週中競馬記事(2024年6月25日)~リーディングサイアー展望・回顧~ | ブログ

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今週は小倉・福島・函館の3場開催

G3ラジオNIKKEI賞、G3北九州記念の2重賞実施週

本来は中京実施のCBC賞実施週ですが本年は3回小倉⇒2回中京の実施順で芝1200m重賞のCBC賞と北九州記念の実施順も入れ替わるような形

 

先週のG1宝塚記念など実施週にて上半期終了ということで今回は年間成績の想定や昨年同時期との比較などに触れつつ進めます。

 

 

●1位(1位)キズナ(24億2097万2000円)(99勝)

(23億7472万2000円)(94勝)

※2023年上半期終了時

4位(17億4732万6000円)(65勝)

 

先週は1勝クラスなど5勝で獲得賞金24億円突破。

G1宝塚記念のディープボンドは先行策から大きなリードを保って最後の直線を迎えるようなこともいわれていましたが道悪の影響か進まなかったようで5番手辺りから伸びずといった7着。京都が向くようなこともいわれ実際に重賞勝利などもありますが阪神大賞典や阪神実施の天皇賞(春)でも走っているように関西エリア春期の中長距離戦が合うというだけかと。3度目の宝塚記念出走で初の着外になりましたが、特殊な道悪という条件下も5着とは同タイム、加齢していることからは良く走っているとも。古馬となってから秋期競馬に実績はありませんが出走したのは海外遠征やジャパンカップ・有馬記念なので。グレード別定のレースなどならばまだそれなりに走りそうな気もしますが。

キズナのリーディング観点では入着のほしかったところでしょうが天皇賞(春)で3着した分が大きいでしょう。

 

上半期終了時は獲得賞金24億円突破で首位キープ、勝利回数は99で年間50億獲得、200勝のペースには届きませんでしたが6月という月間の括りで見ればまだ1週ありますし勝利回数はほぼクリアしたようなものでしょう。本年の推移などからペースが極端に落ちるとは考え難く逆転されないかはロードカナロよりもエピファネイアのG1での一発にやられないかでしょう。キズナも昨年G1で活躍したソングラインが抜けたとはいえ皐月賞1着・日本ダービー2着ジャスティンミラノや桜花賞・オークス3着ライトバックなども出しているのでG1で全く期待できないわけではないのですが。

本年産駒デビュー6年目で昨年まで獲得賞金・勝利回数ともに前年度を上回って来ましたが本年はそれを大きく更新するのは間違いなく獲得賞金は昨年の32億2555万5000円を超えて初の40億円突破が濃厚でペース的には50億円に届いても、50億突破は秋期G1レースでの複数勝利も必須となりそうですが3歳馬の活躍があればそのようになっても。

年間順位は3年連続4位で昨年は父ディープインパクトに競り負けトップ3入りはなりませんでしたが、獲得賞金差などから本年3位以内は確定的な状況で1位~3位のいずれかでしょう。2位・3位も逆転可能な差でリーディング確定的とはいえませんが、上半期を終えた段階では最有力と考えます。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

後半戦スタートからそのような状況ですが条件レースを中心に稼ぐタイプともいえますし、東西主場で1開催を終えた段階の2歳戦では先週で首位に返り咲き。昨年2歳リーディングを獲得したように2歳戦の成績も強みとなるでしょう。2歳戦はエピファネイアも強く昨年も競り合いの末にキズナがリーディングとなったようにエピファネイアが上回る年度としても同カテゴリーで大きく詰めさせることはないでしょう。

 

●2位(2位)ロードカナロア(21億5996万6000円)(91勝)

(20億4542万9000円)(90勝)

※2023年上半期終了時

1位(22億1975万7000円)(87勝)

 

先週は障害G3東京ジャンプSで1勝。G1宝塚記念ではベラジオオペラ3着で週間1億円超えの獲得賞金21億円突破。

 

G1宝塚記念のベラジオオペラはベストよりも1ハロン長く得意の阪神内回り実施ではなく京都外回り実施ということから道悪で上位人気馬が動けなかった分を考慮しても良く走ったでしょう。

1着でも順位逆転はならなかったのですが、そこで着外にでもなってしまうと対キズナで更に苦しくなりますしエピファネイアに逆転され3位に落ちてしまったので。

 

障害重賞G3東京ジャンプSのジューンベロシティはレース連覇となりましたがカラ馬に絡まれる不利があったとはいえ最終障害飛越後に2着馬の進路をカットし続け着順変更はなかったものの騎手は騎乗停止に。獲得賞金に関しても影響なく同レースでは3着馬も出したので障害戦の成績も先週分に関しては大きな獲得賞金源となったでしょう。

 

・障害リーディング

1位キズナ    1億2060万7000円

2位ロードカナロア   9174万2000円

 

先週の結果で障害カテゴリーも総合部門と同様の1・2位となりましたがロードカナロアの本年障害戦勝利は東京ジャンプSのジューンベロシティと3着だったヴェイルネヴュラの前走障害OP1着の2勝。

 

昨年同時期との比較では6000万弱の減とそれほど落ちてはいないのでそれだけキズナの出来が良いということでしょう。アーモンドアイの活躍が顕著だった産駒デビュー4年目の20年に40億7000万円台の獲得でキャリアハイとなっていますが、当時から出走世代数も増加した22・23年も39億円台の獲得と年間40億前後の獲得賞金に落ち着く傾向にあるのでその傾向通りならばキズナがその数値を大幅に上回ってしまえば届かないでしょう。

昨年はジャパンカップ・有馬記念の入着などでドゥラメンテに終盤で逆転を許しましたが、率などを争うものではなく減算がない数値の争いなので基本的にはリードをされていれば不利なのは否めず。出走回数は2週前に同数でしたが先週時点でキズナが上回ったのでそこでのアドバンテージも得られないとなればそこからもロードカナロアは苦しいでしょう。

上半期に活躍したベラジオオペラの他に昨年の大きな獲得賞金源となったリバティアイランドやブレイディヴェーグなどがG1で勝ちまくれば逆転は可能な差ですがキズナやエピファネイアの有力馬出走も考えられますし、2歳戦の成績は現在トップ3の3強の中では大きく劣ってしまうことも想定されることからも逆転は難しいでしょう。勝利回数を見てもわかるように安定感から2位を獲る可能性は3位エピファネイアよりも高そうですがキズナを逆転して1位になるのはロードカナロアよりもエピファネイアの方が可能性は高いといった状況でしょうか。秋期G1レースの賞金が大きく産駒傾向にも拠るはずですが。

 

今週の重賞登録馬は北九州記念のグランテスト、ナナオの2頭。

グランテストは前走3勝クラスライスシャワーCを勝利してOPクラス初出走の重賞初挑戦。小倉は2走前の3勝クラス下関S4着のみですが小回りが良くないなどというよりも4歳牝馬で番組編成上の関係もありそうですが夏季競馬の実績がないので、秋季~冬季に良いタイプともいえそうですが。想定は過去4勝中3勝時騎乗の坂井瑠星。

3歳牝馬のナナオはG3葵S3着から。前走は前が止まらない競馬で通過順に1~3着がそのまま入ったようなレース、今回も開幕週で前が止まらないとなればどうでしょうか。前走G3葵Sで先着を許した1着ピューロマジック・2着ペアポルックスも登録。3歳牝馬なのでハンデはそれほど重くならないと見ますが。買い材料としては道悪に強いので今週も馬場が渋れば、あとは1走置きに勝ち負けを繰り返しているので今回は勝つ番ですが単に重賞で負けているだけともいえるので。北九州記念として見れば3歳牝馬の勝利となれば21年ヨカヨカ以来、22年にはナムラクレアが3着。本来同時期実施の同じく芝1200mのハンデG3戦CBC賞で3歳牝馬勝利の場合は22年テイエムスパーダ以来(22年7月小倉芝1200m実施)。これらの3歳牝馬勝利はヨカヨカ51キロ、テイエムスパーダ48キロの軽ハンデ。想定は和田竜二の継続。

 

●3位(3位)エピファネイア(21億272万円)(50勝)

(18億3986万2000円)(47勝)

※2023年上半期終了時

13位(7億9080万2000円)(35勝)

 

先週はG1宝塚記念など3勝で前回の18億円台から獲得賞金21億円まで突破。

前回の記事で失敗してしまったのは、この時期に実施の宝塚記念で道悪想定をしなかったところその適性が大きくものをいったようなレースとなってブローザホーンが勝利。阪神内回り実施ではなく京都外回りとなったことも味方したのでしょうが重馬場発表でしたが連続開催の最終週でレース中にだけ降雨が激しくなるような特殊な条件の荒れ馬場を外ラチ沿いから突き抜けるなど、条件には恵まれましたが2馬身差を付けたので完勝として良いでしょう。

 

獲得賞金は21億円まで突破して昨年の獲得賞金を上半期終了時点で上回り、22年の獲得賞金も上回ってキャリアハイだった21年の24億2751万5000円を上回ることは確定的でしょう。

上半期は桜花賞・ヴィクトリアマイル・日本ダービー・宝塚記念でG1レース4勝、重賞9勝などがあってここまで躍進していますがそれでいて順位3位というのをどう見るか。

昨年同時期は10位以内にも入っておらず、それでも2歳戦成績などでトップ10入りは問題ないという状況でそこはクリアした程度だったことを思えばこの成績は素晴らしいのですが、首位逆転となるとキズナに勝利回数では半数ほどなのでこのギャップをG1レースの一発でいかに埋められるか、昨年と同じような状況ともいえますが本年もそのようなことがあれば。ヴィクトリアマイルを14番人気から勝利した6歳牝馬テンハッピーローズは秋にBCシリーズで海外遠征予定ということもあり過度の期待はできませんが桜花賞馬ステレンボッシュ、日本ダービー馬ダノンデサイル、先週G1勝利のブローザホーンが秋も大きいところで賞金を獲ってくれば。

キズナ・ロードカナロア・エピファネイアが上半期終了時に獲得賞金20億(21億)円突破で4位以下との差も大きく、この3頭から本年のリーディングサイアーが出ることは間違いないでしょう。

 

今週の重賞登録馬はラジオNIKKEI賞のジュンゴールド。

2歳戦は新馬、1勝クラス特別と連勝しG3京成杯に1番人気で出走も同じエピファネイア産駒で勝ち馬となって後の日本ダービーも勝利するダノンデサイルにレース中ボロを喰らわされたようなこともあってか12着に大敗し前走G2スプリングS10着以来の出走。それが直接の原因なのか実際はわかりませんがダノンデサイルとは思わぬところで明暗が分かれ巻き返しを期したいところでしょうが、2歳1勝クラス特別は5頭立ての勝利とこの辺りに疑問も。想定は荻野極の継続。

 

●4位(5位)ハービンジャー(11億4731万8000円)(38勝)

(10億9688万6000円)(36勝)

※2023年上半期終了時

9位(9億5699万円)(42勝)

 

先週は1勝クラス特別など2勝で獲得賞金11億円突破。G1宝塚記念ではローシャムパークが5着。京都外回り向きとは思えず、ここまで馬場が悪化するのも良くなかったのでしょうが入着は確保。良馬場の阪神内回りならば勝ち負けだったのではないかと。

 

昨年4年ぶりにトップ10内復帰を果たしましたが本年は先週ドゥラメンテを逆転して順位4位まで浮上。上半期の重賞勝利はG1オークス チェルヴィニアの1勝ですがG1大阪杯2着ローシャムパーク、G1安田記念2着ナミュールなどもあってこれらの分だけ上積みがあったような昨年からの推移。ディープインパクト、ハーツクライにかつての強さがなくドゥラメンテ、モーリスなどが伸びを欠くシーズンとなっていることも要因でしょう。3年トップ10圏外となった種牡馬のトップ10内復帰もレアケースでしたが、本年ここまでの順位上昇も想定外で他の種牡馬が落ちているとも書きましたが上位3頭の寡占度も高いのだと思われます。その間隙を突いたということでもないのですが、芝レースを中心にG1レースを含む重賞入着など結果を残すゆえのハービンジャー本年ここまでの好成績といえるでしょう。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●5位(4位)ドゥラメンテ(11億3349万7000円)(56勝)

(11億2299万7000円)(55勝)

※2023年上半期終了時

2位(19億3518万5000円)(61勝)

 

先週は未勝利1勝で順位5位に後退。

 

勝利回数こそ昨年よりも伸びていますが獲得賞金は激減しており、昨年は3冠牝馬リバティアイランドやタイトルホルダー、スターズオンアースなどの秋季G1レースの入着などもあって逆転リーディングを獲得しましたが獲得賞金差がここまで開き本年の状況からリーディング連覇は絶望的。何があるかわからないのも競馬ですが絶望的というよりは無理と断じた方が良いでしょう。

昨年上半期はリバティアイランドの3歳牝馬クラシック2冠に加えシャンパンカラーがNHKマイルカップを勝利などG1レース3勝の重賞7勝。下半期にはリバティアイランドが秋華賞も勝利し牝馬三冠、菊花賞ドゥレッツァの勝利や上記タイトルホルダー、スターズオンアースのジャパンカップ・有馬記念入着などもありましたが本年はシュガークンのG2青葉賞など重賞3勝のG1未勝利。本年2歳が最終世代で5世代しか残せず産駒に注力されなくなったのかも知れませんが現3歳の中央世代別リーディングでは9位とこれらが影響しているのでしょう。

世代別リーディングの3歳部門というのは馬齢限定戦も行われ付加賞を含めたクラシック競走の賞金は大きく有用とはいえ、前年度の2歳成績も含まれるので単年の獲得賞金で争うリーディングサイアーの指標としてはそのまま信用するわけには行かないのですがキズナやエピファネイアに現時点で10億以上離されているドゥラメンテというのは単純に良い成績とは言えないでしょう、その結果が本年の成績ともいえますが。

とにかく昨年とは全く違う状況なので結果的に唯一のチャンスとなったような昨年にリーディングを獲れたのが良かったのではないでしょうか。

 

今週の重賞登録馬は北九州記念のサウンドビバーチェ。

23年G2阪神牝馬Sの勝ち馬で同年のヴィクトリアマイルは5着。その後は2桁着順が続き本年のヴィクトリアマイルは10着からの出走。芝1600m未満の距離は2戦目の2歳7月新潟芝1400m未勝利6着以来の2走目で3歳時の中山芝2000mG2紫苑Sでも2着したように距離変更するならば延長した方が良さそうなタイプがスペシャリストの揃う開幕週平坦小倉のハンデ戦で芝1200m戦は初出走。ドゥラメンテ産駒の芝1200m重賞勝利も本年G3シルクロードSのルガル1勝のみ、ピークを過ぎたようなケースの出走予定ということもあって常識的には厳しいでしょう。想定は田口貫太。

 

●6位(6位)ルーラーシップ(10億5891万1000円)(45勝)

(10億4060万2000円)(44勝)

※2023年上半期終了時

8位(10億2712万7000円)(53勝)

 

先週は未勝利1勝、リステッドレース入着もありましたが大きな賞金加算とはならず順位6位で上半期終了。

 

獲得賞金は昨年同時期から微増ですが、4月の阪神芝1600m重賞でG2阪神牝馬Sマスクトディーヴァ・G3アーリントンCディスペランツァ・G2マイラーズCソウルラッシュと3週連続重賞勝利。これらはモレイラ騎手の手腕も大きかったのでしょうがG1ヴィクトリアマイルでマスクトディーヴァ2着、G1安田記念ソウルラッシュ3着など上位入着も、プレップの勝利にとどまりレース中の不利などもありましたが本番のG1レースでは勝ち切れなかったのが大幅な賞金増とならなかった要因でしょう、この程度の数値に落ち着くのがルーラーシップともいえますが。

良くも悪くも安定してしまっているので、このような推移から本年もトップ10内は確保しマイルG1の結果などで順位上昇もありえるといったことが想定されます。

 

今週の重賞登録馬は北九州記念のヨシノイースター。

昨年のG3CBC賞は10着で中京よりも本年のOP北九州短距離Sでも勝利している小倉の方が良さそうですが左回り未勝利なことから右回りといった回りの関係もあるでしょう。夏季競馬の実績もなかったりしますが本格化前でゲートが良くなかった当時の成績で、3走前のOP特別勝利時からはゲートも決まるようになって2走前のG3オーシャンSでも4着し前走OP(L)春雷S3着から。近走も勝ち切れてはいませんがトウシンマカオやビッグシーザーなどが上位になるようなG3戦だったり、前走にしても勝利したサトノレーヴは次走G3函館スプリントSで勝利などスプリントカテゴリーである程度のランクには位置しているので。オーシャンSで先着を許したバースクライ、春雷Sで洗濯を許したサーマルウインドといった強い牝馬の登録もありますがゲートの不安さえ出なければ上位争いでしょう。想定はOP特別勝利時の丸山元気に戻る形。

 

●7位(7位)ドレフォン(10億968万4000円)(42勝)

(9億4982万3000円)(39勝)

※2023年上半期終了時

11位(8億6786万5000円)(53勝)

 

先週は1勝クラスなど3勝で獲得賞金10億円突破。

本年は芝で1勝しかしてなく、典型的なダート種牡馬なのですがこのような種牡馬が例年1頭はトップ10内に入りかつてのゴールドアリュールやヘニーヒューズといった存在がドレフォンになったということでしょう。獲得賞金増は本年2歳が4世代目の出走で世代数増加が繋がっていると思われます、他にもあるのですがそれは後述ということで。

 

・ダートランキング

1位ドレフォン   7億5109万8000円

2位ヘニーヒューズ 6億1353万4000円

3位ロードカナロア 6億874万4000円

 

ダート部門はドレフォン首位で折り返しですがロードカナロアが先週は伸びなかったようで依然として僅差ですが2位・3位に順位変動。

 

今週の重賞登録馬は北九州記念のサーマルウインド。

OP(L)春雷S2着からの出走で前走は4ヶ月ぶりの年明け初出走で叩かれた上積みのようなものがあれば。上記ヨシノイースターとの関連でOP(L)春雷S上位馬といった扱いで有力と思われますが新馬戦は中京の出走で2走目以降は東京・中山・新潟の東日本エリアで昨年の信越Sではリステッドレース勝利もありますが芝1200m出走は前走のみで関東馬の小倉重賞出走は割り引きでしょう。芝1800m戦当時の結果なども含め関東馬の北九州記念勝利は16年バクシンテイオーのみ、関東馬の出走頭数も少ないのでしょうが本年も登録時出走馬決定順18位以内の関東馬はサーマルウインドのみ。CBC賞でカウントすれば関東馬の勝利は16年レッドファルクス以来、関東馬という観点では中京と小倉では地理的に条件も違いますし回りも違うので。想定は川田将雅の継続。

ドレフォンはダート偏重の成績ですが出走回数の少ない産駒デビュー1~3年目に芝でも10・14・21勝しており本年だけ特に芝の勝利回数が伸びないとも。現にサーマルウインドも全5勝は芝で唯一の中央勝ち馬も22年G1皐月賞のジオグリフ、本年もワープスピードが長距離芝重賞で連続入着など芝での獲得賞金も多いので。本年G3ダイヤモンドS3着・G2阪神大賞典2着・G1天皇賞(春)5着ワープスピード分も獲得賞金増の要因でしょう。

本年ドレフォン芝部門は2億4348万6000円の順位25位、勝利回数は1(4月福島の3歳未勝利ジョーメッドヴィン)。先週も芝で2着1回・3着2回でこの3着2回は2歳新馬戦なので近い内に本年2勝目の芝勝利もあると思われます。

 

●8位(8位)モーリス(9億2935万5000円)(44勝)

(8億5835万円)(39勝)

※2023年上半期終了時

6位(14億5988万7000円)(57勝)

 

先週はOP青函Sなど5勝、うち3勝は前回まで未勝利だった2歳戦の勝利で獲得賞金は9億円突破。数値は下げており今月もトップ10圏外になるなど良いシーズンとはいえませんが直ぐに戻して来るような面も見られ10位以内確保は問題なさそう。年間獲得賞金は産駒デビュー4年目の昨年まで右肩上がりでしたが昨年25億円の獲得があったので本年は初めて前年度割れということになるでしょう。産駒でG1勝利したピクシーナイト、ジェラルディーナ、ジャックドールといった核になるような存在が見当たらないので大幅な上昇も厳しそうですがノッキングポイント辺りがそのようになれば。とはいえ2歳戦も強く急激に止まることも考え難いでしょう。

 

ラジオNIKKEI賞にはログラールが登録。

3歳1月3戦目の小倉未勝利勝ち、その次走となったG2スプリングS8着から条件レースに戻った前走4月阪神の芝2000mで3歳1勝クラスを勝利。これから良くなるタイプなのでしょうが母ディアデラマドレなのでそれをいえば良くなるのは古馬になってからとも思えるので有り体にいえば試金石の一戦といったことでしょう。想定は北村友一の継続。

 

北九州記念にはメイショウソラフネが登録。

OP(L)春雷S10着からの出走で前走も0秒4しか負けてなくG2スワンSやG3シルクロードSでも0秒9差に駆けていますがスプリントカテゴリーのレースで着差も付かなかっただけでしょう。未勝利勝ちは小倉芝1200mですが3勝クラス特別は芝1400mで1400m寄りのスプリンターとも思えるので3走前にOP(L)淀短距離S2着もここでは。想定は横山典弘の継続。

 

●9位(10位)ディープインパクト(8億7843万9000円)(17勝)

(8億3533万1000円)(17勝)

※2023年上半期終了時

3位(18億2033万1000円)(52勝)

 

先週は未勝利でしたがG1宝塚記念プラダリアの4着などの入着もあって順位を9位に上げて上半期終了。G1宝塚記念では昨年3着でもあり実績などからジャスティンパレス有力と見ましたが道悪で全く動けなかった10着。総合記事でキャリア初の2桁着順などとしましたが本格化前のG1皐月賞・日本ダービーは9着だったので。

逆にプラダリアは道悪巧者で得意の京都だったことで上位入着。更に道悪巧者の馬がいて3着内には入れず動けなかった有力馬が出た分の4着でしょう。

良馬場の宝塚記念でもっと獲得賞金を得られるというかジャスティンパレスがいるので本年の推移でここまで苦戦するとは思わなかったのですが、最晩年の産駒として頑張っているシャフリヤールやプログノーシスも含め海外レースに出走することも多いので。

 

ということで本年は11位以下の期間も長くトップ10のボーダーまで追いやられましたが、残った産駒でなんとか踏ん張るしかないでしょう。いずれにせよ本年トップ10入り最後のチャンスで来年以降は11位以下ということが想定されるのでなんと10位以内死守を。母の父部門では昨年もトップで本年もトップは濃厚と、そちらのフェーズにシフトしているので種牡馬成績でもこれだけ踏ん張るのは驚異的としても良いでしょう。

昨年から2歳世代の出走が完全になくなったので当然2歳戦の出走もないことからその点でも苦しいのですが、現状の順位からは1位下げても10位で抜かれるとすればキタサンブラックでしょうから楽観的に見ればそれでトップ10入りはクリアしても。下半期で追い込まれたと想定した場合に最後のカードとしてはAuguste Rodinのジャパンカップ参戦という話題も出てはいるので、実現した際にはそこで勝つしかないでしょう。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●10位(9位)リオンディーズ(8億6082万3000円)(23勝)

(8億3623万円)(22勝)

※2023年上半期終了時

21位(5億5955万7000円)(29勝)

 

先週は2歳未勝利1勝。2歳戦は既に2頭勝ち上がりと好調な滑り出し。日曜東京メインのOP(L)パラダイスSでは1番人気のNHKマイルC3着ロジリオンが4着。G2京王杯2歳S2着やOP(L)クロッカスSなど距離も1400mベストでそれらは東京芝1400mなので条件はベストとしても良く古馬相手とはいえ3キロハンデを貰って勝ち馬も3歳なので物足りない結果とも思いましたが、シュトラウスの挙動がまたアレだったようでスムーズさを欠いたようなコメントも。

 

リオンディーズがトップ10内で上半期を終えるとは全く思いませんでしたが、天皇賞(春)テーオーロイヤルの勝利週に17位から7位でトップ10入りし2週前に一旦11位に落ちましたが10位に戻して上半期終了。上記ロジリオンなども奮闘していますが、とにかくテーオーロイヤル効果で昨年の成績から本来は落ちたようなところをテーオーロイヤル分が加算されたようなものでしょう。テーオーロイヤルも年内に中央出走がないようなローテとなりそうでトップ10内維持は難しいはずですがここまで踏ん張ったのも立派でどこまで耐えられるか。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

 

●11位(11位)ハーツクライ(8億4769万円)(31勝)

(8億2321万3000円)(31勝)

※2023年上半期終了時

5位(15億2663万6000円)(49勝)

 

未勝利でしたがG1宝塚記念の1番人気ドウデュース6着に尽きる週間でしょう。馬場と騎手としか思えない負け方でしたがリーディング観点でも獲得賞金なしというのは非常に痛手でトップ10内も遠のくことに。

 

最終世代の3歳もいますのでハーツクライがこのような事態に陥るとは考えませんでしたが出走頭数が少ないこともあって世代リーディングは2億1000万獲得の36位。昨年の2歳戦1億1710万の獲得なので本年に入った3歳以降の獲得賞金は先週まで1億円を割り込んでおり、この数値では日本ダービー2着ジャスティンミラノの獲得賞金(約1億2800万)だけで上回ってしまうことに。10位リオンディーズとは1300万ほどの差なので逆転も可能と思えますが2歳戦の出走が本年以降なし、3歳もその状況では下から来るキタサンブラックの方が逆転トップ10入りの可能性は高いといえるでしょう。あとはドウデュースのローテ次第で良馬場の秋古馬三冠にでも出るようなら、昨秋も色々ありましたがオーナーサイドが騎手をスイッチするとも思えないので。

 

今週の重賞登録馬は北九州記念のバースクライ。

G3オーシャンS3着以来の4ヶ月ぶり。昨年の9月から芝1200m戦に転じ1勝クララスから3連勝で条件レースを突破。1勝クラスでは先日3勝クラスを勝利してOP入りしたマメコを2着に下し、2勝クラスではグランテストに勝利。前走はヨシノイースターにも先着と同じく北九州記念登録馬にも先着していますのでチャンスはあるでしょう。想定は西村淳也。本来は岩田望来と思われ、まだ海外渡航届受理騎手の欄に記載はありませんでしたが今週からフランス遠征の予定。

 

 

●12位(13位)キタサンブラック(8億2587万5000円)(38勝)

(7億1379万5000円)(35勝)

※2023年上半期終了時

7位(13億8160万5000円)(45勝)

 

イクイノックスの引退で大きく数値を落としていますが、昨年の上半期イクイノックスの中央出走は宝塚記念1着のみでそれも大きいのですが昨年はソールオリエンスがG1皐月賞制覇など重賞2勝に加えG1日本ダービー2着とこれが大きくスキルヴィングのG2青葉賞制覇、G1桜花賞2着コナコーストなどの奮闘もあったところから本年は上半期重賞未勝利。そのソールオリエンスがG1宝塚記念で2着、ガイアフォースのG1フェブラリーS2着などもあったのでなんとか10位以内を狙える位置で耐えている現状。

 

宝塚記念のソールオリエンスに関しては、あの脚質なので京都の下りで脚を溜められるタイプではないと見ましたが得意の道悪になって外ラチ沿いをぶん回すような極端な競馬となって昨年の皐月賞ではないですがそのような特殊条件も合うのでしょう。古馬になって成長するというよりは荒れ馬場で他馬が苦戦する際に浮上といったタイプなのでしょう。4歳のソールオリエンス2着・ベラジオオペラ3着とここでは健闘しましたが馬場や進路取りが功を奏しただけで、勝ったのも5歳ブローザホーンですからこの世代の信頼回復に至るとも思えません。

 

13位ダイワメジャー、14位キングカメハメハ、15位ジャスタウェイも一発狙える産駒を擁していますが11位以下からの逆転トップ10入りがあればキタサンブラック有力でしょう。2歳戦は昨年イマイチで本年もスタートしたばかりですが東京で新馬勝ちした2頭はかなり強いレースぶりを見せ粒の揃った世代を予感させる好スタート。宝塚記念で産駒ソールオリエンスがディープインパクト産駒ジャスティンパレスやハーツクライ産駒ドウデュースといった有力馬を直接対決で叩けた(道悪で自滅?)のも大きく、2歳戦のアドバンテージでディープインパクト、ハーツクライの獲得賞金を上回れるとも。

 

今週のキタサンブラック産駒重賞登録馬はラジオNIKKEI賞のウインマクシマム。

芝1800mの未勝利戦で2着もありますが勝利したのは中山芝2000mと東京芝2400mの1勝クラスゆりかもめ賞。前走G2青葉賞5着からの出走と距離短縮組が良いようなデータもありますが本馬に関しては小回り適性なども含め疑問も。中間の調教はかなり動いているようですが時計だけ出て成長期に体のバランスを保てないといったコメントも出ているので、そのコメント自体もイマイチわかりませんが主戦が吹いているだけでいうほど強くないというのも否めず、同型に競られたら一発でアウトという危惧も含め小回りで突かれて良いタイプとは?想定は松岡正海の継続。

 

 

・2歳戦

1位(4位)キズナ(3095万)(3勝)

2位(1位)ナダル(2740万)(3勝)※新種牡馬

3位(33位)モーリス(2325万)(3勝)

4位(23位)エピファネイア(1694万)(1勝)

5位(11位)リオンディーズ(1560万)(2勝)

6位(9位)タワーオブロンドン(1452万)※新種牡馬 

7位(11位)キタサンブラック(1440万)(2勝)

7位(2位)キングマン(1440万)(2勝)

9位(2位)バゴ(1440万)(2勝)

10位(8位)モズアスコット(1192万)(1勝)※新種牡馬

 

11位(5位)スワーヴリチャード(1122万)(1勝)

12位(6位)サトノクラウン(1010万)(1勝)

12位(6位)サートゥルナーリア(1010万)(1勝)※新種牡馬

14位(17位)アドマイヤマーズ(870万)※新種牡馬

15位(10位)サトノアラジン(792万)(1勝)

16位(ー)シュヴァルグラン(720万)(1勝)

16位(11位)シスキン(720万)(1勝)※新種牡馬

16位(11位)オルフェーヴル(720万)(1勝)

16位(11位)ダノンレジェンド(720万)(1勝)

16位(11位)マインドユアビスケッツ(720万)(1勝)

16位(ー)ワールドエース(720万)(1勝)

 

前回まで[3-2-0-1]という産駒成績でトップだった新種牡馬ナダルは先週3頭の出走で新馬1番人気メルキオル11着、新馬2着の1番人気カルデライト未勝利8着、新馬3番人気ディペンダブル8着と打って変わって振るわない成績で2位に後退。

 

変わってトップに立ったのは昨年の2歳リーディングサイアーで中央総合部門もトップのキズナ。新馬1勝、未勝利1勝の2勝加算。

3位に先週3勝のモーリス、エピファネイアも世代最初の勝ち馬が出て5位、2頭目の新馬勝ち馬が出た7位キタサンブラックとこの辺りが本年の2歳リーディング候補でしょう。

 

ナダルは新種牡馬ではまだトップでもあり2歳総合も2位なのでいうほど終わったわけでは、まだファーストシーズンの6月ですし。20位以内に未勝利ながら唯一ランクインしているタワーオブロンドンやアドマイヤマーズも不気味な存在ですがサートゥルナーリアとナダルの争いになりそうな本年の新種牡馬リーディング。

 

先週の注目馬は基本的に勝ち馬となりますが、宝塚記念同日・同場の芝1800m新馬戦を勝利したエリキング。道悪のスローに折り合って直線外に持ち出されると最速タイの上り34秒3で勝利。2着には1馬身半差でしたが追われてからブレない体幹の強さが魅力。良馬場ならば更に強さを発揮すると思われます、同じキズナ産駒の3歳シックスペンスでもそのようなことを書いた気はしますが。ここは無事に通過したということで順調に成長してくればクラシック戦線でも。

エリキングが離せなかったのはスローなのもありますがエピファネイア産駒の2着サラコスティもかなりの素材でエリキングと上りは同タイム。今回の勝敗を決したのは出遅れててしまい位置取りが後ろとなってエリキングが先に動けた分でしょう、上りが同タイムなのでそうなるかと。ゲートの不安は残りますがこちらも次走でアッサリ勝って来るようなら。ドイツSラインのSchwarzgold、サロミナ一族で晩成寄りかも知れませんがこの時期からこれだけ走れば今回は「相手が悪かった」だけで済ませても良いと思います。

連対2頭が差し脚を発揮したのに対し3番手から粘り込み4着を2馬身半離した3着シークまで注目でしょう。母の父ボストンハーバーで半姉にアイビスサマーダッシュ連覇のベルカント、19年G3アーリントンCのイベリスなど短距離寄りで持ってマイルまでといった嫌いはありますが芝1800mでデビューしてこれだけ走っており重賞勝ち馬の半姉は父サクラバクシンオーやロードカナロア、こちらは父がキズナ。ノースヒルズ所有のキズナ産駒で本馬は10番子のようですが6世代続けてキズナが付けられており全姉・全兄も障害戦を含め5頭中4勝は中央3勝と堅実。

 

本年は素質馬が同士が初戦から激突するような傾向にあり上記エリキング・サラコスティやクロワデュノール・アルレッキーノなども該当すると思われますが新馬戦でダノンフェアレディの2着となったショウナンザナドゥが初戦と同じ京都芝1600mの2戦目の未勝利を単勝1.1倍の断然人気に応え勝ち上がり。この馬こそ「相手が悪かった」だけの新馬戦で3着を7馬身離し半馬身差の2着。ここでは多少行きたがるところは見られましたが2番手で折り合い4コーナー付近ではハナに立ち、直線ではハンドライドで2着に5馬身差を付け3着はそこから7馬身差の圧勝。強いことは間違いなのですがダノンフェアレディの強さをあらためて証明してしまったような印象も。

22年セレクトセール2億350万取引馬で母ミスエーニョ、きょうだいにミスエルテ、ミアマンテの重賞勝ち馬、中央で走ったきょうだいは重賞勝ち馬2頭を含む6頭は全て牝馬で2勝以上、本馬ショウナンザナドゥも牝馬で1つ下はリアルスティール産駒の牡馬。

 

東京芝1400mの新馬戦ではサトノカルナバルが7馬身差の勝利。好スタートから4番手付近に控え直線で外目に持ち出されゴーサインが出ると最後は流して圧勝。着差からも強いのですが追われて内にササるようなところがあってクビも高くこの辺りが良くなってくれば。父キタサンブラック、本年のOP鞍馬Sを勝利したジャスティンスカイの全弟で兄もデビュー当初は中距離に使われていましたが芝1200mのOP特別を勝利し1400mデビューということから本馬も短距離指向が強いと見ても。2着同着のデアマトローナも評判馬でしたが付けた着差ほどは強くないかと。

 

東京芝1600mの新馬戦ではジョリーレーヌが勝利。稍重馬場で1000m通過65秒4のスローを差し切って勝ち時計は1分39秒9と非常に遅いのですがラスト3ハロンは12.4‐11.4‐10.9と加速ラップ、ラスト1ハロンは10秒台の最速上り33秒9を計時。道中ピタリと折り合って直線一旦内にササるような場面があって立て直されてのものなので数字より更に価値があるとも。馬体重422キロでデビューの小柄な牝馬ですがクビの使い方も非常に上手く直線で手前を替えてからグンと伸び超スローで逃げた1キロ減の2着馬を1馬身離したのも魅力でしょう。ダートで強いようなボトムラインのモーリス牝馬で使われて煩いところが出なければ。


東京芝1800mのモンドデラモーレはスローで33秒5の上りを計時して勝利していますが好スタートから控えて内目をロスなく追走し直線に向いて一発でスペースを割れなかったことなどがやや不満。上りは速いのですがこちらはレース自体がやや低調かと、ワールドエース産駒ですし過度の期待を掛けるのも。

 

・母の父部門

(前回)

1位ディープインパクト 22億5890万2000円

2位キングカメハメハ  19億2250万1000円

3位マンハッタンカフェ 14億394万円

4位クロフネ      9億9817万6000円

5位シンボリクリスエス 8億4278万2000円

 

(今回)

1位ディープインパクト 23億1023万1000円

2位キングカメハメハ  20億1991万8000円

3位マンハッタンカフェ 14億3485万6000円

4位クロフネ      10億5800万3000円

5位シンボリクリスエス 9億109万8000円

 

首位ディープインパクトは1勝クラスなど3勝で獲得賞金23億円突破。勝利回数は101まで伸びて20年から5年連続100勝突破。

2位キングカメハメハは2勝クラス特別2勝を含む6勝。G1宝塚記念ではローシャムパーク5着、G3東京ジャンプSロスコフ2着などの入着もあって獲得賞金20億円突破。

3位マンハッタンカフェは2勝クラス特別など3勝。

4位クロフネは2歳新馬戦など2勝。G1宝塚記念プラダリア4着などで獲得賞金10億円突破。

5位シンボリクリスエスはG3東京ジャンプSジューンベロシティなど4勝。獲得賞金9億円突破。

 

・宝塚記念

父エピファネイアのブローザホーンが勝利、母の父デュランダルは18位。

母の父デュランダルはG2日経新春杯ブローザホーン以来の本年重賞2勝、通算7勝。

宝塚記念は初制覇。

年間重賞2勝は20年以来2度目。

本年G1初制覇、G1通算2勝。

G1制覇は20年チャンピオンズカップ チュウワウィザード以来。

 

・東京ジャンプS

父ロードカナロアのジューンベロシティが勝利、母の父シンボリクリスエスは5位。

母の父シンボリクリスエスはG2京都新聞杯ジューンテイク以来の本年重賞5勝、通算55勝。

東京ジャンプSは16年オジュウチョウサン、23年ジューンベロシティから連覇達成の3勝目。