私は真空管ラジオのコレクターですから、その趣味にふさわしく風格の有るSpecial ラジオを紹介しましょう。
ところで、現在,真空管は手に入るかと言いますと、ミュージック再生のためのアンプ用であれば、東京秋葉原とか大阪の日本橋の専門店で手に入ります。ロシアで、昔と同じ仕様で真空管を製造しているからです。
しかし、ラジオ用の真空管は製造されていません。偶然の在庫品もしくは、中古品であれば手に入ることもあります。
(アメリカ 1935年製)
金属ラッパ式拡声器(スピーカー)
真空管ラジオは、戦後の五球スーパーを頂点として、ソニー製のトランジスターラジオ(1955年)にその地位を譲って行くことになります。
この真空管ラジオは鳴ります。但し、音は小さいですから、どこかのシックで静かな喫茶店に似合いそうですね。アンテナとアースが必要です。