心頭滅却すれば火も・・涼し | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

昨日、大河ドラマ「軍師 官兵衛」の総集編が放映されました。その中に出て来た快川和尚の恵林寺について語りましょう。


甲斐(山梨県)の国に臨済宗の恵林寺(えりんじ) が在ります(山梨県甲州市塩山小屋敷)。


この寺は快川和尚が燃え盛る山門の上で


「安禅必ずしも山水を須いず、

心頭滅却すれば火も自ら涼し」


と発したことで、良く知られています。


真空管のアナログ世界に魅せられて-恵林寺

     臨済宗「恵林寺」

     山門の左右の柱に

「安禅不必須山水減却心頭に火自涼」
     の言葉が見える

真空管のアナログ世界に魅せられて-恵林寺

     臨済宗「恵林寺」

真空管のアナログ世界に魅せられて-恵林寺
    臨済宗「恵林寺」由緒


この恵林寺は甲斐武田氏の菩提寺です。この寺院で信玄の葬儀が武田信玄の子、勝頼の手で盛大に行なわれました。天目山の戦い(天正10年~1582年・織田VS.武田勝頼の戦い)で、信長の命により織田信忠軍の手で焼き討ちにされて焼け落ちしました。この寺の快川紹喜和尚が猛火の中に身を投げました。


この恵林寺は信長が本能寺の変で横死後、徳川家康により再建されて現在に至っています。


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