中央競馬総合リーディングサイアー(6月2日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

安田記念 ロマンチックウォリアーの父アクラメーションは49位

鳴尾記念 ヨーホーレイクの父ディープインパクトは11位⇒8位

 

 

1位(1位)キズナ(21億7992万4000円)(83勝)

(21億2050万4000円)(79勝)

オールセインツ(1勝クラス)、ダノンフェアレディ(新)、ネビーイーム(障・OP)、で3勝

勝利数80突破

先週は障害OP1勝、1勝クラス1勝、新馬1勝の3勝。勝利回数80突破。

G1安田記念の6番人気パラレルヴィジョンは13着。前走G3ダービー卿チャレンジトロフィーで重賞初勝利のG1初挑戦で相手関係もあっただろうが近2走は中山マイルの連勝、このメンバーで戦うには東京マイルも厳しかったか。

3勝クラス下鴨Sでは8番人気ベリーヴィーナスが勝利。前走の牝馬限定2勝クラス四国新聞杯1着から昇級初戦はハナを切って直線で後続に来られるともう一伸びを見せ、2勝クラスから連勝のOP入り。

日曜京都1レース障害OPでは2番人気ネビーイームが勝利。前走は福島の障害OP4着から初出走の京都で入障後3勝目。

京都7レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳オールセインツが勝利。3歳3月の未勝利戦に初出走し既走馬相手に勝利。前走はG2京都新聞杯に挑戦したが12着。今回は同じコースの自己条件に回って2着馬を半馬身差し切り。今週から3歳上となった条件レース、ここは9頭中3頭出走の3歳馬が1着~3着を占めた。

土曜京都5レース新馬戦では1番人気に応えてダノンフェアレディが勝利。最内枠から好スタートを切ると本年は京都芝内回り1600mで実施の世代最初の新馬戦を半馬身差で押し切り。半兄ダイヤモンドハンズも22年2歳世代最初の新馬戦で勝利。2着に2番人気ショウナンザナドゥ、勝ち馬には半馬身及ばなかったが3着はそこから7馬身差の産駒ワン・ツー。昨年は2歳リーディングを獲得しクラシック勝ち馬も出したが、22年産世代も活躍が期待される絶好のスタート。

先週は土曜京都2勝、日曜京都2勝の週間4勝。G1安田記念をはじめ東京では勝ち馬を出せなかったが堅実に京都で3勝クラス特別など4勝加算し首位キープ、勝利回数でもロードカナロアと並びトップ。昨年初のリーディングを獲得した2歳戦では本年最初のレースでワン・ツーを決めるなど開幕週を終えた段階だが早くもトップに立っている。

 

2位(2位)ロードカナロア(19億2485万1000円)(83勝)

(18億5886万3000円)(80勝)

サロニコス(1勝クラス)、ジレトール(OP・松風月S)、ロードフォアエース(2勝クラス祇園特別)で3勝

賞金19億円突破

先週はOP松風月S、2勝クラス祇園特別、未勝利1勝の3勝。

G1安田記念の10番人気レッドモンレーヴは11着。後方から良く伸びているが昨年の6着から着順を下げる結果に。終いの切れで勝負するタイプだけに稍重馬場も合わなかったか。11番人気ダノンスコーピオンは15着。前走G2京王杯スプリングC4着と復調の兆しもあり、関西馬の美浦入厩も結果には繋がらず昨年の13着から着順を下げてしまった。馬場も合わなかったように思うが大外18番枠も堪えたか。

日曜京都メインOP松風月Sでは1番人気ジレトールが勝利。前走OP天王山S勝利から出走し、逃げた馬が2着に残る展開を後方から差し切って連勝。9番人気ロードエクレールは4着。2走前のOPポラリスS2着以来5度目の中央OPクラス入着。ジレトールの勝利が産駒通算1065勝目となってネヴァービートを上回り歴代種牡馬勝利回数単独19位に浮上。

2勝クラス祇園特別では1番人気に応えて3歳ロードフォアエースが勝利。過去2勝はダートで前走はOPバイオレットSで2着していたが2歳新馬戦2着以来の芝レース出走、距離1200mは初出走だったが2着を半馬身抑えて勝ち上がり。特別戦は初勝利。祇園特別は19年ダイアトニック以来の産駒2勝目、ダイアトニックは19・22年G2スワンSなど重賞5勝(19年祇園特別は1月京都芝1400m1000万特別の実施)。

日曜京都7レース1勝クラスでは2番人気の3歳サロニコスが勝利。1勝クラスフローラルウォーク賞8着から勝ち上がり。

先週は土曜未勝利、日曜京都3勝の週間3勝。土曜は3着以内馬も出ない未勝利週、G3鳴尾記念に出走していれば1番人気になったであろうロードデルレイは馬場入場後に左後肢跛行で競走除外。G1安田記念出走馬はいずれも2桁着順に敗れたが、京都メインOP松風月Sで勝ち馬を出すなど前回から6600万ほど加算し獲得賞金19億円突破。順位は変わらなかったが首位キズナとの差は僅かに詰めた。

 

 

3位(3位)エピファネイア(17億7605万8000円)(44勝)

(17億5782万8000円)(42勝)

ドリームクルーズ(未)、フォーザボーイズ(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。

G3鳴尾記念の9番人気アリストテレスは9着。前走G2マイラーズC15着は距離も忙しく稍重も良くなかっただろうが中距離に距離延長も着外に。過去17度出走の重賞は全てG1・G2戦で今回は初のG3重賞出走だったが振るわず。

日曜東京7レース牝馬限定1勝クラスでは3番人気の3歳フォーザボーイズが勝利。G3フラワーC9着から条件レースに回って勝ち上がり。

日曜東京3レース未勝利では1番人気に応えてドリームクルーズが6戦目で勝利。2歳11月東京芝1800mでデビューし近走は芝1600m戦で好走していたが更に距離短縮し東京芝1400mで勝ち上がり。この勝利で横山武史騎手が通算600勝達成。

先週は土曜未勝利、日曜東京2勝の週間2勝。土曜は2歳新馬戦4着馬1頭のみ入着の未勝利。日曜は東京で3歳馬が2勝。G1日本ダービー勝利の翌週は勝ち馬こそ出たものの大きく伸びることはなく、この辺りが上位2種牡馬を追走する上でも厳しいか。

 

 

4位(4位)ドゥラメンテ(10億6029万7000円)(52勝)

(10億5743万7000円)(52勝)

先週は未勝利

3着以内馬も出ない未勝利週で4着馬3頭の入着。2場開催とはいえ週間300万円を割り込む加算にとどまり、あらためて本年はリーディング連覇を狙うという状況ではないだろう。

 

 

5位(5位)ハービンジャー(10億3699万8000円)(35勝)

(9億5503万8000円)(35勝)

先週は未勝利

賞金10億円突破

G1安田記念では4番人気ナミュールが2着。前走G1ヴィクトリアマイルは海外遠征明けで調整の難しさも出てしまったか大きく出遅れ直線も伸びを欠き8着まで。今回もゲートの出は良くなかったが直ぐに集団には取り付き、直線で大外に持ち出されると前走とは違い鋭く伸び最速上り32秒9も計時したが海外調教馬ロマンチックウォリアーの壁は厚く半馬身差の2着。稍重馬場も向くとは思えない中でG1レース勝ち馬の力は見せたか。

先週土曜は京都で2頭のみの出走。週間でも8頭出走の未勝利もG1安田記念ナミュール2着で7300万ほど獲得。週間では8200万ほど獲得し獲得賞金10億円突破。昨年の獲得賞金10億円突破は7月9日付の七夕賞など実施週でこれを上回るペース。

 

 

6位(6位)ルーラーシップ(10億315万1000円)(42勝)

(9億3544万5000円)(41勝)

ジャスリー(未)で1勝

先週は未勝利1勝。

G1安田記念では2番人気ソウルラッシュが3着。過去2年の安田記念は直線で捌けないようなところもあり13・9着と敗れていたが3度目の出走で上位入着。勝ち馬を負かしに行った分2着馬に差し込まれての3着か。

日曜東京最終レース1勝クラスでは9番人気ジャスリーが勝利。昇級後は3着内もなかったが2着に2馬身半差の押し切り。23年4月東京の1勝クラス以来の勝利で全3勝は東京ダート1600m。

先週は土曜未勝利、日曜1勝の週間1勝。土曜は3頭出走で全て着外。週間最終実施の東京最終レースで人気薄馬が勝利して未勝利週は回避。G1安田記念ではソウルラッシュが3着し4500万ほど獲得。週間では6700万ほど加算し獲得賞金10億円突破。昨年の獲得賞金10億円突破は6月25日付の上半期最終週で宝塚記念などの実施週。春の東京マイルG1で有力馬を擁しつつ未勝利に終わったがプレップ重賞勝利や入着などはあり、昨年との比較でも良いペースで賞金を加算している。

 

 

7位(7位)ドレフォン(8億8895万2000円)(37勝)

(8億6335万2000円)(35勝)

ティンティンデオ(未)、フォローウィンド(未)で2勝

先週は未勝利2勝

G1安田記念の12番人気ジオグリフは6着。前走G1大阪杯5着からドウデュースが勝利した21年G1朝日杯フューチュリティステークス以来の芝マイル戦出走。距離に対応できるかという懸念もあったが先行策も取れ入着まであと一歩。G1皐月賞勝ち馬だけにこれで好走とは言い難いが一時の不振からは脱したか。

土曜東京3レース未勝利では4番人気フォローウィンドが3戦目で勝利。2歳7月福島の新馬戦では勝ち馬と同タイム頭差の2着。そこから休養に入り5ヶ月ぶりの3歳1月の未勝利戦では大敗し今回も5ヶ月ぶりの出走となったが初ダートの東京1600m戦を差し切り。馬体重はデビュー戦を496キロで出走し今回520キロで勝ち上がり。

日曜京都6レース未勝利では3番人気ティンティンデオが3戦目で勝利。3歳4月阪神でデビューし前走2着から京都ダート1900mで2着に3馬身半差の勝ち上がり。おじに22年日本ダービーなどG1レース3勝、重賞4勝ドウデュース。

先週は土曜東京1勝、日曜未勝利の週間1勝。2場開催で上位種牡馬も出走頭数が少ない中で週間28頭の出走。そこから未勝利勝ち馬2頭しか出なかったが未勝利週だった前回からキッチリ勝ち馬を送り出す今シーズン安定のドレフォンらしい週間成績とも。

 

 

8位(11位)ディープインパクト(8億1497万5000円)(17勝)

(7億4869万8000円)(16勝)

ヨーホーレイク(G3鳴尾記念)で1勝

先週はG3鳴尾記念1勝。

G1安田記念の13番人気フィアスプライドは7着。前走G1ヴィクトリアマイル2着から出走。直線では勝ち馬と同じ様な位置にいたが進路を開けるような挙動となってしまい着外に。6歳牝馬ということを考慮すれば前走も含め良く走っているか。15番人気ドーブネは18着。ハナを切る自分のレースを展開し道悪も巧者だがG1レースのメンバーでは通じず。

G3鳴尾記念では1番人気に応えてヨーホーレイクが勝利。1番人気になると思われたロードデルレイが馬場入場後に競走除外となって押し出されるようにして1番人気の出走。レースでは5番手辺りを追走し最後は同じオーナーで昨年の勝ち馬ボッケリーニに迫られたがアタマ差で凌ぎ勝利。本年G2金鯱賞で2年2ヶ月ぶりに復帰するといきなり3着、前走G3新潟大賞典3着を経て完全復調を思わせる1分57秒2の好時計を記録の重賞勝利。6番人気ヤマニンサンパは4着。23年11月のOP(L)アンドロメダS3着以来6ヶ月ぶりの出走。休み明けからというタイプではないが後方から伸びて0秒2差と重賞では初入着。4番人気ディープモンスターは5着。前走G3小倉大賞典は出走取消となって23年11月のOP(L)アンドロメダS1着以来6ヶ月ぶりの出走で入着。これまでの成績からは使いつつリステッドレースならばといったところか。

土曜東京メインOPアハルテケSの8番人気ケイアイシェルビーは5着。後方から追い込んで23年G3武蔵野4着以来3度目のOPクラス入着。

先週は土曜京都1勝、日曜未勝利の週間2勝。G3鳴尾記念では勝ち馬を含む出走3頭すべて入着。日曜はG1安田記念を含め未勝利に終わったが3勝クラス特別2着馬なども出し前回から6600万ほど加算し獲得賞金8億円突破。混戦の中で前回の11位から8位まで浮上しトップ10内復帰。

 

ヨーホーレイクが鳴尾記念を勝利

G2金鯱賞プログノーシス以来の本年重賞3勝、通算292勝

ヨーホーレイクは22年G2日経新春杯以来の重賞制覇

鳴尾記念は16年サトノノブレス以来2勝目

 

 

9位(8位)リオンディーズ(7億8872万2000円)(20勝)

(7億7817万6000円)(20勝)

土曜東京メインOPアハルテケSでは3番人気アクションプランが3着。前走3勝クラス下総S勝利からのOPクラス初出走は大外枠から上位入着。週間8頭の出走でダートOP特別など3頭入着馬は出たが勝ち馬は出ず3週連続未勝利。順位も前回の8位から9位となってトップ10内の維持も厳しい状況。

今週からスタートした2歳戦では日曜京都5レースの新馬戦では母の父としてタガノサダフが初出走(9着)を果たした。

 

 

10位(9位)ハーツクライ(7億8030万5000円)(28勝)

(7億7331万5000円)(28勝)

先週は未勝利

G1安田記念の18番人気カテドラルは16着。後方から自分のレースに徹したが相手も強く着外に。2年以上勝利のないキャリア35戦目の8歳馬によるG1レース初挑戦はさすがに難しかったか。

G3鳴尾記念の12番人気スカーフェイスは8着。人気よりは着順を上げたが後方からのレースで着を拾ったような結果。阪神実施の23年鳴尾記念も8着。

土曜は京都のみで3頭の出走。3勝クラス特別3着馬を含む入着3頭という週間で前回から800万ほどの加算にとどまり順位は9位から10位に後退。トップ10内は維持したが前回10位から11位となったモーリスとの差はおよそ510万円。今週からスタートした2歳戦には本年から産駒出走もなく3歳世代も苦戦していることから古馬勢の活躍に期待となるか。

 

 

・11位以下重賞勝利種牡馬

49位アクラメーション(1億8378万円)(1勝)

ロマンチックウォリアーが安田記念を勝利

中央重賞初制覇

ロマンチックウォリアーは22~24年QE2C3連覇、23年豪G1コックスプレートなどG1レース8勝目、重賞9勝

本年産駒中央初出走で初勝利

中央競馬の産駒勝利は17年10月新潟の2歳未勝利アプローズ以来2勝目

競走馬時代は03年英G2ダイデアムSで重賞1勝、ロイヤルアプローズ経由ノーザンダンサー系(トライマイベスト系種牡馬)種牡馬。

海外調教馬の安田記念勝利は95年ハートレイク、00年フェアリーキングプローン、06年ブリッシュラック以来4頭目

海外調教馬の中央G1勝利は15年高松宮記念エアロヴェロシティ以来

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2781勝(1)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2222勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位ハーツクライ1544勝(0)

7位フジキセキ1527勝

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1322勝(0)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1163勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ロードカナロア1065勝(3)

20位ネヴァービート1064勝

21位ゴールドアリュール1057勝(0)

22位トニービン1054勝

23位アフリート1040勝

24位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース934勝(0)

ルーラーシップ778勝(1)

ハービンジャー714勝(0)

キズナ611勝(4)

へニューヒューズ588勝(2)

オルフェーヴル513勝(1)

エピファネイア435勝(2)

ドゥラメンテ425勝(0)

モーリス374勝(0)

ドレフォン257勝(2)

キタサンブラック179勝(1)

スワーヴリチャード37勝(1)

※2024年6月2日現在

 

 

◆今週の重賞

●エプソムC(G3 東京芝1800m)

●函館スプリントS(G3 函館芝1200m)

 

 

◆他OP特別

●京都

三宮S(ダート1800m)

●東京

なし

●函館

なし