中央競馬総合リーディングサイアー(3月10日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

金鯱賞 プログノーシスの父ディープインパクトは10位⇒7位

フィリーズレビュー エトヴプレの父トゥーダーンホットは68位

中山牝馬S コンクシェルの父キズナは1位⇒1位

阪神スプリングジャンプ マイネルグロンの父ゴールドシップは16位⇒14位

※トゥーダーンホットはフィリーズレビュー エトヴプレが本年産駒中央初出走でこれまで獲得賞金なし

 

 

 

1位(1位)キズナ(7億7996万円)(37勝)

(6億7845万6000円)(31勝)

オールセインツ(未)、カールスタード(未)、グリューブルム(3勝クラス・オークランドサラブレッドレーシングトロフィー)、コンクシェル(G3・中山牝馬S)、ショウナンラプンタ(1勝クラス・ゆきやなぎ賞)、ロードアフェット(未)で6勝

賞金7億円突破

先週はG3中山牝馬S、3勝クラスオークランドサラブレッドレーシングトロフィー、1勝クラスゆきやなぎ賞、未勝利3勝の6勝。

G3中山牝馬Sでは5番人気コンクシェルが勝利。3勝クラス初音S勝利から形としては昇級初戦。23年OP(L)アネモネS2着馬でG1桜花賞や秋華賞の出走経験もあったが重賞初勝利。3着まで0秒1差、15着まで1秒差に収まるハンデ戦を逃げ切った。

3勝クラスオークランドサラブレッドレーシングトロフィーでは1番人気に応えてグリューブルムが勝利。前走の3勝クラス金蹄2着から勝ち上がり。過去3勝は中山ダート1800m、中山ダート2400m、東京ダート2100mと関西馬ながら関東エリアでの勝利しかなかったが阪神ダート2000mで勝利してOP入り。

3歳1勝クラスゆきやなぎ賞では3番人気ショウナンラプンタが勝利。7頭立てと少頭数1000m通過63秒3スローの一戦は直線での追い比べとなったが33秒4の最速上りを計時し2・3着馬をクビ・クビ差で抑え勝ち上がり。20年ヴァルコス、21年レッドジェネシス、22年ボルドグフーシュ、23年サトノグランツと近4年の勝ち馬は後に重賞勝利および連対という阪神芝2400mの出世レース。

土曜阪神2レース未勝利では単勝1.6倍の1番人気に応えてカールスタードが4戦目で勝利。2歳9月阪神芝1800mでデビューし初ダートの前走京都ダート1900mでは勝ち馬に2秒以上離されたが2着を確保し阪神ダート1800mの勝ち上がり。おじに22年OPアハルテケSのアドマイヤルプス。

日曜中京5レース未勝利では3番人気オールセインツが勝利。2着馬の騎手が注意義務を怠り騎乗停止になるような事象もあったが半馬身差し切って初出走ながら既走馬を相手に中京芝2200mで勝ち上がり。22年セレクトセール9020万円取引馬。祖母エアデジャヴー、おじエアシェイディ、おばエアメサイアなどの重賞勝ち馬が出る一族。

週中のダイオライト記念ではテリオスベルが2着。今回のレースを最後に引退が発表され22年クイーン賞など地方交流重賞2勝2着7回などキズナ産駒としてソングライン、ディープボンドに次ぎ3番目の獲得賞金を記録。

日曜中山5レース未勝利では3番人気ロードアフェットが5戦目で勝利。2歳7月新潟でデビューし2戦目に2着もあったが2歳戦では勝ち上がれず。年明け2走目の今回は中山芝2000mに出走し4コーナー早め先頭の勢いから直線で後続を突き放し5馬身差の勝ち上がり。おじに15年G3シンザン記念2着ロードフェリーチェ。

先週は土曜阪神2勝・中山1勝、日曜阪神1勝・中山1勝・中京1勝の週間6勝。前回は人気の3歳馬が重賞を勝ちきれないような週間となったが先週はG3中山牝馬S、3勝クラス特別勝利など6勝と好調。週間1億円超えの前回から1億円ほどの加算で獲得賞金7億円突破。2位ロードカナロアも好調でこれでもリードはそれほど広がらながったが、獲得賞金差を前回のおよそ1800万から3100万ほどとして首位キープ。

 

中山牝馬Sをコンクシェルが勝利

G3共同通信杯ジャスティンミラノ以来の本年重賞3勝、通算25勝

コンクシェルは4度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞最高着順は23年G2ローズS12着

中山牝馬Sは初制覇

20年産現4歳重賞初勝利で初年度産駒から全5世代中央重賞勝利

(19年産現5歳唯一の中央重賞勝利22年G2京都新聞杯アスクワイルドモア、20年産現4歳唯一の中央重賞勝利24年G3中山牝馬Sコンクシェル、唯一の中央ダート勝利23年G3シリウスSハギノアレグリアスはいずれも岩田望来騎手の騎乗)

 

 

2位(2位)ロードカナロア(7億4889万7000円)(39勝)

(6億6038万7000円)(33勝)

エイカイマッケンロ(2勝クラス・恋路ケ浜特別)、グラウンドビート(未)、シュタールヴィント(2勝クラス・天神橋特別)、スクルトゥーラ(1勝クラス)、リュミエールノワル(2勝クラス・岡崎特別)、ロードフォアエース(1勝クラス)で6勝

賞金7億円突破

先週は恋路ケ浜特別・岡崎特別・天神橋特別で2勝クラス3勝、1勝クラス2勝、未勝利1勝の6勝。

2勝クラス恋路ケ浜特別では1番人気に応えてエイカイマッケンロが勝利。これまで2勝2着8回と好走続きも勝ち切れないタイプで2走連続2着から出走。スタートではやや後手を踏んだが逃げ残りを計る2着馬を半馬身捉え全連対時に出走と得意の左回りで勝ち上がり。特別戦は初勝利。

2勝クラス岡崎特別では1番人気に応えてリュミエールノワルが勝利。1勝クラスから中京芝1400m戦の連勝で特別戦は初勝利。岡崎特別は21年カヌメラビーチ以来の産駒2勝目。

2勝クラス天神橋特別では3番人気シュタールヴィントが勝利。前走2勝クラス中山の富里特別では外を回らされる形となって8着に敗れたが3走前に3着した阪神芝1600mで勝ち上がり。特別戦は初勝利。天神橋特別は20年カイザーミノル、21年グランデマーレ以来の産駒3勝目、カイザーミノルは21年OP(L)朱鷺S、グランデマーレは23年OP(L)オーロCとそれぞれリステッドレースを勝利。

土曜中京最終レース1勝クラスでは8番人気スクルトゥーラが勝利。近走は2桁着順が続き人気を落としていたが逃げた2着馬をゴール寸前でハナだけ差し切って勝ち上がり。21年10月東京の2歳新馬戦以来となる2勝目。

日曜阪神6レース3歳1勝クラスでは2番人気ロードフォアエースが勝利。3歳戦初出走で昇級初戦の前走は7着に敗れたが阪神ダート1400mに距離短縮され2着に1馬身差の逃げ切り。

土曜中山6レース未勝利では2番人気グラウンドビートが4戦目で勝利。2歳10月東京でデビューし新馬から2着を続けたが前走は10着。今回は初ダートの中山ダート1800m戦に出走し2着に8馬身差の圧勝。母ダンスファンタジアは11年G3フェアリーS勝ち馬、半姉に23年G2紫苑S2着など重賞2着2回ヒップホップソウル。祖母ダンスインザムードなど重賞勝ち馬多数5代母Native Partnerの一族。

先週は土曜中山1勝・中京2勝、日曜阪神2勝・中京1勝の週間6勝。重賞出走馬のない週間で首位キズナにリードは広げられたが得意の中京開催もスタートし2勝クラス特別3勝を含む週間6勝など、前回から8800万ほどの加算で獲得賞金7億円突破の好調週。勝利回数では一旦キズナに並ばれる場面もあったがその後リードを広げ同部門首位は変わらず。

 

 

3位(3位)エピファネイア(5億5909万3000円)(22勝)

(5億3713万2000円)(20勝)

シンボリックレルム(1勝クラス)で1勝

先週は1勝クラス1勝。

G3中山牝馬Sの13番人気ルージュエクレールは10着。重賞初出走の前走G3ターコイズS14着は最内枠からゲートで大きく出遅れて終了。今回はそれなりにゲートを出たが後方から伸び切れず。

日曜中京6レース牝馬限定1勝クラスでは6番人気シンボリックレルムが勝利。クラス2着3回・3着4回はあったが中々勝ち上がれず22年1月中山の3歳未勝利以来の2勝目は初出走の中京ダート1800m戦。

先週は土曜未勝利、日曜中京1勝の週間1勝。平場戦1勝のみの週間で順位3位は変わらなかったが首位キズナとの獲得賞金差は2億円を超えて2億2000万ほどまで開いてしまった。

 

 

4位(4位)ドゥラメンテ(5億49万3000円)(24勝)

(4億4215万5000円)(22勝)

アルシオーネ(1勝クラス)、メリージェーン(未)で2勝

賞金5億円突破

先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。

G2金鯱賞の1番人気ドゥレッツァは2着。未勝利から5連勝で前走G1菊花賞を勝利。年明け初戦は負担重量59キロで出走し58キロの勝ち馬に敗れたが超絶騎乗で勝利した前走に対しここでは直線の進路取りで失敗した印象も。5馬身離された2着とはいえ59キロを背負いつつ進路が出来てからは良く伸びて連対は果たしており次走予定の天皇賞(春)に向けてはマズマズの結果といえるか。10番人気ブレイヴロッカーは7着。前走G2京都記念6着から同じような着順でこのランクではここまでともいえるが3歳未勝利以来の中京および左回りで距離はもう少しほしい印象も。7番人気シーズンリッチは最下位13着。昨年のG3毎日杯勝利後は日本ダービー、菊花賞戦線で苦戦も中距離に戻ってというところだったがここでは振るわず。23年毎日杯1着シーズンリッチ最下位13着、2着ノッキングポイント12着とここでは下位を占めてしまった。

OP(L)アネモネSでは5番人気ラヴスコールが5着。最後の直線で追い上げたが上位には届かずG1桜花賞の優先出走権は獲得ならず。

日曜中京最終レース1勝クラスでは1番人気に応えてアルシオーネが勝利。6ヶ月ぶりの前走は小倉ダート1700m1勝クラスで3着。小回りダート1700mを中心に使われていたが中京ダート1400mに出走と条件変更も見事に嵌って2番手から2着に7馬身差の圧勝。再転入馬で中央では今回初勝利。半兄アデイインザライフ、ファストフォース、おじバアゼルリバーは中央重賞勝ち馬。

土曜中京2レース牝馬限定未勝利では2番人気メリージェーンが4戦目で勝利。2歳7月福島でデビュー、福島・新潟・東京・中京と使われ前走2着から芝1400m戦の勝ち上がり。

先週は土曜中京1勝、日曜中京1勝の週間2勝。G2金鯱賞では1番人気ドゥレッツァが良く追い上げたが完敗といっても良い結果で2着までとなって連勝も「5」でストップ。前回から5800万ほどの加算で獲得賞金5億円を突破したが伸ばし切れなかったという印象も残る週間に。

産駒通算勝利回数400まであと「3」。

 

 

5位(5位)ハーツクライ(4億5030万6000円)(16勝)

(4億2615万4000円)(14勝)

チュウワハート(2勝クラス)、エゾダイモン(1勝クラス)で2勝

先週は2勝クラス1勝、1勝クラス1勝の2勝。

G3中山牝馬Sのアレグロモデラートは8着。格上挑戦の前走G3愛知杯はハンデ51キロで4着、ここではハンデ50キロの出走となって後方から良く伸びたが前も止まらず重賞での連続入着ならず。

土曜阪神最終レース2勝クラスでは3番人気チュウワハートが勝利。好スタートからハナを切ると追い込んだ2着馬を1馬身1/4抑え込み逃げ切り、昇級初戦となったが中央再転入初戦の前走から阪神ダート1800mを連勝。

日曜中京8レース1勝クラスでは単勝1.7倍の1番人気に応えてエゾダイモンが勝利。22年9月中京の2歳未勝利以来となる2勝目。2勝はいずれも中京芝2000m。

先週は土曜阪神1勝、日曜中京1勝の週間2勝。土曜6頭・日曜5頭と出走頭数の少ない週間だったが平場戦ながらそこからキッチリ2頭勝馬を送り出し前回と変わらず順位5位をキープ。

 

 

6位(6位)ドレフォン(4億3063万7000円)(22勝)

(3億8182万3000円)(18勝)

エンセリオ(未)、グランサバナ(2勝クラス・鎌ケ谷特別)、ゴールドアローン(未)、サラサハウプリティ(1勝クラス)で4勝

勝利数20突破

賞金4億円突破

先週は2勝クラス鎌ケ谷特別、1勝クラス1勝、未勝利2勝の週間4勝。勝利回数20突破。

土曜阪神メインOP(L)コーラルSでは11番人気エルバリオが4着。近走はOP特別で着外続きも1桁着順には駆けており内枠で外国人騎手の効用もあったか23年G3プロキオンS4着以来の入着。

2勝クラス鎌ケ谷特別では1番人気に応えてグランサバナが勝利。前走2勝クラス立志賞ではハイペースに巻き込まれるような形となって12着。今回はハナを切って4コーナーで並ばれるような場面もあったがゴール前では再び突き放して1馬身1/4差の勝利。全3勝は中山ダート1800mで特別戦は初勝利。

土曜阪神7レース牝馬限定1勝クラスでは単勝1.6倍の1番人気に応えてサラサハウプリティが勝利。前走は23年G2フィリーズレビュー7着以来10ヶ月ぶり14キロ増の初ダートで2着。そこから6キロ減と馬体も絞れ1度使われた効果もあったか2着に2馬身半差を付け順当に勝ち上がり。祖母はダート重賞勝ち馬プリエミネンス。

土曜中山1レース未勝利では4番人気エンセリオが5戦目で勝利。2歳8月新潟でデビューしダート2走目の中山ダート1800mを差し切って勝ち上がり。

日曜中山3レース牝馬限定未勝利では1番人気に応えてゴールドアローンが5戦目で勝利。2歳10月東京でデビューし年明け後に2・3着した中山ダート1800mで2着に5馬身差の逃げ切り。

先週は土曜阪神1勝・中山1勝・中京1勝、日曜中山1勝の週間4勝。前回は本年2度目の未勝利週となったが本年最初の未勝利週の翌週は5勝、今回も2勝クラス特別勝利を含む4勝と連続週で不振に陥らないのも安定した推移を見せる本年の下支えとなっているか。前回から4800万ほどの

加算で獲得賞金4億円を突破して急伸したディープインパクトを僅かに抑え順位6位をキープ。

勝利回数は20を突破したが依然として本年の勝利は全てダート戦。ダートのみのカテゴリーでは前回ヘニーヒューズに逆転を許したが1週で首位に再浮上。

 

 

7位(10位)ディープインパクト(4億2814万7000円)(10勝)

(3億497万7000円)(8勝)

サトノスカイターフ(1勝クラス)、プログノーシス(G2・金鯱賞)で2勝

G2金鯱賞では2番人気プログノーシスが勝利。後方からレースを進め徐々に進出し直線では外に進路を求めた2着ドゥレッツァが馬群を捌くのに手間取るのに対しインから抜けて5馬身差の完勝。2着馬には負担重賞で1キロ貰っており進路取りの差も出たがこれだけ離せば完勝として良くレース連覇を見事に達成。6番人気ヨーホーレイクは3着。22年G2日経新春杯1着と中京の重賞制覇もあったがそれ以来2年2ヶ月ぶり14キロ増の出走ながら3着。これだけの長期休養明け別定57キロで3着はさすがの強さといったところで使われて順調なら次走以降でも楽しみとなったか。13番人気レッドジェネシスは9着。前走ダートOP(L)仁川Sから最低人気の出走。テンに行かせたいような素振りもあったが位置は取れず重賞勝利のある中京でも変わり身は見られず。

G3中山牝馬Sの1番人気フィアスプライドは9着。4コーナー付近では前を捉えそうな勢いもあったがトップハンデ56キロ、7枠13番からで道中常に外を通らされたようなロスや当日は強風のコンディションという影響もあったか直線の坂を登り切った辺りで止まってしまった印象。着順の割には0秒4しか負けていないが前走G3ターコイズSから重賞連勝ならず。16番人気グランドスラムアスクは12着。前走のG3ダイヤモンドSは距離も長く10頭立て9着。距離短縮の今回も人気はなかったが左回りの平坦1800m向きで中山の重賞では厳しかったか。

G2阪神スプリングジャンプでは2番人気ロックユーが3着。障害未勝利から3連勝で重賞初挑戦。前走は20キロ減の出走も中山でイルミネーションジャンプSをレコード勝ち、それ以来3ヶ月ぶりの出走は10キロ馬体も戻し上位入着こそ果たしたが重賞勝ち馬の連対2頭は強く勝ち馬から3秒2差、2着からも6馬身差を付けられてしまった。

OP(L)東風Sでは8番人気ノーズザワールドが2着。前走ダートOPポルックスS15着の関西から転厩初戦だったが久しぶりの芝1600m戦も良かったか直線追い込んで2着の好走。4番人気グレイイングリーンは5着。G3阪急杯を非当選馬となってこちらに出走。内回り1400m向きで初出走の中山も合わないと思われたが地力で掲示板は確保といったところか。

日曜阪神7レース1勝クラスでは2番人気サトノスカイターフが勝利。京都芝1600mで2着した前走から4ヶ月ぶりの出走。脚元に不安があり一息入れたようで12キロ減っていた前走から10キロ増と馬体重も戻し直線早め先頭から2着に1馬身半差の押し切り。21年2月中京の3歳未勝利以来およそ3年1ヶ月ぶりの2勝目。

先週は土曜未勝利、日曜阪神1勝・中京1勝の週間2勝。土曜のG3中山牝馬Sでは1番人気フィアスプライドが着外に終わったが日曜のG2金鯱賞ではプログノーシスがレース連覇となる勝利、長期休養明けのヨーホーレイクも2着。障害重賞阪神スプリングジャンプ2着馬、OP(L)東風S2・5着馬なども出て週間1億円超えの1億2300万ほど加算で獲得賞金4億円突破。順位は前回の10位から7位まで浮上。かつての強さは鳴りを潜め序盤戦はこれまでにないほど苦戦を強いられたがトップ10内維持の安全圏には入って来たか。

 

G2金鯱賞をプログノーシスが勝利

G2京都記念プラダリア以来の本年重賞2勝、通算291勝

プログノーシスは23年G2金鯱賞・G2札幌記念以来の重賞3勝目

金鯱賞は14年ラストインパクト、19年ダノンプレミアム、21年ギベオン、23年プログノーシスから連覇達成の5勝目

金鯱賞連覇は03~05年3連覇タップダンスシチー、16・17年連覇ヤマカツエース以来3頭目の2連覇以上馬

(タップダンスシチーは5月実施の3連覇、ヤマカツエースは16年12月・17年3月の連覇馬で現行の実施時期に連覇はプログノーシスが初めて)

 

 

8位(7位)モーリス(3億5632万6000円)(10勝)

(3億2168万5000円)(9勝)

トゥルーサクセサー(未)で1勝

勝利数10到達

先週は未勝利1勝。勝利回数10到達。

G2金鯱賞の4馬人気ノッキングポイントは12着。前走G1菊花賞は距離も長かったか15着。3歳の昨年は古馬を相手にG3新潟記念を勝利しており当時と同じく芝2000m戦のここは距離も向くと思われたが休み明けも堪えたか関東馬の栗東入厩も実らず大敗。

G2フィリーズレビューでは2番人気バウンシーステップが4着。2歳1勝クラスつわぶき賞1着以来3ヶ月ぶりの出走。未勝利勝ちの阪神芝1400m戦で得意距離だったが優先出走権獲得の3着にはクビ差届かず。

土曜中山5レース未勝利では単勝1.9倍の1番人気に応えてトゥルーサクセサーが5戦目で勝利。2歳11月東京の新馬戦はG3京都2歳Sを勝利しG1ホープフルステークス2着、G2弥生賞ディープインパクト記念2着シンエンペラーが勝利したレースの2着。その後も上位入着を重ね初の右回りとなった中山芝1800mで2着を2馬身差し切って勝ち上がり。おじに重賞勝ち馬サウンドトゥルー、アナザートゥルース。

先週は土曜中山1勝、日曜未勝利の週間1勝。G2フィリーズレビューで入着馬も出たが優先出走権獲得には届かず、2着馬4頭など入着も多かったが未勝利1勝に終わり重賞勝ち馬を出すなど大きく伸ばしたディープインパクトに逆転され順位8位に後退。前回G2弥生賞ディープインパクト記念で着外に敗れたダノンエアズロックも軽度ながら骨折判明など良いとは言い難い近況に。

 

 

9位(9位)キングカメハメハ(3億4424万7000円)(6勝)

(3億688万5000円)(6勝)

先週は未勝利

G2金鯱賞では8番人気ハヤヤッコが4着。前走G3中日新聞杯2着から昨年の金鯱賞と同じく8番人気から4着と得意の中京芝で本年も上位に食い込む好走。9番人気アラタは5着。前走G3中山金杯は序盤の不利もあって大敗したが、こちらも昨年3着のレースで本年も入着確保の好走。

G3中山牝馬Sでは4番人気ククナが2着。G3中山金杯2着から出走し直線では良く伸びたが半馬身届かず2着。4度目の重賞2着となった堅実派は今回ラストラン予定で重賞勝利はならず。9番人気タガノパッションは6着。ハンデ53キロで2着した前走G3愛知杯2着と同じくハンデ53キロの出走は、最内枠からインをロスなく立ち回り0秒3しか負けていないが入着までは僅かに届かず。

未勝利週となったがG3中山牝馬Sがラストランとなったククナの2着など重賞出走4頭中3頭入着を含む週間11頭の出走で7頭入着。ディープインパクトには逆転されたがルーラーシップを逆転して順位9位は前回と変わらず。

 

 

10位(8位)ルーラーシップ(3億3924万円)(16勝)

(3億751万8000円)(14勝)

ディスペランツァ(1勝クラス)、ヘデントール(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス2勝。

G2金鯱賞では12番人気ワイドエンペラーが6着。3勝クラスからの格上挑戦で入着には僅かに届かなかったが、1週前にデビューしたルーキー高杉騎手で強豪・古豪を向こうに回して人気を大きく上回る好走。

土曜中山7レース3歳1勝クラスでは単勝1.4倍の1番人気に応えてへデントールが勝利。2歳11月東京芝2000mの新馬戦では後方からレース途中で動いて2着に敗れたが勝ち馬はその次走でG3共同通信杯を勝利したジャスティンミラノ。2走目の3歳未勝利中山芝2000m戦でも後方から進めレース途中から動いて2着に2馬身半差の勝利。今回も中山芝2000mで最後方から早目に動き出し4コーナーではかなり外を回って直線で内にササる場面もあったが2着に3馬身差の勝利。現状は後方から捲りを打ち豪快に差し切るスタイルでそれが弱点にもなりかねないがスケール感といった意味では相当な逸材。皐月賞は間に合わないかも知れないが日本ダービーTRで優先出走権をを獲れれば本番でも。

日曜阪神5レース3歳1勝クラスでは3番人気ディスペランツァが勝利。2戦目の2歳未勝利勝ちからG3京都2歳S6着、G1ホープフルステークス9着と2歳重賞では着外となったが過去4走の芝2000mから芝1600mに距離短縮され最速上り33秒1を計時して最後方から直線だけで他馬を全て差し切り。凄まじい決め手を発揮して勝利し今回の結果でマイル路線に向かうことになるか。

先週は土曜中山1勝、日曜阪神1勝の週間2勝。ディープインパクト、キングカメハメハといったかつてのリーディングサイアーに逆転され順位は前回の8位から10位となったが、3歳1勝クラスで規格外の強さを見せた2頭が勝ち上がったような週間と収穫は非常に大きかったか。

 

 

・11位以下産駒重賞勝利種牡馬

14位(16位)ゴールドシップ(2億8840万6000円)(14勝)

マイネルグロンが阪神スプリングジャンプを勝利

本年重賞初勝利で21年から4年連続重賞制覇、通算8勝

重賞制覇は23年G1中山大障害マイネルグロン以来

マイネルグロンは23年G2東京ハイジャンプ・G1中山大障害以来の重賞3勝目

 

(ー)トゥーダーンホット(5307万8000円)(1勝)

エトヴプレがフィリーズレビューを勝利

産駒中央重賞初出走で初制覇

本年産駒初出走、これまで中央産駒出走もエトヴプレのみで中央勝利はエトヴプレによる3勝

競走馬時代は19年ジュライSなど英・仏G1レース3勝、重賞5勝、19年G1愛2000ギニー2着

ドバウィ経由ミスタープロスペクター系(シーキングザゴールド系)種牡馬

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2774勝(2)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2216勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位ハーツクライ1535勝(2)

7位フジキセキ1527勝

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1309勝(0)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1163勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位ゴールドアリュール1057勝(0)

21位トニービン1054勝

22位アフリート1040勝
23位ロードカナロア1021勝(6)

24位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース933勝(0)

ルーラーシップ752勝(2)

ハービンジャー693勝(1)

へニューヒューズ575勝(0)

キズナ565勝(6)

オルフェーヴル505勝(2)

エピファネイア412勝(1)

ドゥラメンテ397勝(2)

モーリス351勝(1)

ドレフォン242勝(4)

キタサンブラック165勝(2)

スワーヴリチャード29勝(0)

※2024年3月10日現在

 

 

◆今週の重賞

●阪神大賞典(G2 阪神芝3000m)

●スプリングS(G2 中山芝1800m)

●ファルコンS(G3 中京芝1400m)

●フラワーC(G3 中山芝1800m)

 

 

◆他OP特別

●阪神

若葉S(L・芝2000m)

●中山

千葉S(ダート1200m)

ペガサスジャンプS(芝3350m)

●中京

なし