中央競馬総合リーディングサイアー(2月25日現在) | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

中山記念 マテンロウスカイの父モーリスは9位⇒7位

阪急杯 ウインマーベルの父アイルハヴアナザーは216位⇒64位

 

 

1位(1位)キズナ(6億797万3000円)(27勝)

(5億4689万4000円)(24勝)

イフティファール(障・未)、ゴージョニーゴー(未)、マテンロウボンド(1勝クラス)で3勝

賞金6億円突破

先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝、障害未勝利1勝の3勝。

G3阪急杯の3番人気アサカラキングは2着。1勝クラスから条件レース3連勝で23年G2青葉賞14着以来の重賞出走は8枠16番から。重馬場とはいえ開幕週で先行有利、ハナを切って逃げ切りと思われたがゴール寸前で勝ち馬にハナだけ交わされ2着。重巧拙の差も出たような結果は良馬場ならとも思えるがG3重賞で勝ち馬と同タイム2着の好走を見せた。7番人気ボルザコフスキーは5着。OP(L)洛陽S4着から重賞初出走。後方からとなってしまい最後は良く伸びているが入着まで、重馬場・内回りの1400mよりは良の1600m向きだろうか。

3歳OP(L)すみれSでは3番人気ジューンテイクが2着。前走G1朝日杯フューチュリティステークスは後方から早目に動き4着。芝2200mに距離延長された今回は初ブリンカー着用、後方でジックリ構え直線ではレース途中からハナを奪った勝ち馬を追い詰めたが1馬身半差の2着まで。4コーナーで外へ持ち出される際タイトに回れなかったのが悔やまれるところか。

土曜小倉最終レース1勝クラスでは3番人気マテンロウボンドが勝利。22年1月中京芝2000mの3歳新馬戦では24年G2京都記念など重賞3勝プラダリアを2着に下して勝利。1番人気で出走した2戦目の23年OP(L)すみれS最下位8着後に長期休養。本年に入って京都で復帰し2戦も17・7着と振るわなかったが、これまでの中距離戦から小倉の芝1200mと一挙に距離短縮され前走から10キロ減と馬体重も絞れたか後方から直線一気の差し切り。素質馬が長期休養を経て新たな路線で復調の気配。

土曜小倉5レース未勝利では4番人気ゴージョニーゴーが2戦目で勝利。3歳11月京都芝2000mでデビューし7頭立ての6着、それ以来3ヶ月ぶり14キロ増の出走で小倉芝2000m戦を勝ち上がり。母サボールアトリウンフォは13年G1ラテンアメリカ大賞典など智重賞2勝、一族に南米地区重賞勝ち馬多数22年セレクトセール1億120万円取引馬。

土曜小倉4レース障害未勝利では単勝1.7倍の1番人気に応えてイフティファールが勝利。入障初戦4着から2着に4馬身差の勝ち上がり。平地競馬では3勝クラス特別など4勝の通算5勝目。

先週は土曜小倉3勝、日曜未勝利の週間3勝。土曜の小倉で平場戦のみの週間となったがG3阪急杯で2・5着、OP(L)すみれS2着などの入着馬を出すなど前回から6100万ほどの加算で獲得賞金6億円突破。2位ロードカナロアとの獲得賞金差は前回から僅かに縮まったが現在唯一の獲得賞金6億得超えで首位キープ。

海外重賞G3 1351ターフスプリントのバスラットレオンは10着。昨年の勝ち馬でレース連覇も懸かっていたが本年は後方からの競馬となって大きく敗れてしまった。22年ソングライン・23年バスラットレオンが勝利と産駒によるレース3連覇も懸かっていたがこちらも達成は出来ず。

G3レッドシーターフハンデキャップのリビアングラスは10着。果敢にハナを切り最後の直線に入っても先頭という場面もあったが最後は後方待機勢に飲み込まれてしまった。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(5億8966万4000円)(31勝)

(5億2004万1000円)(28勝)

サロニコス(未)、ナナオ(OP・LマーガレットS)、ユイ(1勝クラス)で3勝

勝利数30突破

先週はOP(L)マーガレットS、1勝クラス1勝、未勝利1勝の3勝。勝利回数30突破。

G2中山記念の15番人気タイムトゥヘヴンは6着。後方から進めるいつものスタイルで先行決着の中を良く伸びているが、中位から伸びあぐねた組を拾ったような結果だろう。8番人気レッドモンレーヴは15着。2歳未勝利勝ちは中山芝1800mだったが古馬となっての実績は東京の1400mや1600mに寄っており条件不適。道悪で最内枠からの出走と無理もしなかったか後方のままレースを終えた。

G3阪急杯の4番人気サトノレーヴは4着。1勝クラスから条件レース3連勝でOPクラス初出走の重賞挑戦。連勝中に7ヶ月の休養を挟んで今回は10ヶ月ぶり、先行策から上位3頭には離されたが距離もベストより1ハロン長いと思われ臨戦過程などからも良く走っただろう。今後も順調に使えるようならば短距離戦線で面白い存在となりそう。10番人気ルプリュフォールは6着。G2京都金杯9着からの出走。最後方から進め直線で馬群の間を突いたが割れず外へ立て直されたのも響いたか入着には僅か届かず。12番人気メイショウチタンは13着。全4勝は芝1400m、阪神芝1400mでも3勝していたが近走は左回りの芝1400mで好走しており前走は左回り1400mを求めてのダート出走だったか結果は振るわず、ここでも先行策から最後は失速。13番人気エンペザーは16着。相手関係もあっただろうが芝1600m向きで忙しかったか最後は大きく敗れてしまった。

3歳OP(L)マーガレットSでは2番人気ナナオが勝利。前走G1阪神ジュベナイルフィリーズは距離も長かったか12着。芝1200mのリステッドレースに出走の今回は逃げた2着馬を直線捉え2馬身半差の勝利。G3函館2歳S2着、OPもみじS1着時と同様に重馬場となったのも向いたか。マーガレットSは18年アンフィトリテ以来の産駒2種目。この勝利が産駒1012勝目となって通算勝利回数はチャイナロックと並んで歴代23位タイ。

障害OP春麗ジャンプSでは2番人気ジューンベロシティが2着。前走G1中山大障害5着から連対確保。昨年も2着しているレースで障害重賞2勝馬がG1中山グランドジャンプへ向けて好スタートの本年初戦といえるか。

日曜小倉最終レース牝馬限定1勝クラスでは5番人気ユイが勝利。ゴール前は内外から2・3着馬に迫られたがクビ・ハナ差で凌ぎ勝ち上がり。再転入馬で中央では今回初勝利。おじに14年G1マイルチャンピオンシップなど重賞3勝ダノンシャーク。この勝利が産駒1013勝目となって通算勝利回数はチャイナロックを上回り歴代単独23位。

日曜阪神4レース未勝利では1番人気に応えてサロニコスが4戦目で勝利。2歳10月京都でデビューし3⇒2⇒2着と上位入着を重ね阪神芝1600mで1馬身3/4差の勝ち上がり。母サロニカは17年OPエルフィンS勝ち馬、おばサラキア、おじサリオスの重賞勝ち馬など活躍馬多数Schwarzgold一族。

先週は土曜未勝利、日曜阪神2勝・小倉1勝の週間3勝。3歳リステッドレースで勝ち馬、G3阪急杯で1頭入着、障害OP2着馬などを出して首位キズナとの差も詰めたが順位は逆転せず。その差は1800万ほど、2月を終えた段階で早計だが本年はキズナとの首位争いとなるか?

 

 

3位(3位)エピファネイア(5億1447万2000円)(19勝)

(4億6679万円)(16勝)

インスタキング(2勝クラス・富里特別)、シャドウソニック(1勝クラス・国東特別)、ポマール(未)で3勝

賞金5億円突破

先週は2勝クラス富里特別、1勝クラス国東特別、未勝利1勝の3勝。

2勝クラス富里特別では5番人気インスタキングが勝利。昇級初戦の前走2勝クラスアーモンドアイメモリアルでは6着と敗れたが初距離の芝1800mに距離短縮され2着に2馬身差の押し切り。特別戦は初勝利。3代母My Darling Oneは84年米G1ファンタジーSなど重賞2勝、84年米G1ケンタッキーオークス3着、祖母ソプラニーノの曽孫に24年G1フェブラリーステークスのペプチドナイル。

1勝クラス国東特別では4番人気シャドウソニックが勝利。23年3月阪神芝2200m3歳未勝利以来の2勝目。おじに06~08年南部杯3連覇などのブルーファミリー。

土曜阪神1レース未勝利では3番人気ポマールが6戦目で勝利。2歳7月中京でデビューし6着、その後は入着を重ね3着まで同タイムとなったダート1400m戦をクビ・ハナ差で勝ち上がり。本年阪神競馬場最初の実施レースを勝利。

先週は土曜阪神1勝・中山1勝、日曜小倉1勝の週間3勝。重賞出走馬のない週間だったが特別戦2勝を含む週間3勝と堅実に勝ち馬を送り出し前回から4700万ほどの加算で獲得賞金5億円突破。

 

 

4位(5位)ドゥラメンテ(4億50万4000円)(19勝)

(3億4718万6000円)(15勝)

シュガークン(未)、ジュレブランシュ(未)、プレッジ(1勝クラス)、レッドアヴァンティ(1勝クラス・秋吉台特別)で4勝

賞金4億円突破。

先週は秋吉台特別など1勝クラス2勝、未勝利2勝の4勝。

土曜阪神メインOP(L)仁川Sでは1番人気アイコンテーラーが3着。前走G1チャンピオンズカップは後方からとなってしまい相手も強く14着に大敗。今回は4番手追走から4コーナーでは2番手、そこから直線に向いて前を捉えそうな勢いだったが勝ち馬ダイシンピスケスもしぶとく交わせず2着馬に交わされての3着まで。昨年のJBCレディスクラシック勝ち馬ということで牝馬のハンデ58キロが最後に堪えたか。

1勝クラス秋吉台特別では1番人気に応えてレッドアヴァンティが勝利。前走は2勝クラステレビ山梨杯に格上挑戦しハンデ53キロで3着。今回は小倉芝1200mの自己条件に出走し2着に2馬身差の勝ち上がり。

土曜阪神6レース牝馬限定1勝クラスでは2番人気プレッジが勝利。前走小倉の牝馬限定1勝クラスクビ差2着から阪神ダート1800mで勝ち上がり。

土曜中山4レース牝馬限定未勝利では3番人気ジュレブランシュが3戦目で勝利。2歳11月東京芝2000mの新馬戦では12着と大敗も勝ち馬は後にG3共同通信杯を勝利したジャスティンミラノ。2戦目からダートに転じ2ヶ月半ぶり12キロ増の出走は中山ダート1800mで4馬身差の勝ち上がり。母ブランネージュは14年G2フローラS2着、3代母トリッキーコードの産駒に05年マイルチャンピオンシップ・香港マイルで国内外G1レース制覇の種牡馬ハットトリック。

土曜阪神5レース未勝利では単勝1.9倍の1番人気に応えてシュガークンが2戦目で勝利。3歳2月京都芝1600mで2着。今回は阪神芝2000mで直線早め先頭から2着に1馬身1/4差で押し切り。半兄にキタサンブラック、ショウナンバッハなど母シュガーハートの産駒。

先週は土曜阪神1勝・中山1勝・小倉1勝、日曜未勝利の週間4勝。土曜に勝利を重ね一気に爆発の週間とも思われたが日曜実施の2重賞に出走馬もなく伸びを欠いた感も否めないが前回から5300万ほどの加算で獲得賞金4億円を僅かに突破。ハーツクライを逆転して順位は前回の5位から4位に再浮上。

 

 

5位(4位)ハーツクライ(3億7867万円)(13勝)

(3億6074万円)(13勝)

先週は未勝利。

G2中山記念のボーンディスウェイは10着。前走G3中山金杯は最後に止まったような4着で3勝クラス特別勝利の中山芝1800mに戻ってというところだったが、G2重賞で相手も強化され道悪で動けなかったか。3番人気ヒシイグアスは11着。中山記念は21・23年と隔年制覇しておりレース史上初の3勝目を懸けての出走。前走G1香港Cでも地元の強豪ロマンチックウォリアーなどと同タイムの3着と駆けており明けて8歳になったとはいえ衰えもさほどなかったと思われるが良馬場向きで力を発揮できず、今回は馬場に尽きるだろう。6番人気イルーシヴパンサーは最下位16着。右回りでは良くないこともあるが昨年の中山記念は直線でゴチャつき捌けなかったような8着。本年は道悪で嫌気が差してしまったかレース途中で止めてしまうような6秒近く離され大敗。

G3阪急杯の17番人気サトノアイは14着。近2走は2桁着順ながら0秒9・0秒8差と着順ほどは負けていなかったが差の付きにくい芝1200m・OP特別の結果で1ハロン延長されたG3重賞では1秒8差を付けられる2桁着順に。

未勝利週で3頭出走のあったG2中山記念とG3阪急杯の重賞出走馬は全て2桁着順。3勝クラス特別2着馬などは出たが不振週でドゥラメンテに交わされ順位は前回の4位から5位に後退。

海外重賞G2ネオムターフCのハーツコンチェルトは11着。得意の左回りだったが東京向きなのか初の海外遠征は厳しい結果に。重賞連対経験馬ながら3勝クラス馬によるチャレンジでもあっただけに中央の自己条件ならば。

 

 

6位(6位)ドレフォン(3億7087万3000円)(18勝)

(3億3141万5000円)(16勝)

シゲルカミカゼ(1勝クラス)、フラッシング(未)で2勝

先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。

G2中山記念の4番人気ジオグリフは3着。前走のG1チャンピオンズカップでは15着と大敗し芝レースは23年G1宝塚記念9着以来の出走。22年G1皐月賞ではイクイノックス・ドウデュースを下して勝利したほどだがその後は23年G1サウジC4着以外で着外と苦戦続き、勝利したG1皐月賞以来の中山出走でそれ以来の3着内に、重馬場で前残りとなったのも良かっただろうが久方ぶりぶりに実力の一端を垣間見せた。

土曜中山8レース1勝クラスでは単勝1.9倍の1番人気に応えてシゲルカミカゼが勝利。23年5月新潟ダート1800m戦を2着に8馬身差で勝利。それ以来8ヶ月ぶりとなった前走は東京ダート2100mで勝ち馬と同タイム2着。今回は中山ダート1800mに出走し馬体重は前走から更に2キロ増も使われた効果があったか2着に1馬身1/4差で勝ち上がり。22年G1ホープフルステークス勝ち馬ドゥラエレーデが札幌ダート1700m未勝利戦を勝利した際の2着馬。

土曜阪神4レース未勝利では1番人気に応えてフラッシングが4戦目で勝利。2歳10月東京ダート1600mでデビューし4着。距離延長された前走の京都ダート1800mで2着し阪神ダート1800mで2着にクビ差の勝ち上がり、2着と3着は7馬身差が付いた。

先週は土曜阪神1勝・中山1勝、日曜未勝利の週間2勝。G3中山記念ではジオグリフが3着と中央で久しぶりの好走を見せるなど、順位は変わらなかったが今回5位となったハーツクライとの獲得賞金差は1000万を割り込んで800万弱まで詰めた。

 

 

7位(9位)モーリス(3億1405万5000円)(9勝)

(2億2795万1000円)(8勝)

マテンロウスカイ(G2・中山記念)で1勝

賞金3億円突破

先週はG2中山記念1勝

G2中山記念では7番人気マテンロウスカイが勝利。前走G3東京新聞杯5着から中2週続きの出走。っやローテは詰まっていたが重馬場で先行決着となったレースを3番手から進め直線で逃げた2着馬を交わすと最後は2馬身差の完勝。16番人気ホウオウリアリティは8着。不良馬場での勝利もあったが前走G2アメリカジョッキークラブC11着は重賞で極度の不良馬場となってしまい勝負にならず。今回の重程度ならばそれなりに走るのだろうが相手も強力で距離はもう1ハロンほしかったか。12番人気ラーグルフは9着。昨年の中山記念は2着と好走していたがG3中山金杯勝利から挑んだ当時の勢いはなく道悪も合わなかったか。

G3阪急杯の11番人気メイショウホシアイは17着。前走OPタンザナイトS4着とOPクラスでも好走は見せていたが、6歳牝馬の重賞初挑戦は大外18番枠と厳しい条件も重なり大敗を喫した。

土曜阪神メインOP(L)仁川Sでは5番人気ゼットリアンが4着。前走OPアルデバランS3着から連続入着で3歳リステッドレースを含めダートOPクラス4度目の入着。

OP(L)マーガレットSの4番人気ミルテンベルクは4着。前走G1朝日杯フューチュリティステークス17着から出走し、G3小倉2歳Sでも2着した距離1200mに戻って前進。現状は芝のスプリンターだろう。

先週は土曜未勝利、日曜中山1勝の週間1勝。1勝に終わった週間もG2中山記念マテンロウレオの勝利、複数のリステッドレースで入着馬も出すなど前回から8600万ほどの加算で獲得賞金3億円突破。順位は前回の9位から7位まで上がったが中山記念の結果次第では今回トップ10内陥落の危機もあった状況、そこで勝ち馬を送り出すなど勝負強さを見せた週間ともいえるか。

 

中山記念をマテンロウスカイが勝利

本年重賞初制覇で産駒デビュー2年目の21年から4年連続重賞制覇、通算17勝

重賞制覇は23年G2東京スポーツ杯2歳Sシュトラウス以来

マテンロウスカイは4度目の重賞出走で重賞初制覇

過去重賞最高着順は23年G3エプソムC3着

中山記念は産駒初制覇

騙馬の中山記念制覇は02年トウカイポイント以来2頭目

 

 

8位(7位)キングカメハメハ(2億9933万9000円)(6勝)

(2億9853万9000円)(6勝)

先週は未勝利

G1制覇の翌週となった先週は土曜に小倉の1勝クラスで5着馬1頭の入着。前回からの加算は80万円にとどまり獲得賞金3億円を目前にして足踏み状態で順位も前回の7位から8位に後退。出走頭数自体が土曜6頭・日曜1頭の週間7頭、5歳以上馬の出走しかない状況から年度最初のG1レースで勝ち馬を出し2月を終えてトップ10内で推移していることがむしろ驚異的だろう。

 

 

9位(8位)ルーラーシップ(2億8244万6000円)(13勝)

(2億4930万6000円)(11勝)

ジューンアース(未)、リニュー(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。

G3阪急杯の14番人気ワールドウインズは12着。時計の掛かる重馬場は良かったと思われるが後方から数頭交わした程度の結果に。

日曜小倉7レース1勝クラスでは1番人気に応えてリニューが勝利。小倉芝2600mの勝利で22年5月新潟芝2000mの3歳未勝利以来の2勝目。おじにサイキョウサンデー、デュランダルの重賞勝ち馬。

日曜小倉3レース1勝クラスでは単勝1.6倍の1番人気に応えてジューンアースが勝利。クラス5⇒4⇒3⇒2⇒2着の連続入着から小倉ダート1000m戦で2着に3馬身差の逃げ切り、キャリア10戦で全て入着も継続。来月から調教師に転身する鞍上の秋山真一郎騎手はこの勝利で自身最後の勝利となる中央通算1059勝目を記録。

先週は土曜未勝利、日曜小倉2勝の週間2勝。土曜は7頭出走で1勝クラス2着馬1頭のみの入着も、日曜は2勝2着2回3着2回などほぼ平場戦のみの入着と順位は前回から1つ下げたがルーラーシップらしい成績の週間。

海外重賞G3レッドシーターフハンデキャップのエヒトは5着。道中は好位で追走し日本調教馬が先団を形成する3番手辺りで進め直線に入ると前を行くリビアングラスを捉え先頭に立つシーンもあったがそこから欧州勢の決め手が上回り一気に飲み込まれ5着まで。敗れはしたがレッドシーターフハンデキャップは2年連続の出走で昨年の7着から着順を上げた。

 

 

10位(12位)ディープインパクト(2億7468万1000円)(6勝)

(2億1403万7000円)(4勝)

カイザーバローズ(障・未)、スイープアワーズ(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス1勝、障害未勝利1勝の2勝。

G2中山記念の10番人気ドーブネは2着。前走G3京都金杯14着から出走。2・3走前のリステッドレース連勝時はハナを切っており逃げられなかった前走は大敗したが、ハナを切って自分のペースに持ち込み連対確保と現状はこの形がベストか。中山記念は23年7番人気3着から2年連続人気薄の上位入着。

G3阪急杯の2番人気ダノンティンパニーは9着。OPクラス初出走の前走OP(L)ニューイヤーSは1番人気で出走もスムーズ差を欠くようなレースで0秒3差5着。2勝クラス・3勝クラス特別で連勝した阪神芝1400mに戻ったが重馬場も向かなかったか着外に。地方からの転入馬で6歳にして中央6戦目というキャリアも、単にOPクラスが壁になっているという印象も。5番人気スマートクラージュは10着。重賞連続3着からの出走も23年G2セントウルS3着以来の5ヶ月ぶり、休み明けからというタイプでもなく叩かれた次走以降に期待。

土曜阪神7レース1勝クラスでは4番人気スイープアワーズが勝利。1勝クラス昇級後は4・9着と苦戦傾向だったが初出走の芝1600mに距離短縮され後方14番手から最速上り33秒7を計時し開幕週の馬場を差し切り。母は05年G1宝塚記念などG1レース3勝スイープトウショウ、父ディープインパクトの競走馬時代に全てのレースで騎乗した武豊騎手のディープインパクト産駒による勝利は23年G3シンザン記念ライトクオンタム以来。

日曜小倉4レース障害未勝利では単勝1.9倍の1番人気に応えてカイザーバローズが勝利。入障5戦目の障害戦初勝利。平地競馬では3勝クラスなど4勝、22年G3新潟大賞典2着馬。本年障害戦初勝利で12年から13年連続障害戦勝利、ディープインパクトは22・23年障害リーディングサイアー。

海外重賞G2ネオムターフCのキラーアビリティは2着。22年G3中日新聞杯勝利後は連敗中だったが初の海外遠征で2着と健闘。21年2歳G1ホープフルS勝ち馬の地力を見せたといった結果か。

先週は土曜阪神1勝、日曜小倉1勝の週間2勝。2012年から守ったリーディングサイアー座を昨年に譲り渡したものの昨年は30億円以上の年間獲得賞金があり年間3位とトップ3内は維持。その状態から、かつてないほど苦戦の序盤で30位以内にすら入らない期間もあったがG2京都記念では重賞勝ち馬を出すなど順位を徐々に上げ、先週重賞勝ち馬は出なかったが2勝を加算しG2中山記念2着馬なども送り出し、2月最終週に本年初のトップ10入り。まだ11位以下との差も大きくはない10位でのトップ10入りだが、絶対王者ディープインパクトがこれまでとは違った形の強さを見せる週間に。

 

 

・11位以下重賞勝利種牡馬

64位(216位)アイルハヴアナザー(4483万円)(1勝)

ウインマーベルが阪急杯を勝利

本年重賞初制覇で22年から3年連続重賞制覇、通算4勝

ウインマーベルは22年G3葵S、23年G2阪神C以来の重賞3勝目

阪急杯は初制覇

ウインマーベルの他に中央重賞勝ち馬は19年G3アンタレスSアナザートゥルース

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2770勝(2)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2216勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位ハーツクライ1532勝(0)

7位フジキセキ1527勝

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1309勝(1)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1163勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位ゴールドアリュール1057勝(0)

21位トニービン1054勝

22位アフリート1040勝
23位ロードカナロア1013勝(3)

24位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース933勝(0)

ルーラーシップ749勝(2)

ハービンジャー691勝(1)

へニューヒューズ570勝(2)

キズナ555勝(3)

オルフェーヴル503勝(0)

エピファネイア410勝(3)

ドゥラメンテ392勝(4)

モーリス350勝(1)

ドレフォン235勝(2)

キタサンブラック161勝(1)

スワーヴリチャード27勝(2)

※2024年2月25日現在

 

 

◆今週の重賞

●弥生賞ディープインパクト記念(G2 中山芝2000m)

●チューリップ賞(G2 阪神芝1600m)

●オーシャンS(G3 中山芝1200m)

 

 

◆他OP特別

●阪神

大阪城S(L・阪神芝1800m)

●中山

総武S(ダート1800m)

●小倉

なし