシングにレクチャー」「大谷さんの優しさ」「ラッシングがかわいいなw」など、スーパースターに貪欲に質問していく24歳のホープの姿にほっこりした様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル
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大谷翔平も納得「2番起用」で34号…ロバーツ監督「彼はチームのために何でもする人だ」
読売新聞
大谷翔平も納得「2番起用」で34号…ロバーツ監督「彼はチームのために何でもする人だ」
ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は20日(日本時間21日)、本拠地でのブルワーズ戦で2試合連続の本塁打となる34号2ランを放つなど3打数1安打2打点、1四球だった。ドジャースは四回に失策が絡んで3失点して追いつかれ、六回に逆転を許した。5―6で敗れて3連敗で、ブルワーズには今季6戦全敗となった
3回2死1塁、大谷が2ランを放つ(20日)=木佐貫冬星撮影© 読売新聞
ドジャースのロバーツ監督が、大谷の打順変更に踏み切った。今季初めて、1番ではなく2番にした。不振だったベッツを2番から慣れ親しんだ1番に戻し、出塁を意識させることで復調のきっかけをつかんでもらおうという狙いがあった。
大谷も納得しているといい、ロバーツ監督は「彼はチームのために何でもする人だ。ムーキー(ベッツ)が復調することでチーム全体が良くなるなら、それを最優先に考えてくれる」と説明した。
この1、2番が機能したのが三回だった。1点を先制し、ベッツが4試合ぶりの安打となる中前打を放って二死一塁となった。先発左腕キンタナに対し、大谷は2ボールからの3球目、真ん中の甘いシンカーをとらえると、打球は左翼フェンス奥のブルペンに飛び込んだ。
大谷の2戦連発は6月26、27日以来。調子が上がりつつある大谷が2番に入り、ベッツが塁に出ることで、一発で多くの得点を挙げられる可能性も高まりそうだ。
21日のツインズ戦では、大谷が後半戦最初の先発マウンドに上がる。打順が2番になることで、ロバーツ監督は「先頭打者としての準備を急がなくても良くなる」とのメリットもあると語った
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MLB】大谷翔平、399日ぶり2番起用の34号2ランは“吉兆”の号砲か 指揮官が語った「2」のメリット
SPREAD 
【MLB】大谷翔平、399日ぶり2番起用の34号2ランは“吉兆”の号砲か 指揮官が語った「2」のメリット
今季34号2ランを放ったドジャースの大谷翔平とムーキー・ベッツ(C)Getty Images© SPREAD
ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのブルワーズ戦に今季初の「2番DH」で先発出場。3回裏の第2打席に34号本塁打を放った。
■1番ベッツと相乗効果を発揮
大谷は今季初の「2番」で2試合連発となる34号2ランを放った。
3回裏の第2打席、2死一塁で大谷は、相手先発ホセ・キンタナ投手の3球目シンカーを捉えると、打球は左翼スタンドへ。ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手と一時リーグトップタイとなる今季34号2ランを放った。
この日は6月16日(同17日)のロイヤルズ戦以来、399日ぶりのとなる「2番DH」で出場。打撃不振で前日にスタメン落ちしたムーキー・べッツ内野手が打順変更で1番を務めた。
結果、この布陣が功を奏し、2死走者なしの場面でベッツが中前打で出塁し大谷の一発でホームイン。打率.241と低迷ベッツは15打席ぶりの安打を放ち相乗効果を発揮した
ロバーツ監督は「左投手に対しても右投手に対しても、当面の間、私はムーキーを1番に置くつもりだ」と三塁手のマックス・マンシー内野手が骨挫傷から復帰するまでは少なくとも継続する意向を示しており「うまくいけば、とにかく出塁して回を組み立てるという心構えにつながると思う」とベッツの復調を期待。
当のベッツはメジャー12年目でここまでの長期にわたる不調は初めてだとし「以前、軌道修正のためにしていたことがもう効果がないんだ。だからこそ難しい」と復調の手段を日々模索し続けており「どうやって乗り越えればいいのか分からない。分からないんです」と苦悩を語っていた。
■指揮官は投手・大谷へのメリットにも言及
大谷はこの日、3打数1安打2打点1四球で打率は.275。試合は6回に逆転を許したドジャースが5-5と惜敗。後半戦に入り手痛い3連敗となった。
しかし、1番ベッツ、2番大谷の打順はさっそく機能した。この打順で出場を続けることでベッツが復調の糸口を見つけられる可能性がある。
さらに、ロバーツ監督は「ショウヘイは頼めば何でもやってくれる。チームを第一に考え、チームのためなら彼は全力を尽くしてくれる」と大谷の献身ぶりを称賛。「彼が投げる日でも(ベッツが)最初の打者になるために急ぐ必要はないと思う」と投手大谷にとってもメリットだと語った。
明日本拠地での行われるツインズ戦では大谷が今季6度目の先発予定。今季の二刀流デーで大谷が登板中の打席で安打を放ったことはないが、2番起用となることで打撃でも余裕が生まれる可能性がある。
大谷が先発マウンドで連敗を断ち切る好投を見せることができるか。打順変更が投手大谷にとってもよい影響を与えることを期待したい