本日は二日続きの寒い雨とはとは打って変わっての終日いいお天気でした。街の花屋さんに寄りました。そこには秋から冬の花が沢山並べられていました。
私はとりわけて、ユリの花に特別の関心を持ちました。
中でも、純白で大型なカサブランカが他を圧倒します。
ユリのカサブランカの由来は・・・・・。
アフリカ北西部のモロッコ王国の太平洋岸に、カサブランカという港湾都市が有ります。カサブランカはスペイン語で「白い家」の意味。カサ(CASA)は「白い」、ブランカ(BLANCA)は「家」です。カサブランカには白い家が有ります。
映画「カサブランカ」でも知られました。太平洋戦時下の愛とロマンスを描いた佳作でした。私はこの映画に感動した記憶が有ります。
この花屋さんに並べられたこの花、カサブランカと思いきや、「シベリア」という品種のユリでした。
親切な花屋さんは、「カサブランカ」では有りませんよ。この花は、シベリアです」と教えて呉れました。思うに、シベリアの、どこまでも続く真っ白な雪原が名前の由来でしょう。
この親切な花屋さんは、こんなことも教えてくれました。ユリの花をお客の手に渡す前に、おしべの茶色の花粉をすっかり拭い落とすそうです。花粉が純白の花びらを汚してしまい花の品位を落とすからだそうです。
いろいろユリについて教わりました。そうそう、ユリの名前の由来についても教わりました。
ユリの名前の由来は諸説あるそうですが、
「風で花がユラユラ揺れる」
からだそうです。