週中競馬記事(2024年4月30日)~リーディングサイアー展望・回顧~ | ブログ

ブログ

ブログ

今週も京都・東京・新潟の3場開催

G1NHKマイルカップ、G2京都新聞杯、G3新潟大賞典の3重賞実施週

 

●1位(1位)キズナ(16億2176万円)(64勝)

(15億1882万3000円)(63勝)

未勝利1勝の週間でしたがG1天皇賞(春)3着ディープボンド、G2青葉賞2着ショウナンラプンタ、G3ユニコーンSサンライズソレイユ4着と先週実施の3重賞すべてで入着馬を出すなど獲得賞金16億円突破の首位キープ。

 

総合記事でも書きましたのでレース内容などは省略しますが、ディープボンドにもう1度触れると脚質などの関係もありますが行くだけのマテンロウレオに行かせ位置を取ってこれを捉えに行き直線で一旦は先頭に立つ勝負に出た競馬の3着で非常に立派なレースぶりだったと。位置を取れた事自体も状態が良く阪神の天皇賞(春)でも走りましたが京都でも走るので時期的な要素も含めこのレースに強いということなのでしょう。

 

リーディング観点では2位ロードカナロアと5700万ほどの獲得賞金差となったので天皇賞(春)ディープボンドの約5500万分が現時点のリードとほぼ同額ということに。もちろん青葉賞のショウナンラプンタや本年これまでの積み重ねがあった上の数値ですが。

 

NHKマイルカップには産駒登録なし。

 

京都新聞杯にはインザモーメント、ウエストナウ、オールセインツ、ギャンブルルーム、ジューンテイクの5頭登録。登録時点でフルゲート割れなので全馬出走は可能。

 

インザモーメントは1勝クラスアザレア賞勝利からの出走。G1ホープフルS8着、G3きさらぎ賞4着と同じキズナ産駒で青葉賞2着ショウナンラプンタのような臨戦過程。前回の記事で青葉賞はかつて良績を残していた1勝クラス特別勝ち馬が近年は不振としたところ大寒桜賞とゆきやなぎ賞の勝ち馬で決まったようにアザレア賞組ということも。京都新聞杯は21年(中京)ジェッドジェネシス、23年サトノグランツがゆきやなぎ賞勝利から連勝でこちらにも向くのですが青葉賞でも良績を残すアザレア賞からは19年1着レッドジェニアルがアザレア賞4着から。中京実親の京都新聞杯という時期も含まれや2歳戦からの実施場が異なっていたり、かつて隆盛を誇ったディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒の出走がなくなり、この手のデータは通じなくなっているのですが一応のリーディング観点の展望ということで。上記19年レッドジェニアルの2着はディープインパクト産駒でG1日本ダービー勝ち馬のロジャーバローズが2着だったりもします。想定は鮫島克駿の継続、ショウナンラプンタで日本ダービーの優先出走権を獲得した騎手ですがこちらで賞金加算した場合どうなるでしょうか。牝馬レガレイラの次走が日本ダービー予定となってOP(L)プリンシパルSからの1頭を加えても、インザモーメントも含まれる900万組は2着で2000万まで収得賞金を加算すれば日本ダービー出走は可能と思われます。

ウエストナウは2回阪神6日の芝1800m、デビュー戦となった未勝利戦勝利から。要はG1桜花賞同日の4月に3歳未勝利戦でデビューし、そこを勝利してキャリア2戦目がG2京都新聞杯。重賞勝ち馬がいないとはいえ2勝馬もいるメンバー、このキャリアで勝てるかとなりますが前走はかなりロスの多いレースぶりで最速上り34秒0を計時して2着に2馬身の差し切り。このような形でキズナ産駒のジュンヴァンケットがG3アーリントンCで全く勝負にならずそのような不安もありますが勝負になっても。父キズナも管理し先週のG3ユニコーンS勝利の佐々木晶三厩舎所属馬。乗り替わりで横山典弘の想定。

オールセインツは1回中京2日、こちらは3月の中京で3歳未勝利戦を勝利して1戦1勝。「エア」冠名の活躍馬が多いアイドリームドアドリーム一族でG1大阪杯勝利のベラジオオペラもこの一族。初戦は藤岡康太騎手だったので乗り替わり、想定は岩田康誠。

ギャンブルルームは1勝クラスアルメリア賞勝利から。この馬も新馬戦勝利から重賞2戦で敗れ1勝クラス特別勝利というショウナンラプンタ、インザモーメントなどと同様の臨戦過程。札幌デビュー組でG3札幌2歳S3着などからワンペースの競馬しかできない印象もありますが前走同様に番手抜け出しの競馬となれば。こちらは3代母ダイナカールのパロクサイド一族。想定は浜中俊。

ジューンテイクはOP(L)若葉5着から。既にキャリア8戦でG1朝日杯フューチュリティステークス4着、OP(L)すみれS2着などもありますが手前の関係から右回りは良くないようで近走はスピードに乗った4コーナーでの手前替えが上手くいかずそこで離されとどかないようなレースぶり、2勝はいずれも左回りの中京。これだけに東京で見たい馬でもありますが日本ダービー出走には賞金を加算しないことには、これならば東京のTRでも良かったように思いますが東京への連続輸送を避けたのかも知れませんしなんとか2着までには。半兄に障害重賞勝ち馬ジューンベロシティ、3代母は94年G1桜花賞2着ツィンクルブライド、サンデーサイレンス3×3クロス所有馬。想定はテン乗りの藤岡佑介。

 

競走馬時代は13年に勝利し、その次走G1日本ダービーではエピファネイアを差し切って勝利。産駒は20年ディープボンド、22年アスクワイルドモアで2勝の同一重賞父子制覇達成済。

 

新潟大賞典にはインプレスが登録。

出走馬決定順18位の次次点で登録時は非抽選馬対象。

 

●2位(2位)ロードカナロア(15億6405万円)(68勝)

(14億4198万7000円)(60勝)

先週は先週はOP(L)谷川岳S、ライスシャワーC・東大路Sで3勝クラス2勝など8勝。

OP(L)谷川岳Sのメイショウチタンが芝1600mで勝つとは思いませんでしたが好調な週間で獲得賞金15億円突破。勝利回数では再び首位に。

 

勝利回数の割にキズナとの差が詰まらなかったというのは正直な思いですが、未勝利1勝ながら重賞入着馬を重ね首位を守ったキズナ。重賞入着馬なしも8勝加算で追走するロードカナロアと本年の傾向が良く出ていた週間とも思います。キズナがG1桜花賞・皐月賞で大きく賞金加算したようにG1オークス・日本ダービーもそのようになることも想定され、現時点の数値以上にその差は大きいとも考えられますが。

 

NHKマイルカップには産駒登録なし。

G1NHKマイルカップにはキズナ・ロードカナロア2強の産駒登録なし、キズナもソングラインで2着馬は出していますがロードカナロアは19年2着ケイデンスコール、22年1着ダノンスコーピオン、23年2着ウンブライルと近2年でも連対馬を送り出すレース。このことからNHKマイルカップに関しては同じ産駒出走なしの年度でもロードカナロアの方に獲得賞金喪失感が強い印象も。

 

京都新聞杯にはキープカルム、ベラジオボンドが登録。

キープカルムは1勝クラスひめさゆり賞1着から。春の福島開催で1勝クラス特別を勝って来たということで京都新聞杯で勝つようなローテではないと見ますが新馬戦ではジャンタルマンタルの2着、G3京都2歳Sは5着も勝ち馬シンエンペラーとは0秒1差、1勝クラスつばき賞2着はG3毎日杯6馬身差勝利のメイショウタバルと同タイム2着、OP(L)若葉Sは勝ち馬から0秒1差、2着とは同タイムクビ差の3着でG1皐月賞の優先出走権に僅か届かず。前走は接戦でしたがそのような戦歴から確勝を期してのローテとも思え、日本ダービーの記念出走に向け無理矢理出て来た馬ということでもないでしょう。想定はテン乗りの武豊。キズナで京都新聞杯も勝利している競走馬時代の主戦がリーディングを争うロードカナロア産駒でこのレースに挑むというのは皮肉ですが、先週も重賞勝利し中央重賞通算360勝の武豊騎手がデビュー年の1987年にレオテンザンで自身の重賞の重賞2勝目となったのが京都新聞杯。勝利すれば2013年キズナ以来の勝利で菊花賞TRとしての秋期実施時期も含め7勝目。キープカルムは3代母ダンスパートナーの一族で武豊騎手はその全弟ダンスインザダークでも96年京都新聞杯を勝利。

ベラジオボンドはG3毎日杯3着から。3着といっても勝ち馬メイショウタバルから1秒1差で道悪巧拙の差も出ましたがこれだけ離されたところから巻き返せるか。2走前はジャスティンミラノが勝利したG3共同通信杯をスローな展開でチグハグな競馬となって6着。2023年千葉サラブレッドセール1億1000万の同セール最高価格取引馬。

 

新潟大賞典にはデビットバローズが登録。

デビットバローズは前走OP(L)大阪城Sステラヴェローチェの同タイム2着から。3勝クラス特別は京都芝2000mの勝利、中京でも2勝と回りや距離自体はこなしていますが新潟は初出走で重賞も初出走。想定は横山典弘。

産駒は22年にレッドガランが勝利。

 

●3位(3位)エピファネイア(10億7753万3000円)(32勝)

(9億5230万3000円)(30勝)

先週は平場の2勝でしたがG1天皇賞(春)でブローザホーン2着など獲得賞金10億円突破。

 

ディープボンドが攻めた競馬で3着と称賛し、ともするとブローザホーンは着を拾うような競馬となってしまいますが脚質の違いというだけで得意の京都を最速上りで後方から2着。勝ち馬は強かったもののこちらも見事な競馬ということで。

 

ブローザホーン分の獲得賞金も大きく先週で獲得賞金10億円突破。上位2頭には離されていますが昨年は下半期に入った7月23日付にG3中京記念セルバーグの重賞勝利などもあって獲得賞金10億円突破。当時は11位とトップ10ボーダー付近で推移していたことを思えば。

 

NHKマイルカップにはG3フェアリーSで重賞1勝、前走G1桜花賞11着イフェイオンが出走予定。アルセナールは登録時19位タイ、オーサムストロークは登録時21位タイで非抽選馬対象。

そのような状況でしたが登録時17位タイのダノンエアズロックがOP(L)プリンシパルSに出走予定、アルセナールは繰り上がって18位タイの1/2抽選で出走可能と思われます。

 

イフェイオンは前走G1桜花賞11着で勝負にならなかったというよりは2走前のG3フェアリーS1着は中山マイルで外枠を克服しての重賞勝利とはいえ同日・同場の未勝利戦よりも遅いような勝ち時計でこのレースのレベル自体が疑問。このフェアリーSは関東に輸送して4キロ減でしたが前走の桜花賞はそこから3ヶ月ぶりで8キロ減と、この馬体も戻した方が良いでしょうし高速決着も予想される現在の東京芝1600mでは。ここで負けるとは決まっていませんが秋になって成長もあれば紫苑S辺りの方が向くような気も。想定はデビューからすべて騎乗している西村淳也の継続。

アルセナールは2歳11月東京芝1600mの新馬戦勝利から3ヶ月ぶりで出走したG3クイーンC2着から。次週のG1ヴィクトリアマイルで人気となりそうなナミュールやラヴェルといった重賞勝ち馬の半妹。東京芝1600mでしか走っていないのでコースは問題ないでしょうが出走となってもクイーンCから直行というローテでは。抽選対象に繰り上がった段階なので仕方ない面もありますが、ルメール騎手しか騎乗していない木村厩舎所属馬で鞍上もどうなるか気になるところ。

前日のOP(L)橘Sなど今週の3歳OPクラス他のレースには登録がないので非当選馬となった場合は今週の出走なしということに(もう1頭の抽選対象馬エンヤラヴフェイスは前日のOP(L)橘Sにも登録)。

 

京都新聞杯には産駒登録なし。

 

新潟大賞典にはセルバーグが登録。

上記でも馬名の出た23年G3中京記念勝ち馬、その後は苦戦していましたが前走のG3小倉大賞典では今村騎手でハナを切って3着。そこから更に距離延長で距離1800m超は初出走、マイル寄りという実績から芝2000mの新潟外回りはいかにも合わない印象も強いのですが開幕週の先週はメインの谷川岳Sで2番手からメイショウチタンが押し切りなど、よほど楽にハナを切るようなら。先週は新潟で騎乗し勝利もあった今村騎手の継続かも知れませんが想定騎手は入っていません。

 

●4位(4位)ドゥラメンテ(8億3475万2000円)(39勝)

(7億2818万8000円)(34勝)

先週はG2青葉賞など5勝で獲得賞金8億円突破。上位3種牡馬同様に週間1億円超えの加算と好調週だったのですが先週はG1天皇賞(春)2番人気ドゥレッツァの15着大敗に尽きるでしょう。

最後は歩いてしまいましたが熱中症らしきコメントは出ており、騎乗経験のある騎手でしたがルメール騎手からの乗り替わり、そして現4歳のレベルということでドゥレッツァは春のクラシック2戦は未出走でしたが、低レベルクラシックを勝って来た組にほぼ騎手の力だけで勝ったような菊花賞だったので。59キロを背負い連対を果たしたとはいえ前走の金鯱賞自体も酷かったのですが天皇賞(春)に適したプレップでもないので。すべて結果論ですが終わってみれば。

 

G2青葉賞ではシュガークンが勝利。パワーホールが大逃げを打つ展開を5番手辺りの追走。直線では他馬を弾き飛ばして出て来ましたが脚が残っていたからこそ出来た芸当で、日本ダービーTRでモタモタして権利を逸するよりは。道中も引っ掛けられっぱなしの酷い騎乗でしたがそのような勝負がかりの場面で動き出しキッチリ勝たせた結果「だけ」はさすがだと。血統背景などから鞍上とのコンビで主催者としても勝たせたかったのでしょうが、外枠から出て前を壁にできず同じく折り合いを欠きっぱなしだった2着ショウナンラプンタをアタマ差でなんとか凌いで勝利。日本ダービーで鬼門のプレップ青葉賞をチョイスしてしまったというよりはこの内容なので本番は厳しいと見ます。3着は3月に2戦目の未勝利を勝ったモレイラ騎手のデュアルウィルダー、4着はシュガークンの挙動で不利もあったG3毎日杯6着サトノシュトラーセといったことなどもこれでハイレベルとする訳には。

リーディング観点では3歳G2レース1着賞金は大きく、1着3億(23年付加賞2734万9000円)のG1日本ダービーの優先出走権を獲得し大量賞金加算のチャンスは残ったので。

 

NHKマイルカップには産駒登録なし。

昨年は9番人気シャンパンカラーで産駒勝利。

 

今週の重賞登録馬は新潟大賞典のシーズンリッチ、ブレイヴロッカーの2頭。

シーズンリッチは昨年のG3毎日杯勝ち馬ですが未勝利勝ちとG3毎日杯の収得賞金加算しかなく、重賞勝利から1年以上経過もあって決定順では登録中最下位の20位。ハンデも57キロでハンデ上位として拾われず登録時非抽選馬対象。新潟大賞典登録馬に数頭見られますがシーズンリッチも前日のOP(L)メトロポリタンSに兼登録。

ブレイヴロッカーはOP大阪ーハンブルクC2着から。近走は2000m超の距離に実績が寄っており対応できるか不安もありますが1勝クラスまでは2000mで勝利。京都・阪神・中京・小倉の西エリアでしか出走がなく初出走の新潟も微妙ですが決め手は非常に鋭い中長距離型で新潟外回りが向くような展開になれば一発も。想定は太宰啓介の継続。

 

●5位(5位)ルーラーシップ(7億6575万2000)(32勝)

(7億2262万6000円)(30勝)

先週は3勝クラス特別など2勝。G2青葉賞では1番人気のへデントールが8着に敗れ4週連続重賞制覇とはならなかったが3勝クラス特別制覇の4300万ほど加算と、急上昇前の推移を思えば悪くはない週間。

 

G2青葉賞のへデントールは人気に反して伸びませんでしたが初戦でジャスティンミラノの2着というのに引っ張られ過ぎた嫌いもあり現状ではこの程度。この馬もルメール騎手からの乗り替わりで短期免許中央初騎乗週のオシェア騎手など怪しい要素も多かったのですが、中山向きで距離延長も現状ではマイナスだったと。使わないとは思いますがダート向きという気も。

 

NHKマイルカップには前走G3アーリントンCで重賞1勝、G3アーリントンC1着で優先出走権を獲得したディスペランツァが出走予定。

 

ディスペランツァは2戦目の2歳9月に阪神芝内回りの2000mで未勝利勝ち。G3京都2歳S0秒2差6着、G1ホープフルS9着後の3歳戦から阪神芝1600mで後方から強烈な決め手を発揮して1勝クラス・G3アーリントンCを連勝。連勝時のような決め手を東京でも発揮できるかということになりそうでやってみないことにはわからないのですが未出走の東京でダメというよりは阪神であまりにも強いコース特化型とも。上記のような臨戦過程ゆえに相手関係が成績に出ているともいえますが阪神[3-0-0-0]、他場[0-0-0-3]。間違いなく強いのですが鞍上も前走で苦しい位置から勝利に導いたジョアン・モレイラから乗り替わり、想定騎手は入っていませんがこれも大きなマイナス要素でしょう。

 

他の重賞登録馬は新潟大賞典のヴァンケドミンゴ。

登録時出走馬決定順17位の次点で非抽選馬対象。近走は着外が続いており関西馬ながら全4勝は福島という成績の8歳牡馬。出走の場合は軽ハンデ54キロですがそれでも近況からは。

 

●6位(6位)ドレフォン(7億4751万4000円)(31勝)

(6億7497万4000円)(29勝)

先週は2勝クラスなど2勝。G1天皇賞(春)では8番人気ワープスピード5着と健闘。前走の阪神大賞典では2着ともう少し走っても良いように思え期待もしていたのですがG3ダイヤモンドS同様に位置を取れず後方からとなったのが響いた模様。ピークを過ぎている感じもあったので一息入れて秋にまた活躍を、となるでしょうか。これだけエクステンデッドカテゴリーの長距離重賞に使い倒して好走が続けば普通はこうなるので勝ち馬はそのような点でも強く頑健だったと。

 

G3ユニコーンSやOP(L)ブリリアントSでも上位入着馬が出て獲得賞金は7億円突破。ダート戦で勝ち馬も出て未勝利週後はキッチリ戻す本年ドレフォンの良さも垣間見えた週間だったように思います。

 

・ダートランキング

1位ドレフォン 5億2309万8000円

2位ヘニーヒューズ 4億7206万5000円

3位ロードカナロア 4億4142万7000円

4位シニスターミニスター 3億7588万4000円

5位マジェスティックウォリアー 3億4116万6000円

 

ドレフォン首位は変わらずG3ユニコーンS勝ち馬を出したマジェスティックウォリアーが5位。

 

NHKマイルカップにはG3フェアリーS2着、前走G1桜花賞14着マスクオールウィン。

G3きさらぎ賞2着、前走G1皐月賞16着ウォーターリヒトの2頭が出走予定。

 

マスクオールウィンはイフェイオン項で記したものと同じような見解でそのイフェイオンにも2走連続先着を許しており他路線から強い牡馬も加わり苦戦でしょう。想定はテン乗りの岩田康誠。

ウォーターリヒトはG1皐月賞16着から。G3シンザン記念3着、G3きさらぎ賞2着は人気薄からの好走で距離短縮という点はプラスでしょうし追い込み一手なのでそれが嵌れば。河内厩舎クラシックラストシーズンで本馬を日本ダービーに出したいのかも知れませんがそれにはここで2着以上しかないでしょう。想定はテン乗りの菅原明良。

どちらも下位人気が想定され厳しい一戦となりそうですが22年には産駒カワキタレブリーが最低18番人気から勝ち馬に0秒1差まで迫るクビ・クビ差の3着。当時の鞍上はウォーターリヒトと同じく菅原明良。

 

今週の重賞登録馬はNHKマイルカップの2頭。

OP平城京Sに産駒2頭登録。

 

●7位(17位)リオンディーズ(6億9520万4000円)(19勝)

(4億5224万4000円)(17勝)

先週はG1天皇賞(春)など2勝。テーオーロイヤルの強さに関してはこれまでの長距離重賞と同様で初出走京都も問題なく完勝。昨年の勝ち馬ジャスティンパレス不出走、4歳勢が振るわずということもありましたがそのようなチャンスをキッチリ物にしたということでしょう。22年天皇賞(春)でも最後に追い込んで3着したように地力も十分でしたが長期休養を経て更に強さを増した印象も。秋には豪G1メルボルンCに挑むプランもあるようで、海外重賞ならばこのようなタイプが凱旋門賞に行ってもとは思いますが賞金的にカドラン賞ということでもないでしょうし。メルボルンC出走ならば健闘を期待ということで。

 

リーディングは前回17位からトップ10入り。これがどこまで持つかとなるとテーオーロイヤル頼みで非常に難しいはずですが、ボーダーとでもすべきかトップ10入りのターゲットになるような存在と近いうちになるでしょう。

 

NHKマイルCにはG2京王杯2歳S2着、OP(L)クロッカスS1着、前走G3ファルコンS5着ロジリオンが出走予定。

 

ロジリオンはG2京王杯2歳S2着、OP(L)クロッカスS勝利。未勝利勝ちも東京芝1400mで前走G3ファルコンSは最内枠も良くなかったか5着。ベストと思われる1400mから距離を移すのならば1600mに距離延長よりは1200mの方が良いようにも思います。想定は未勝利勝ち時の戸崎圭太。今週もロジリオンでG1レースを勝つようなら1億3000万加算で、本年トップ10入りの有力候補となっても。

 

今週の重賞登録馬はロジリオンのみ。

 

●8位(7位)ハーツクライ(6億6026万5000円)(24勝)

(6億2741万3000円)(22勝)

G1勝利で一気に伸びたリオンディーズに逆転され順位は落としましたが少ない出走頭数から特別戦勝利を含む2勝加算と現状のハーツクライとしては悪くない週間。天皇賞(春)出走馬はすべて着外でしたがハナを切って本年は止まってしまった昨年5着マテンロウレオや中距離寄りの馬も多く仕方ない結果でしょう。

 

NHKマイルカップには産駒登録なし。

最終世代の登録はなく未勝利のレースですが皐月賞から日本ダービーに出走したサリオスやドウデュースなどが出れば勝っていたとも。

 

京都新聞杯にはグラヴィスが登録。

3戦目の3歳未勝利を1月の小倉で勝ち上がり前走1勝クラスつばき賞はメイショウタバルの5着。21年セレクトセール当歳セッション取引価格3位の高額馬で同じく矢作厩舎に所属したラヴズオンリーユーの半弟。良くなるのはまだ先かも知れませんしジャスティンミラノと同一オーナーなので本年クラシックに向けての勝負度合いは?

 

今週の重賞登録馬はグラヴィスのみ。

 

●9位(8位)モーリス(6億2144万5000円)(29勝)

(5億8487万9000円)(26勝)

先週は3勝加算で獲得賞金6億円突破。モーリスも順位は下げましたが悪くない週間。一旦トップ10内から落ちた週もありましたが4月は13勝と本年ここまでのほぼ半数となる勝利を加算。

 

NHKマイルカップには前走G3ファルコンSで重賞1勝ダノンマッキンリー。

23年G2東京スポーツ杯2歳Sで重賞1勝シュトラウス。

OP(L)ジュニアC1着、前走G2ニュージーランドトロフィー16着キャプテンシー。

OP(L)アイビーS1着、前走G2弥生賞ディープインパクト記念7着ダノンエアズロックの4頭が出走予定。

 

ダノンマッキンリーはG3ファルコンS勝利から。G1朝日杯フューチュリティステークス8着、OP(L)クロッカスSのクリストフ・ルメール騎乗時のみ勝てなかったのでこのようなタイプもいるのでしょう。前走ファルコンSは外枠から発走し直線でも後方でしたが逃げ馬が2着に残る先行決着を直線だけで差し切り。これを東京マイルでも出来るかとなりますが勝利はすべて芝1400m、東京で1走も勝利は関西エリアのみ。ポイントとしたいのは競走能力や距離ではなく今回も想定の北村友一で前走は1週前に油断騎乗で翌週の騎乗停止が確定していた状況から7番人気のファルコンS勝利。同日の10レース3勝クラス豊橋Sは12番人気で北村友一が逃げ切っての連勝。油断騎乗で停止となったレースは社台F生産馬で2着となって1着は社台ファーム生産馬(藤岡康太の騎乗)、同日にも社台ファーム生産馬エイカイマッケンロで特別戦を勝利。豊橋Sも社台ファーム生産馬で勝利。ダノンマッキンリーはノーザンF生産馬で、社台ファーム生産馬が強いだけのような気もしますが、ダノンマッキンリーもダノン名義のセレクト高馬でNHKマイルカップはオーナーサイドの得意レースでもあることからこの馬を勝たせるブックなら芝1600mやらも関係ないのでしょう。そのような事情で重賞の1つでも勝たせないと体裁も保てず前走のそれでここは負けるブックなら負けるのでしょう。騎手が関連レースで実際にやっているのでこの馬に関してはそのような扱いで。

シュトラウスはG3ファルコンS9着から。G2東京スポーツ杯をジョアン・モレイラで勝利して出走の朝日杯フューチュリティステークスは大外17番枠からトム・マーカンドが御せずに行かせて着外。2歳重賞勝利時もジョアン・モレイラをしてギブアップするようなコメントを出しており休み明けの前走はそのような悪癖もあってか後方から回って来るだけのような競馬。ガス抜きになったのかガス溜めになったのかわかりませんがまともに走れないようなので、気性面の成長がないことには。想定も入っていないので誰も乗りたくはないのでしょう、原優介ではないと思われます。前走も嫌な役回りを引き受けていますしアスコリピチェーノの想定も入っていないので北村宏司の継続かも知れませんが。

キャプテンシーはG2ニュージーランドトロフィー16着から。OP(L)ジュニアCを逃げ切って当時の時計は1分32秒5。前走は稍重馬場で勝ち時計1分34秒4から1秒3差とリステッドレース勝利時とは全く違う競馬になってしまいましたが、過去2勝時はいずれも逃げ切りでジャンタルマンタルの朝日杯フューチュリティステークスよりも1秒以上、アスコリピチェーノの阪神ジュベナイルフィリーズよりも0秒1早くジャンタルマンタルは共同通信杯のスローにも対応し皐月賞の超高速にも対応する強い馬で、阪神と中山の違いなどもありますが芝1600mの持ち時計は桜花賞2着アスコリピチェーノに次ぐもの。高速も想定されますし東京でも行ききってしまうようならば、勝つならそれで負けるのなら前走のように大敗でしょう。4戦目の勝ち上がりで新馬から3連続2着と安定感もあったのですが行かせて勝ってからは変わってしまったので。シュトラウス同様にモーリス産駒の難しさがあるとも。想定はM.デムーロの継続。

ダノンエアズロックは前日のOP(L)プリンシパルSに回るようで回避予定。産駒出走は3頭になると思われます。

 

京都新聞杯には産駒登録なし。

 

新潟大賞典にはノッキングポイントが出走予定。

3歳時にハンデ54キロでG3新潟記念を勝利していますがG1菊花賞は距離としても、前走G2金鯱賞も12着と連続で2桁着順。ベラジオオペラがG1大阪杯を勝利しノッキングポイントも3歳夏に古馬相手に重賞を勝ったほどですが昨年の日本ダービー掲示板確保組で、ここを信用するのは?

今回はハンデ57.5キロで想定は杉原誠人。

 

●10位(10位)ハービンジャー(6億1171万8000円)(22勝)

(5億6230万9000円)(21勝)

先週は3歳1勝クラス特別1勝でしたがG1天皇賞(春)でスマートファントムが4着と好走など獲得賞金6億円突破。今回も1頭に逆転され1頭を逆転しての順位10位をキープ。

 

NHKマイルカップには産駒登録なし。

 

京都新聞杯にはプレリュードシチーが登録。G3京都2歳S2着から5ヶ月ぶりの出走。もっと早く使い出したかったようですが腸炎に罹っていたとのことで日本ダービー出走に向けなんとかここに間に合ったということでしょう。京都2歳S出走馬の活躍も目立つ世代でそこでの連対馬ということから体調さえ万全ならば。想定は幸英明の継続。

 

新潟大賞典にはリューベックが登録。

登録時出走馬決定順18位の非抽選馬対象。出走の場合はG2マイラーズC14着から。昨年のG3中日新聞杯では1番人気に推されたほどで、近走はマイル戦に出走していますがこれまでも何度か書いたように小回りや内回りで強い中距離馬なので距離は良いのですが新潟外回りは合わないでしょう。半弟のフリームファクシが先週は連闘策から頑張りましたのでこちらも期待はしていますが。

 

●12位(9位)ダイワメジャー(5億7706万5000円)(22勝)

(5億6418万円)(21勝)

NHKマイルカップには前走G2ニュージーランドトロフィーで重賞1勝、前走G2ニュージーランドトロフィー1着で優先出走権を獲得したエコロブルーム。

前走G2ニュージーランドトロフィー2着で優先出走権を獲得したボンドガール。

G3新潟2歳S、G1阪神ジュベナイルフィリーズで重賞2勝、前走G1桜花賞2着アスコリピチェーノの3頭が出走予定。

ファビュラススターは登録時21位タイの非抽選馬対象。

 

今回は11位ディープインパクトを挟んで前回9位から12位となったダイワメジャーを。ダノンエアズロック回避予定でファビュラススターは7頭並びの20位タイと思われます。

 

G2ニュージーランドワン・ツーで優先出走権を獲得した2頭エコロブルーム、ボンドガール。G1阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬で桜花賞2着アスコリピチェーノの3頭なので出走予定馬はすべて有力。10位とは3400万ほどの差で3着賞金は3300万、これでほぼ10位に並ぶ獲得賞金差のところにこのラインナップですから次回でトップ10内復帰も。ダイワメジャー産駒3頭とジャンタルマンタル、ディスペランツァで上位人気5頭を形成しそうなことからワン・ツー・スリーでもおかしくはなくそうなれば最高5位まで浮上というケースも。

エコロブルームは横山武史、ボンドガールは武豊のそれぞれ継続で想定。アスコリピチェーノは未定のようですが復帰が間に合えばクリストフ・ルメールとなるでしょうか。

 

・他注目馬

NHKマイルカップ他の注目馬はパレスマリス産駒の2頭ジャンタルマンタルとノーブルロジャー。こちらも共に有力ですが現在は海外供用当時の産駒出走しかない状況でワン・ツーでも20位近辺までしかランクアップしないでしょう。2歳G1朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬でG1皐月賞3着から出走のジャンタルマンタルは特に有力。ノーブルロジャーもG3シンザン記念勝ち馬で前走G3毎日杯は馬場適性の差もあってメイショウタバルには離されましたが差し返すようにして2着は確保とマイルの切れ者というだけではない一面も。

 

新潟大賞典はメトロポリタンSとの兼登録も多く微妙な登録状況ですが、昨年の勝ち馬カラテ、23年G3中日新聞杯勝ち馬ヤマニンサルバム、長期休養明けの前走G2金鯱賞3着ヨーホーレイク、昨年のG2セントライト記念勝ち馬で23年G1香港ヴァーズ9着以来のレーベンスティールなど。レーベンスティールはメトロポリタンSにも登録がありこれほどの実績馬がリステッドレースに回るかは疑問ですがどちらに出走の場合も負担重量は58キロ。ハンデの確認で登録したのかも知れませんが新潟大賞典は津村明秀で想定も入っています。

 

海外G1ではフォーエバーヤングとテーオーパスワードが米G1ケンタッキーダービーに出走予定。地方競馬の交流重賞や中東地区の重賞でも勝利し無敗のフォーエバーヤングはここでも上位人気となりそうですが砂というか路盤が全く違う土の競馬で特殊なスパイクを履いて勝つためには薬物でもなんでもやってくる連中が相手。主戦の坂井瑠星は同馬で結果を出し続けているとはいえ現地騎手も起用せず勝てるかは?矢作厩舎所属馬で先達のリアルスティール産駒、北米地区の象徴とも言えるビッグレースにて一発大ホームランをカマしてほしいところですが。

 

・3歳戦

注目馬となると当然重賞上位馬でG2青葉賞で日本ダービーの優先出走権を獲得したシュガークンとショウナンラプンタ。カテゴリーは違いますが今後ということではG3ユニコーンS勝利のラムジェットの方が有力かと。ヒヤシンスS勝利時にも注目馬として取り上げたように思いますがフォーエバーヤングの次に世代ダートで強いのはこの馬と見ており、3歳ダート三冠初戦の羽田盃をを勝利した白毛馬アマンテビアンコよりもこちらが上でしょう。東京ダービーで対戦すればそれもハッキリしますが、あとは大井の砂が合うかと三浦皇成継続の場合にそれで勝てるか。ラムジェットに関しては上手く乗っておりレース途中の早目に動く仕掛けどころなど手の内にも入れているようなので。

 

OP(L)スイートピーS勝利のコガネノソラ。このレースの勝ち馬は本番で期待薄ですが19年勝ち馬のG1オークス2着カレンブーケドールといった例もありますし、おばは20年G1オークス2着ウインマリリン、21年オークス勝ち馬ユーバーレーベンと同じゴールドシップ×ロージズインメイ配合のBRF所有馬。登録のあったG2フローラSをスキップしたように可能ならば1勝クラス勝利から直行で抽選に懸けてでも本番にねじ込んでほしかったのですが出られなくなってはどうにもなりませんし優先出走権を獲得とこれで良いのでしょう。現段階でオークスはステレンボッシュ、タガノエルピーダの次位がこの馬と考えています。

 

平場戦から1頭挙げれば東京ダート1400mの1勝クラスで勝利のヴァンドームを。

ゲートの出が悪く躓き加減に出て最後方から、4コーナーでもまだ最後方でしたが直線に向くと楽に外から他馬をすべて捉え最後は流して1馬身1/4差の勝利。未勝利勝ちも1400mで1800m戦では大敗しており1400m特化型の可能性もありますが。未勝利勝ちは大外枠から岩田康誠が意識的に下げたような競馬で差し切っており、今回もゲートを出てからの事象で行こうと思えばもう少し位置が取れそうな印象も。上記ラムジェットは早目捲りから4コーナーで決めてしまうようなタイプでこちらは溜めて弾けさせる追い込み型でも似て非なるタイプでしょうか。こちらもダート1400mに様変わりした交流重賞兵庫チャンピオンシップに出ていても勝てたと言いたいのですが地方競馬のコースより現状は中央向きでしょう。

 

・母の父部門

(今回)

1位ディープインパクト 14億2541万1000円

2位キングカメハメハ  11億6162万6000円

3位マンハッタンカフェ 8億1368万円

4位クロフネ      7億164万4000円

5位シンボリクリスエス 6億1295万7000円

 

(前回)

1位ディープインパクト 15億6220万円

2位キングカメハメハ  12億1652万4000円

3位マンハッタンカフェ 10億6965万円

4位クロフネ      7億2014万4000円

5位シンボリクリスエス 6億5404万2000円

 

首位ディープインパクトは2勝クラスなど5勝。G1天皇賞(春)4着スマートファントム、5着ワープスピードなど入着馬も多く前回から1億2000万超えの加算で獲得賞金15億円突破。

2位キングカメハメハは3歳1勝クラス矢車賞など3勝。獲得賞金12億円突破。今週は自身の競走馬名が冠された3勝クラスキングカメハメハCが実施。

3位マンハッタンカフェはG1天皇賞(春)テーオーロイヤルなど3勝。前回から2億5000万以上の加算で獲得賞金10億円まで突破。上位2頭にはそれでも届きませんでしたが4位以下を突き放し3位を堅持。上記ロードカナロア産駒ヴァンドームも母の父はマンハッタンカフェ。

4位クロフネは1勝クラスなど2勝。

5位シンボリクリスエスは3勝クラスライスシャワーCなど2勝。

 

・天皇賞(春)

父リオンディーズのテーオーロイヤルが勝利。母の父マンハッタンカフェは3位。

母の父マンハッタンカフェはG2マイラーズCソウルラッシュから2週連続重賞制覇の本年5勝、通算27勝。

天皇賞(春)は初制覇。

2週連続重賞制覇は初めて(期間内に24年G3ダイヤモンドSテーオーロイヤル・G1フェブラリーSペプチドナイルで週間複数重賞制覇あり)。

フェブラリーSペプチドナイル以来の本年G1レース2勝、G1レース通算4勝。

年間G1レース2勝以上は初めて。

天皇賞(春)は競走馬時代の02年に勝利、産駒ヒルノダムールは11年に勝利、母の父として24年テーオーロイヤルで勝利し同一G1レース競走馬・父・母の父として勝利を達成。

 

・青葉賞

父ドゥラメンテのシュガークンが勝利。母の父サクラバクシンオーは14位。

母の父サクラバクシンオーは本年重賞初制覇で15年から10年連続重賞制覇、通算28勝。

重賞制覇は23年G3カペラSテイエムトッキュウ以来。

青葉賞は初制覇。

 

・ユニコーンS

父マジェスティックウォリアーのラムジェットが勝利。母の父ゴールドアリュールは22位。

母の父ゴールドアリュールは本年重賞初制覇、通算4勝。

重賞制覇は22年G3アンタレスSオメガパフューム以来。

中央重賞勝ち馬はオメガパフューム(3勝)以来2頭目。

ユニコーンSは14年レッドアルヴィス、16年ゴールドドリーム、17年サンライズノヴァで産駒勝利しており父・母の父として制覇。