中央競馬総合リーディングサイアー(5月19日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

オークス チェルヴィニアの父ハービンジャーは10位⇒5位

平安S ミトノオーの父ロゴタイプは57位⇒47位

 

 

1位(1位)キズナ(19億3545万9000円)(75勝)

(18億2295万5000円)(73勝)

ジャスティンライズ(未)、プッシュオン(2勝クラス・調布特別)で2勝

賞金19億円突破

先週は2勝クラス調布特別、未勝利1勝の2勝。

G1オークスの3番ライトバックは3着。G1桜花賞3着から出走。前走と同じく後方一気の展開を選択し最後も馬の間を割って良く伸びたが3着まで、本年の3歳牝馬ニ冠はいずれも3着に健闘。5番人気クイーンズウォークは4着。前走のG1桜花賞は1枠2番からで直線やや狭くなる場面もあって8着。今回も1枠2番からの発走となったがG3クイーンCを勝利した東京も良かったか上位入着。着順も上げ着差も詰めており桜花賞よりはオークス向きだったといえるか。6番人気タガノエルピーダは16着。OP忘れな草賞を勝利しての出走は2頭が離して逃げる展開の3番手から2歳G1朝日杯フューチュリティステークスでは牡馬を相手に3着もあったが、差し決着を外枠から先行してしまいキャリア初の着外に大敗。結果的には距離が長く過去2勝の内回り向きともいえるか。

G3平安Sの3番人気ハピは2着。前走G1天皇賞(春)は競走中止となったが右前肢跛行でダート戦に戻って出走。レースでは逃げた勝ち馬に対しゴール前で急追もクビ差の2着。3歳時の22年5月OP(L)鳳雛S以来の勝利はならず近走は芝レースにもにも出走していたが2度目の中央ダート重賞2着と本領はこちらだろう。2番人気ハギノアレグリアスは7着。地方交流重賞と前走G3アンタレスSで連続3着など安定した成績を残していたが昨年2着のレースで本年は入着を逃してしまった。

2勝クラス調布特別では1番人気に応えてプッシュオンが勝利。これまで阪神・京都の出走しかなかったがクラス連続2着から初出走の東京で勝ち上がり。23年4月3歳1勝クラスあやめ賞以来の3勝目。調布特別は21年ルリアン以来の産駒2勝目。

日曜京都4レース未勝利では2番人気ジャスティンライズが3戦目で勝利。3歳1月京都ダート1800mの新馬戦はOP伏竜Sを勝利し米G1ケンタッキーダービー5着テーオーパスワードが勝利したレースで11着。それ以来3ヶ月ぶりの前走は新潟芝2400mで3着。今回は京都芝2400mに出走し2着馬をゴール前でクビだけ差し切って勝ち上がり。

先週は土曜未勝利、日曜京都1勝・東京1勝の週間2勝。G1オークスで勝ち馬は出なかったが出走3頭で2頭が3・4着に入着しオークスのみで6500万ほど加算。週間では1億円超えの1億1200万ほど加算し獲得賞金19億円突破。2位ロードカナロアとの獲得賞金差を広げG1皐月賞馬ジャスティンミラノを中心に有力馬を擁す日本ダービーウィークへ、次回で獲得賞金20億円突破も濃厚。

 

日本ダービーにはG3共同通信杯、G1皐月賞でG1レース1勝・重賞2勝、前走G1皐月賞1着で優先出走権を獲得した3戦3勝ジャスティンミラノ。

前走G2青葉賞2着で優先出走権を獲得したショウナンラプンタ。

前走G2スプリングSで重賞1勝シックスペンス。

前走G2京都新聞杯で重賞1勝ジューンテイク。

OP(L)若駒S1着、前走G1皐月賞12着サンライズジパングの5頭が出走予定。

産駒成績(3着内)は20年ディープボンド5着が過去最高着順。

競走馬時代は13年に出走し1着。

産駒勝利で父子制覇達成、ジャスティンミラノ勝利の場合は3頭目の無敗の二冠馬。

父の父ディープインパクトは05年に勝利しており産駒制覇で父系3代日本ダービー制覇を達成。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(17億7697万6000円)(78勝)

(16億9271万6000円)(74勝)

スマートワイス(1勝クラス・メルボルントロフィー)、チェイスザドリーム(OP・韋駄天S)、フラッシュフリーズ(未)、レガーロデルシエロ(1勝クラス)で4勝

賞金17億円突破

先週は1勝クラスメルボルントロフィー、1勝クラス1勝、未勝利1勝の3勝。

日曜新潟メインOP韋駄天Sでは1番人気に応えてチェイスザドリームが勝利。昨年のG3カペラS2着馬も前走OP千葉S14着あど近走は不振だったが、芝および直線競馬は初出走ながらOP特別を勝ち上がり。

3歳1勝クラスメルボルントロフィーでは2番人気スマートワイスが勝利。3歳未勝利勝ちから挑んだ前走G3毎日杯は道悪適性の差も出たか勝ち馬に大きく離され5着、そこから自己条件に回っての一戦は京都芝1600mを1分32秒9で差し切り。メルボルントロフィーは22年ダテボレアス以来の産駒2勝目(22年メルボルントロフィーは中京芝1200mの実施)。この勝利で大久保調教師が通算600勝達成。同じく大久保調教師が管理した17年G2京都大賞典など重賞4勝、通算9勝の母スマートレイアー産駒スマートワイスで記録を達成。

日曜東京6レース3歳1勝クラスでは単勝1.9倍の1番人気に応えてレガーロデルシエロが勝利。ハナを切って直線では詰め寄られそうな場面もあったが後続を突き放し最後はインから伸びた2着馬を1馬身抑え逃げ切り。

日曜京都5レース未勝利では10番人気フラッシュフリーズが6戦目で勝利。2歳8月新潟の新馬戦は1着ニシノコマチムスメ、2・3着はG1オークスに出走のヴィントシュティレ・サフィラといったメンバーの5着。その後は全て着外で近走は2桁着順も続いていたが京都芝1800mで2着を2馬身半差し切り、当日の馬体重は390キロと小柄な牝馬。この勝利が産駒通算1058勝目となってゴールドアリュールを上回り勝利回数歴代単独20位に浮上。

先週は土曜京都1勝、日曜京都1勝・東京1勝・新潟1勝の週間4勝。重賞出走馬のない週間ながらOP特別を含む週間4勝。入着馬も多く前回から8400万ほど加算し獲得賞金17億円も突破したがキズナにリードを広げられ順位2位は変わらず。今週もG1日本ダービーには産駒登録がなくどの程度の差で耐えられるか。

通算勝利回数は1060となって歴代単独20位に浮上。19位ネヴァービートとは現在4勝差。

 

日本ダービーには産駒登録なし。

産駒成績(3着内)は19年サートゥルナーリア4着、23年ベラジオオペラ4着が過去最高着順。

競走馬時代は不出走(該当年11年1着オルフェーヴル)。

 

 

3位(3位)エピファネイア(14億2266万円)(41勝)

(12億9215万2000円)(37勝)

カンティアーモ(1勝クラス・カーネーションC)、リッチブラック(1勝クラス)、ルクスフロンティア(3勝クラス・エアグルーヴC)、ルクスマーベリック(未)で4勝

勝利数40突破

賞金13億・14億円突破

先週は3勝クラスエアグルーヴC、カーネーションCなど1勝クラス2勝、未勝利1勝の4勝。

G1オークスの1番人気ステレンボッシュは2着。G1桜花賞2着から牝馬2冠を懸けての出走。前走で勝利したモレイラ騎手から乗り替わりなどもあり序盤にスムーズさを欠く場面もあったようで勝ち馬に半馬身及ばず2着、それでもデビューから6戦オール連対は継続。乗り替わりや距離などの敗因を探すよりも立て直された勝ち馬が強かったとすべきか。

3勝クラスエアグルーヴCでは2番人気ルクスフロンティアが勝利。クラス3・2着から出走し直線半ばで先頭に立ち押し切ってOP入り、23年G3レパードS3着馬。96年G1オークス1着エアグルーヴの鞍上武豊騎手によるメモリアルレースの勝利。この勝利で松永幹調教師が通算500勝達成。

3歳牝馬限定1勝クラスカーネーションCでは単勝1.6倍の1番人気に応えてカンティアーモが勝利。前走G3フラワーCはゲートが悪く後方からとなって0秒2差3着。今回は自己条件で逃げ馬が残りそうな展開をゴール前で捉える差し切り。

土曜京都7レース1勝クラスでは6番人気リッチブラックが勝利。近走で装着していたブリンカーが効きすぎていたということから今回は装着せず2番手の追走。京都芝2400m戦の直線で抜け出すと最後は追い込んだ2着馬をハナ差で凌ぎ勝ち上がり。22年6月阪神の3歳未勝利戦以来の2勝目で勝利はいずれも芝2400m戦。

日曜京都3レース未勝利では4番人気ルクスマーベリックが7戦目でしょ売り。2歳8月新潟芝1600mでデビューし2着と好走も2歳戦は2走して勝ち上がれず。3歳未勝利戦も勝ち上がれずにいたが、新潟から中1週で出走の京都芝1600mに距離短縮され勝ち上がり。

先週は土曜京都1勝・東京1勝、日曜京都1勝・東京1勝の週間4勝。G1オークスでステレンボッシュの3歳牝馬二冠はならなかったが2着で6700万ほど加算。週間では1億3000万ほど加算し獲得賞金13億円を超えて14億円突破。上位2頭には離されているが4位ドゥラメンテを4億5000万近く離して年間トップ3入りへ向け足場を固めつつある。

 

日本ダービーには前走G3京成杯で重賞1勝ダノンデサイル。

G3きさらぎ賞で重賞1勝、前走G1皐月賞13着ビザンチンドリームの2頭が出走予定。

産駒成績は21年2着エフフォーリアが過去唯一の出走。

競走馬時代は13年に出走し2着(1着キズナ)。

 

 

4位(4位)ドゥラメンテ(9億7786万1000円)(47勝)

(9億3145万9000円)(45勝)

エンパイアウエスト(3勝クラス・パールS)、エルゲルージ(3勝クラス・高瀬川S)で2勝

先週はパールS、高瀬川Sで3勝クラス2勝。

G1オークスの15番人気サンセットビューは7着。G3フローラS9着の収得賞金400万の1勝馬で勝ち馬とも0秒9差と1秒負けてなく良く走ったといえるか。9番人気ミアネーロは14着。G3フラワーCから出走。前週のG1ヴィクトリアマイルで大波乱を演出した津村騎手だったがここでは振るわず。産駒は22年スターズオンアース、23年リバティアイランドと桜花賞とともにオークスを連覇中だったが本年は出走2頭が着外に敗れた。

3勝クラス牝馬限定パールSでは2番人気エンパイアウエストが勝利。関西エリアおよび京都は初出走の関東馬だったが早め抜け出しからゴール前の接戦を制して勝ち上がり。2勝クラス特別から連勝でOP入り。

日曜京都メイン3勝クラス高瀬川Sでは2番人気エルゲルージが勝利。昇級後は3・2・2着と安定した成績で前週のBSイレブン賞を非当選馬となって1週スライドする形となったが道中はインでじっくり構え直線は馬群を捌いて差し切りOP入り。

先週は土曜未勝利、日曜京都2勝の週間2勝。G1オークス出走の2頭は人気もなかったが着外に敗れ産駒による3連覇ならず。3勝クラス特別を2勝も入着数自体は少なくその割に獲得賞金も伸びない週間。順位4位こそ守ったが昨年とは全く違う状況下にありリーディング連覇は絶望的だろう。

 

日本ダービーには前走G2青葉賞で重賞1勝、G2青葉賞1着で優先出走権を獲得したシュガークンが出走予定。

もう1頭登録のOP(L)若葉S1着、前走G1皐月賞10着ミスタージーティーは登録時1/2抽選で出走可能(※抽選なしで出走可能の見込み)。最大2頭出走予定。

産駒成績は21年タイトルホルダー6着が過去最高着順。

競走馬時代は15年に出走し1着。

産駒勝利で初勝利および父子制覇達成。

 

 

5位(10位)ハービンジャー(9億3179万8000円)(33勝)

(6億8439万6000円)(27勝)

オリエンタルナイト(未)、スピアヘッド(障・未)、ダッチアイリス(1勝クラス)、チェルヴィニア(G1・オークス)、パーティーベル(2勝クラス・オーストラリアトロフィー)、プレサージュリフト(OP・メイS)で6勝

勝利数30到達

賞金7億・8億・9億円突破

G1オークスでは2番人気チェルヴィニアが勝利。前走G1桜花賞は2歳G3アルテミスS1着以来5ヶ月ぶり、大外18番枠などもあって13着と大敗。1度使われた効果や落馬負傷から復帰したルメール騎手に戻った効果もあったか人気薄馬が飛ばす展開をじっくり構え直線では馬場の外目から2着の桜花賞馬ステレンボッシュを半馬身差し切り。

先週はOPメイS、2勝クラスオーストラリアトロフィー、1勝クラス1勝、未勝利1勝、障害未勝利1勝の4勝。勝利回数30突破。

土曜東京メインOPメイSでは1番人気に応えてプレサージュリフトが勝利。前走G3京都牝馬S11着から3ヶ月ぶりの出走。過去2勝は東京芝1600m戦で2度の重賞3着も左回り、ベストよりは1ハロン長かったかも知れないが得意コースで先頭・2番手から進めた2頭をゴール前でアタマ・クビだけ差し切り。22年G3クイーンC以来の3勝目で重賞勝ち馬がOP特別で地力を発揮といったところか。

土曜京都最終レース2勝クラスオーストラリアトロフィーでは4番人気パーティーベルが勝利。22年11月阪神の1勝クラス以来の勝利となったが昇級後は13戦して2着4回・3着2回、掲示板を唯一外した際も6着という成績。差し届かずといったレースを続けていたが今回は後方から2着を1馬身1/4差し切って特別戦初勝利。産駒のダート特別戦勝利は通算5勝目ながら2勝を本年5月に記録。

土曜東京7レース1勝クラスでは4番人気ダッチアイリスが勝利。23年3月中山の3歳未勝利戦以来の2勝目。

日曜新潟5レース未勝利では2番人気オリエンタルナイトが11戦目で勝利。2歳7月函館でデビュー、これまでも2着2回、3着3回など安定した成績を残しキャリアは要してしまったが新潟芝2200mで勝ち上がり。おじに同じく父ハービンジャーの17年G1マイルチャンピオンシップなど重賞2勝ペルシアンナイト。

日曜新潟4レース障害未勝利では3番人気スピアヘッドが勝利。入障2戦目の初勝利。中央再転入馬で平地を通じても初勝利。調教助手から転身し本年デビューの坂口騎手もこのレースで初勝利。

先週は土曜京都1勝・東京2勝、日曜東京1勝・新潟2勝の週間6勝。G1オークスではチェルヴィニアが勝利し1億7700万ほど加算。他にOP特別など6勝の好調週で2億4700万ほど加算。前回の6億円台から獲得賞金9億円まで突破し順位は10位から5位まで浮上。ここ数週は順位10位でトップ10内を辛くも守る状況だったが、苦境を耐えた労に報いもあったか一気にトップ5入り。非常にレアケースな4シーズンぶりにトップ10内復帰を果たした昨年は年間8位、過去最高順位は2018年の年間5位。

 

日本ダービーには産駒登録なし

産駒成績は18年5着ブラストワンピースが過去最高着順。

海外調教馬で競走馬時代は中央出走なし(3歳時各国のダービーステークスにも不出走、該当年09年1着ネオユニヴァース)。

 

オークスをチェルヴィニアが勝利

本年重賞初制覇で22年から3年連続重賞制覇、通算41勝

重賞制覇は23年G1マイルチャンピオンシップ ナミュール以来

チェルヴィニアは23年G3アルテミスS以来の重賞2勝目

オークスは初制覇

本年G1初制覇で22年から3年連続G1制覇、G1通算8勝

G1制覇は23年マイルチャンピオンシップ ナミュール以来

チェルヴィニアの母チェッキーノは16年オークス2着馬

 

 

6位(5位)ルーラーシップ(9億427万5000円)(37勝)

(8億8857万5000円)(35勝)

メイショウミリオレ(1勝クラス)、ロジプラヤ(未)で2勝

賞金9億円突破

先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。

G1オークスの13番人気ホーエリートは10着。前走G2フローラS2着で優先出走権を獲得して出走。後方から早めに動いて4コーナー辺りでは伸びそうな気配もあったが直線では上位馬の決め手が上回った。

土曜東京メインOPメイSでは11番人気カレンシュトラウスが5着。22年メイS勝ち馬でその後は勝利もなく入着もなかったが初ブリンカーの効果もあったか休み明けから叩き2走目で好走。

日曜京都7レース3歳1勝クラスでは2番人気メイショウミリオレが勝利。初戦から26キロ絞れて出走した前走の3歳未勝利を4月の福島で勝利して昇級初戦も連勝。

土曜東京4レース未勝利では2番人気ロジプラヤが3戦目で勝利。2歳10月東京芝2000mでデビューし4着。6ヶ月ぶり18キロ増の前走を2着と叩かれ今回は馬体重も12キロ絞れ2着に2馬身差の勝ち上がり。おばに12年G3函館2歳Sのストークアンドレイ。

先週は土曜東京1勝、日曜京都1勝の週間2勝。出走頭数の少ない週間だったが2頭の勝ち馬を出し前回から1500万ほど加算の獲得賞金9億円突破。G1オークス勝ち馬などを出し一気に伸ばしたハービンジャーに逆転され順位は前回5位から6位に後退。

 

日本ダービーには産駒登録なし。

産駒成績は17年6着ダンビュライトが過去最高着順。

競走馬時代は05年に出走し5着(1着エイシンフラッシュ)。

 

 

7位(6位)ドレフォン(8億4781万4000円)(35勝)

(7億9008万円)(32勝)

コンティノアール(2勝クラス・愛宕特別)、ショウナンアビアス(1勝クラス)マウントベル(2勝クラス・三峰山特別)で3勝

賞金8億円突破

先週は愛宕特別、三峰山特別など2勝クラス2勝、1勝クラス1勝の3勝。

2勝クラス愛宕特別では1番人気に応えてコンティノアールが勝利。大外16番枠からの発走となったがそれも良かったか直線楽に差し切って勝ち上がり。22年2歳OPカトレアS勝ち馬で再度のOP入り、23年G2UAEダービー3着馬、おばにアーモンドアイ。

日曜東京最終レース牝馬限定2勝クラス三峰山特別では1番人気に応えてマウントベルが勝利。直線では2着馬との併せる形が長く続いたもののゴール前でクビだけ抜け出し勝ち上がり。22年6月東京の1勝クラス以来の勝利で過去3勝は全て東京ダート1600m戦。特別戦は初勝利。

土曜東京8レース1勝クラスでは3番人気ショウナンアビアスが勝利。22年11月東京の2歳新馬戦ではG1朝日杯フューチュリティステークス3着レイベリングの2着もあったが3歳未勝利を勝ち切れず再転入4戦目の中央初勝利。近親に22年かしわ記念など地方交流重賞4勝ショウナンナデシコ。

先週は土曜東京1勝、日曜京都1勝・東京1勝の週間3勝。前回は未勝利週となったが未勝利週の翌週はキッチリ巻き返し不振が長引かない本年のドレフォンでOPクラスの出走馬はあかったが先週も2勝クラス特別2勝を含む3勝。前回から5700万ほどの加算で獲得賞金8億円突破。順位は1つ下げたがダート戦を中心に安定した成績を残している。

 

日本ダービーには産駒登録なし。

産駒成績は23年ジオグリフ7着が過去最高着順。

海外調教馬で競走馬時代は中央出走なし(3歳時各国のダービーステークスにも不出走、該当年16年1着マカヒキ)。

 

 

8位(7位)リオンディーズ(7億7407万6000円)(20勝)

(7億6942万5000円)(20勝)

先週は未勝利

出走頭数はそれなりに見られるが土曜は8頭出走で入着なし、日曜は6頭出走で3勝クラス特別3着の週間1頭のみ入着という週間。前回からの加算は1000万円を割り込み順位8位に後退。

 

日本ダービーには産駒登録なし。

産駒成績は22年ジャスティンロック16着が過去最高着順。

 

 

9位(8位)ハーツクライ(7億7331万5000円)(28勝)

(7億2513万円)(26勝)

ノーブルクライ(1勝クラス・二王子特別)、フェザーモチーフ(1勝クラス)で2勝

先週は二王子特別など1勝クラス2勝。

G1オークスの10番人気サフィラは13着。G3クイーンC9着以来3ヶ月ぶり、前走は東京への輸送で10キロ減で力を出し切れず。今回は金曜輸送などの成果もあって16キロ増と馬体重こそ戻して来たが好結果には結びつかず。

G3平安Sの8番人気ヴィクティファルスは15着。前走G3アンタレスS14着は手前を替えなかったとのことで大敗。得意の京都ダートに戻ってというところだったが騸馬の難しさも出てしまっているか変わり身は見られず。

1勝クラス二王子特別では3番人気ノーブルクライが勝利。1勝クラス荒川峡特別2着から中1週で出走し開催最終週で荒れ馬場の新潟外回り芝2000m戦を外ラチ沿いから差し切り。22年11月阪神の2歳新馬戦以来となる2勝目、2着1番人気フォトンブルーで産駒ワン・ツー。二王子特別は21年ウィスパリンホープ以来の産駒2勝目。

日曜新潟最終レース1勝クラスでは2番人気フェザーモチーフが勝利。前走は1年以上の長期休養明けで去勢手術後の初戦ということもあって4着。1度使われた効果もあったか初出走の左回りおよび新潟のダート1800mで3馬身半差の勝ち上がり、騸馬となってからは初勝利。1回新潟開催の最終実施レースを勝利した。

先週は土曜新潟1勝・日曜新潟1勝の週間2勝。G1オークスには最終世代から1頭出走も着外。G3平安Sも出走馬が2桁着順に。順位を1つ下げ9位となったが8位リオンディーズとは600万円ほどの獲得賞金差。

 

日本ダービーには産駒登録なし。

産駒成績は11年2着ウインバリアシオン、14年1着ワンアンドオンリー、17年2着スワーヴリチャード、20年2着サリオス、22年1着ドウデュース、23年3着ハーツコンチェルト。

競走馬時代は04年に出走し2着(1着キングカメハメハ)。

最終世代の登録がなく産駒2勝で確定。

 

 

10位(9位)モーリス(7億4451万円)(33勝)

(7億1787万5000円)(32勝)

マテンロウブラボー(未)で1勝

先週は未勝利1勝。

G1オークスの16番人気ヴィントシュティレは最下位18着。本開催の東京初日に前走の3歳未勝利戦を勝ち上がった収得賞金400万の1勝馬ながら本年は登録頭数18頭で出走可能に。レース序盤に2番手からハナを奪い先頭に立ったが直線では抵抗できず。母ピュアブリーゼは11年G1オークスで勝ち馬エリンコートからクビ差の2着に逃げ粘り、本年は奇しくも母がオークス2着のチェルヴィニアが勝ち馬となったがこちらは大きく敗れ明暗が分かれてしまった。

G3平安Sはの16番人気カフジオクタゴンは4着。最低人気の出走だったが6ヶ月ぶり22キロ増の前走から8キロ絞れ掲示板確保の好走。12番人気ゼットリアンは14着。3歳リステッドレースで2着2回などの成績も残していたが古馬となっての重賞初挑戦は大敗。OP平城京S6着から中1週のローテも厳しかっただろうか。

土曜京都3レース未勝利では6番人気マテンロウブラボーが4戦目で勝利。3歳1月京都でデビューし新馬戦はOP伏竜Sを勝利し、米G1ケンタッキーダービーでも5着に入ったテーオーパスワードの勝ったレースで3着。2戦目で4着し前走はダート1400mに距離短縮し崩れたが1800m戦に戻って勝ち上がり。おじに14年G1マイルチャンピオンシップなど重賞3勝ダノンシャーク。

先週は土曜京都1勝、日曜未勝利の週間1勝。G3平安Sで最低人気馬が入着を果たしたが順位は前回の9位から10位に後退。11位ディープインパクトとは前回3300万ほどの獲得賞金差だったが5000万弱に広げている。

 

日本ダービーには前走OP(L)プリンシパルSで優先出走権を獲得したダノンエアズロックが出走予定。

産駒成績は23年ノッキングポイント5着が過去唯一の出走。

競走馬時代は出走なし(該当年14年1着ワンアンドオンリー)。

ダノンエアズロック勝利で初勝利。

 

 

・11位以下重賞勝利種牡馬など

47位(57位)ロゴタイプ(1億7084万8000円)(6勝)

ミトノオーが平安Sを勝利

ミトノオーは中央重賞2度目の出走で重賞初制覇

過去中央重賞成績は24年G3マーチS2着

(地方交流重賞は23年G2兵庫チャンピオンシップで勝利済)

産駒14度目の中央重賞出走で初制覇

過去重賞最高着順は21年G1阪神ジュベナイルフィリーズ ラブリイユアアイズなど2着4回

 

 

197位(232位)グラスワンダー(1999万6000円)(1勝)

2勝クラスシドニートロフィーをマイネルエニグマが勝利して産駒デビューの04年から21年連続中央勝利、特別戦も21年連続勝利。中央在籍産駒はマイネルエニグマを含む18年産の6歳馬2頭。

 

 

・11位以下産駒日本ダービー登録注目種牡馬

24位(24位)スワーヴリチャード

前走G1皐月賞4着で優先出走権を獲得したアーバンシック。

G1ホープフルステークスでG1レースおよび重賞1勝、前走G1皐月賞6着レガレイラの2頭が出走予定。

初年度産駒から2頭出走予定。

競走馬時代は17年に出走し2着(1着レイデオロ)。

レガレイラ勝利の場合は37年ヒサトモ、43年クリフジ、07年ウオッカ以来4頭目の牝馬制覇。

 

38位(40位)ブリックスアンドモルタル

G3サウジアライアロイヤルCで重賞1勝、前走G1NHKマイルカップ4着ゴンバデカーブースが出走予定。

初年度産駒からゴンバデカーブースが出走予定。

海外調教馬で競走馬時代は中央出走なし(3歳時各国のダービーステークスにも不出走、該当年17年1着レイデオロ)。

 

43位(42位)アルアイン

G2弥生賞ディープインパクト記念で重賞1勝、前走G1皐月賞2着で優先出走権を獲得したコスモキュランダが出走予定。

初年度産駒からコスモキュランダが出走予定。

競走馬時代は17年に出走し5着(1着レイデオロ)。

半弟シャフリヤールは21年日本ダービー勝ち馬、父ディープインパクトは日本ダービー7勝しておりコスモキュランダ勝利の場合は父子種牡馬制覇。

 

46位(43位)レイデオロ

OP(L)すみれS1着、前走G1皐月賞12着サンライズアースが登録、登録時出走馬決定順18位タイの1/2抽選で出走可能(※抽選なしで出走可能の見込み)。

初年度産駒からサンライズアースが登録。

競走馬時代は17年に出走し1着。

父キングカメハメハは04年に勝利しておりサンライズアース出走で勝利の場合は父系3代日本ダービー制覇達成。

 

104位シユーニ

G3京都2歳Sで重賞1勝、前走G1皐月賞5着で優先出走権を獲得したシンエンペラーが出走予定。

シンエンペラーで産駒初出走予定(海外供用種牡馬)。

海外調教馬で競走馬時代は中央出走なし(3歳時各国のダービーステークスにも不出走、該当年10年1着エイシンフラッシュ。)

シンエンペラーの全兄Sottsassは19年G1仏ダービー勝ち馬、ほかに産駒St Mark's Basilicaが21年仏ダービーを勝利。

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2778勝(0)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2221勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位ハーツクライ1544勝(2)

7位フジキセキ1527勝

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1322勝(1)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1163勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位ロードカナロア1060勝(4)

21位ゴールドアリュール1057勝(0)

22位トニービン1054勝

23位アフリート1040勝

24位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース934勝(0)

ルーラーシップ771勝(2)

ハービンジャー712勝(6)

キズナ603勝(2)

へニューヒューズ586勝(0)

オルフェーヴル510勝(1)

エピファネイア432勝(4)

ドゥラメンテ420勝(2)

モーリス373勝(1)

ドレフォン255勝(3)

キタサンブラック178勝(3)

スワーヴリチャード36勝(1)

※2024年5月19日現在

 

 

◆今週の重賞

●日本ダービー(G1 東京芝2400m)

・出走馬決定順

優ジャスティンミラノ(皐月賞1着 1億2450万)(1位キズナ)

優コスモキュランダ(皐月賞2着 7100万)(43位アルアイン)

優アーバンシック(皐月賞4着 1700万)(24位スワーヴリチャード)

優シンエンペラー(皐月賞5着 4500万)(104位シユーニ)

優シュガークン(青葉賞1着 3600万)(4位ドゥラメンテ)

優ショウナンラプンタ(青葉賞2着 2000万)(1位キズナ)

優ダノンエアズロック(プリンシパルS1着 2400万)(10位モーリス)

8位レガレイラ(3900万)(24位スワーヴリチャード)

9位シックスペンス(3600万)(1位キズナ)

9位ジューンテイク(3600万)(1位キズナ)

11位メイショウタバル(2950万)(16位ゴールドシップ)

12位ダノンデサイル(2450万)(3位エピファネイア)

12位ビザンチンドリーム(2450万)(3位エピファネイア)

14位エコロヴァルツ(2400万)(48位ブラックタイド)

15位サンライズジパング(2090万)(1位キズナ)

16位ゴンバデカーブース(2000万)(38位ブリックスアンドモルタル)

17位サトノエピック(1650万)(15位キタサンブラック)※回避予定

18位サンライズアース(1600万)(43位レイデオロ)

18位ミスタージーティー(1600万)(4位ドゥラメンテ)

 

・19頭登録

 

●目黒記念(G2 東京芝2500m)

●葵S(G3 京都芝1200m)

 

 

◆他OP特別など

●京都

安土城S(L・芝1400m)

白百合S(L・芝1800m)

鳳雛S(L・ダート1800m)

●東京

欅S(ダート1400m)

ディープインパクトC(3勝クラスダート1600m)