私のイタリア・ギリシァの旅は、2001年6月から7月にかけてでした。その2ヶ月後の 9.11にNYテロが発生しました。そのテロの前に旅が出来たことを安堵したり、旅の怖さを改めて認識するなど複雑な思いをしました。
その旅で、ギリシアとトルコに囲まれるエーゲ海のミニ・クルーズを体験しました。私の観光の島は、エギナ、ポロス、イドラ島です。今回は、私が特に印象深いイドラ島に付いて回想したく思います。
私の思い出のコレクションの一つとして・・・・。
イドラ島は緑が少なく、乾燥した山々は赤い肌が露出しています。また平地が少ないので山肌には赤い屋根の家が多く建ち、美しい景色を提供してくれます。港にはガス灯などが有り、エキゾチックな風景です。
イドラ島の波止場には、世界中から集まったアーチストの卵達が制作した銀、銅の彫金細工のアクセサリーを販売する店が並びます。ひと際高い時計塔が印象的です。また、ギリシアには小粋な「タベルナ」が有ります。ギリシアでは小さな食堂をタベルナと言います。初めて聞くと戸惑います。
美しい紺碧の海
高地から見る、どこまでも青い美しい海に感動させられます。この美しい海で泳ぐ人も見受けられます。
のんびりロバで物資の輸送
イドラ島では、バイクとか自動車の乗り入れは一切禁止されています。生活資材とか食料などの運搬もロバに頼っています。この環境に優しい配慮は、アーチストに好まれる島をいつまでも維持したいからのようです。