中央競馬総合リーディングサイアー(12月28日現在)※2023年終了時データ | ブログ

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◆ランキングデータ

 

 

 

重賞勝利種牡馬

ホープフルステークス レガレイラの父スワーヴリチャードは55位⇒45位

 

 

1位(1位)ドゥラメンテ(41億6555万9000円)(118勝)

(41億3796万9000円)(117勝)

スコールユニバンス(3勝クラス・カウントダウンS)で1勝

最終日は3勝クラス1勝。

G1ホープフルステークスの7番人気ミスタージーティーは5着。京都芝2000mの新馬戦勝利から出走。2頭取消があったとはいえ大外18番枠からの出走でキャリアを考えれば良く走っているか。昨年14番人気で勝利したドゥラエレーデから産駒による連覇はならず。

最終日阪神最終レース3勝クラスカウントダウンSでは8番人気スコールユニバンスが勝利。昇級後は苦戦傾向にあったが距離延長も良かったか、最後の直線で横一杯に広がるような展開を上手く捌いてから抜け出し2着に半馬身差の差し切りを決めOP入り。昨年まで中山で実施され本年は阪神に舞台を移し関西エリア最後のレースとなった一戦は初のリーディングサイアーとなったドゥラメンテ産駒が掉尾を飾った。

最終日は阪神1勝。2位ロードカナロアとの獲得賞金差から最終日の出馬確定時点で本年のリーディングサイアーは確定。当日も3勝クラス特別勝ち馬やG1ホープフルステークスで入着馬を出すなどして前回から2位との差を広げ、初のリーディングサイアー獲得に華を添える形となった。

産駒デビュー3年目の22年から2年連続2度目のトップ10入り、初のリーディングサイアーを獲得。父キングカメハメハは10・11年にリーディングサイアーを獲得しており中央所属競走馬の父子2世代によるリーディングサイアー獲得。2021年8月に死亡しており2024年2歳が最終世代。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(39億3172万2000円)(157勝)

(39億1852万2000円)(156勝)

ベラジオボンド(新)で1勝

最終日は新馬戦1勝。

最終日阪神5レース新馬戦では1番人気に応えてニュージーズが勝利。好位追走から直線で先行2頭に並びかけると最速上り33秒9を計時して2着に5馬身差の圧勝。23年千葉サラブレッドセール1億1000万円取引馬(2023年千葉サラブレッドセール最高価格取引馬)。

最終日は阪神1勝。本年は大半を首位で推移したがG1ジャパンカップの結果でドゥラメンテに逆転を許すことに。その翌週直ぐに首位を奪い返しその後1億円以上のリードを取るもG1有馬記念で再度の逆転を許した時点で勝負あり。最終的に昨年度の年間獲得賞金を2300万ほど上回っているが本年も年間2位に終わった。

産駒デビュー2年目の18年から6年連続6度目のトップ10入り、4年連続2位。勝利回数は昨年の182から大きく減少も22年から2年連続トップ。

 

 

3位(3位)ディープインパクト(32億3985万3000円)(80勝)

(32億3306万3000円)(80勝)

最終日は未勝利。

最終日は3頭の出走しかなく未勝利に終わったが出走3頭は2・4・5着と全て入着。ついにリーディングサイアーの座を明け渡すことになったが4位の産駒キズナを僅かに抑えてトップ3入りを果たした辺りに絶対王者の意地を見た。

産駒デビュー2年目の11年から13年連続13度目のトップ10入り。産駒デビュー3年目の12年から22年まで継続したリーディングサイアーは11年連続でストップも13年連続13度目のトップ3入り。母の父部門では初の首位獲得。障害戦のみの獲得賞金では22年から2年連続首位。本年は父サンデーサイレンスの保持していた中央通算勝利回数2749勝を上回り現在2764勝と記録更新中。

 

 

4位(5位)キズナ(32億2255万5000円)(134勝)

(31億6009万円)(132勝)

カイトグート(未)、ボルザコフスキー(3勝クラス・2023ファイナルS)で2勝

賞金32億円突破

最終日は3勝クラス2023ファイナルS、未勝利1勝の2勝。

G1ホープフルステークスでは13番人気サンライズジパングが2着。ダート戦の勝利しかなく前走OPカトレアS15着と大敗しており人気はなかったが初戦は東京芝1800mで4着。前走も落鉄などの影響があったようで一変を見せた。2着馬の騎手が過怠金を取られており不利がなければ2着はあっただろう。これによって未勝利勝ちと交流重賞2着分の収得賞金は890万円のまま、とはいえ今回の走りならば賞金加算やクラシックTRでの優先出走権獲得も可能性は十分だろう。3番人気ショウナンラプンタは7着。G2東京スポーツ杯4着からは昨年の勝ち馬ドゥラエレーデと同様で本年唯一の同レースからの出走馬でもあったが道中常に逃避気味、2~3番手の位置から早目に仕掛けざるを得ないようなレースぶりとなって直線失速。12番人気インザモーメントは8着。2戦目の京都芝1800m未勝利の勝ち上がり、相手関係も厳しくなったがG1初騎乗の鞍上も含め来年以降に期待といったところか。4番人気センチュリボンドは14着。1勝クラス黄菊賞1着からの出走も前走は7頭立てのレース、これまで9頭立てが最多出走頭数のレースで相手関係も含め厳しい結果に。平地G1・24レース全勝の懸かっていた武豊騎手だったがG1有馬記念ドウデュースからの連勝はならず大記録は来年以降に持ち越し。

最終日阪神メインOP(L)ベテルギウスSでは1番人気ハピが2着。9月のOPラジオ日本賞以来3ヶ月ぶりの出走は単勝1倍台の断然人気に応えられず勝利とはならなかったが連対確保でキャリア11戦で掲示板を外したのも1度だけ。

最終日中山最終レース3勝クラス2023ファイナルSは11番人気ボルザコフスキーが勝利。5ヶ月ぶりの3勝クラス秋色Sを6着は出遅れてスローペースに嵌って6着、そこを一叩きされた効果もあったか2桁人気ながら2着馬をクビだけ差し切ってOP入り。年間最後のレースとして昨年まで阪神で実施され、本年は中山に舞台を移した一戦を勝ち上がり。

最終日中山4レース未勝利では6番人気カイトグートが4戦目で勝利。2歳8月新潟でデビューし初戦は大敗を喫したが2戦目以降は中山で3戦し芝1800m戦を勝ち上がり。このレースの勝利およびエピファネイア産駒が着外となったことで本年の2歳リーディングが結果的にはここで確定。

最終日は中山2勝。本年最後のレースで3勝クラス特別勝ち馬を出しG1ホープフルステークス、OP(L)ベテルギウスSで上位入着馬を出すなど前回から6200万ほどの加算で獲得賞金32億円突破。G1有馬記念の結果によって120万円ほど逆転されたハーツクライを再逆転し4位となったが、父ディープインパクトの前回獲得賞金を超えることはなく、トップ3入りならず。

産駒デビュー3年目の20年から4年連続4度目のトップ10入り。2歳部門では初のリーディングサイアーを獲得。

 

 

5位(4位)ハーツクライ(31億7224万9000円)(97勝)

(31億6134万9000円)(96勝)

ランプシー(1勝クラス)で1勝

最終日は1勝クラス1勝。

最終日中山7レース1勝クラスでは2番人気の3歳ランプシーが勝利。23年1月東京の3歳新馬戦以来の勝利は中山芝1800m戦。半兄に同じく本年12月中山芝1800mのOP(L)ディセンバーSを勝利したロングラン。

最終日は中山で1勝。最終日は3頭の出走しかなく、勝ち馬の他に新馬戦2着1頭の入着のみ。前回G1有馬記念ドウデュースの勝利で4位に浮上したが最終的には年間5位。年間5位以下の順位は2013年以来。

産駒デビュー3年目の12年から12年連続12度目のトップ10入り。年間勝利回数97で産駒デビュー5年目の14年から継続していた年間100勝は9年連続でストップ。

 

 

6位(6位)キタサンブラック(27億9476万5000円)(79勝)

(27億9366万5000円)(79勝)

G1ホープフルステークスの6番人気ウインマクシマムは12着。先手を取れず崩れてしまった印象だが夏から使い出し3戦目の勝ち上がり、今月に入って2走目という臨戦過程となったのも影響したか。

最終日は5頭の出走で新馬戦4着1頭のみ入着。3週連続+最終日に未勝利となって12月1週を終えた段階で2700万ほどの加算で獲得賞金28億円突破だったがそれにも届かず最終盤は第不振となってしまった。それでもイクイノックスの活躍を中心として、産駒デビュー3年目に年間6位で初のトップ10入り。

イクイノックスの本年中央獲得賞金は9億4995万4000円でそれを除いただけの単純計算ではイクイノックス抜きでもトップ10内には入ることに。

(ソールオリエンスが4億6968万1000円の獲得でイクイノックスと合算14億1963万5000円、2頭で本年獲得賞金の過半数を占めている)

 

 

7位(7位)モーリス(25億5005万1000円)(109勝)

(25億4315万1000円)(109勝)

最終日は未勝利。

最終日は阪神・中山で5頭ずつ10頭の出走で入着はあったが勝ち馬は出ず。週中には21年G1スプリンターズS勝ち馬ピクシーナイトの競走馬登録抹消・種牡馬入りが発表された。

産駒デビュー3年目の22年から2年連続トップ10入り。年間獲得賞金は常に前年度を上回っているが年間勝利回数は昨年の111から109で初の減少。

 

 

8位(8位)ハービンジャー(20億2878万3000円)(78勝)

(20億2413万4000円)(78勝)

最終日は未勝利。

最終日は2レース3頭の出走で3勝クラス3着馬1頭の入着。終盤大きく伸ばせなかったが4年ぶりと非常に珍しいケースのトップ10内復帰。最終日の2歳G1ホープフルステークス勝ち馬レガレイラの母の父はハービンジャーで母の父としてはG1初制覇。

産駒デビュー3年目の16年から19年以来となる4年ぶり5度目のトップ10入り。

 

 

9位(9位)エピファネイア(19億5434万5000円)(99勝)

(19億4669万5000円)(99勝)

最終日は未勝利。

最終日は6頭出走で入着馬は出たが勝ち馬を出せず年間100勝に届かず。2歳リーディングでも逆転の可能性は残っておりG1ホープフルステークスに登録馬もあったが抽選で3/14の方を引き非当選馬になるなど出走なし、前回キズナの獲得賞金も上回れず終了。2歳部門で21・22年は最終日のホープフルステークスで、本年はG1有馬記念週にそれぞれ首位陥落となって3年連続2位と初の2歳リーディング獲得を逸した。

産駒デビュー2年目の20年から4年連続4度目のトップ10入り。年間勝利回数は常に前年度を上回っていたが昨年の100を下回り、本年は年間勝利回数100に届かず。

 

 

10位(10位)ルーラーシップ(19億3769万4000円)(89勝)

(19億3659万4000円)(89勝)

最終日は未勝利。

G1ホープフルステークスの10番人気ディスペランツァは9着。2戦目の未勝利勝ち上がりで前走G3京都2歳S6着から挑んだが着外に。

産駒デビュー3年目の18年から6年連続6度目のトップ10入り。年間10位はトップ10入りした過去6年で最低順位。

 

 

・11位以下主な注目種牡馬

11位ドレフォン

産駒デビュー3年目で年間11位は過去最高順位。勝利回数ではロードカナロア、キズナ、ドゥラメンテに次ぎモーリスと並んで4位タイ、本年5頭となった年間勝利回数100超えの1頭。最終日には産駒初の障害戦勝ち馬も送り出した。

 

12位ヘニーヒューズ

2020・21年以来のトップ10内復帰はならず。中央ダートのみの獲得賞金では20年から4年連続4度目の首位。

 

13位キングカメハメハ

トップ10内は産駒デビュー2年目の09年から22年までの14年連続でストップ。

 

14位ダイワメジャー

トップ10内は産駒デビュー2年目の12年から22年までの11年連続でストップ。

 

117位ステイゴールド

本年は重賞未勝利で産駒デビュー2年目の06年から22年までの17年連続で中央重賞勝利がストップ。本年は全て障害戦で3勝(勝ち馬は2頭)。

 

140位マンハッタンカフェ

本年は未勝利で産駒デビューの06年~22年の17年連続で中央勝利がストップ。中央所属の現役競走馬は23年G3福島記念2着ダンディズムなど騙馬3頭のみ。

 

・11位以下重賞勝利種牡馬

45位(55位)スワーヴリチャード(4億264万5000円)(25勝)

レガレイラがホープフルステークスを勝利

G2京王杯2歳Sコラソンビート以来の重賞制覇、通算2勝

レガレイラは重賞初初出走で初制覇

初年度産駒のホープフルステークス制覇

G1レース5度目の出走で初制覇(ホープフルステークスは産駒2頭出走)

過去G1レース最高着順は23年阪神ジュベナイルフィリーズ コラソンビート3着

本年の新種牡馬リーディングを獲得

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位ディープインパクト2764勝(0)

2位サンデーサイレンス2749勝
3位キングカメハメハ2210勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位ハーツクライ1519勝(1)

8位クロフネ1486勝(0)

9位サクラバクシンオー1435勝

10位ライジングフレーム1379勝

11位ダイワメジャー1298勝(0)

12位パーソロン1272勝

13位ヒンドスタン1258勝

14位マンハッタンカフェ1162勝(0)

15位ステイゴールド1145勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1086勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位ゴールドアリュール1057勝(0)

21位トニービン1054勝

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝

 

ロードカナロア982勝(1)

ネオユニヴァース931勝(0)

ルーラーシップ736勝(0)

ハービンジャー679勝(0)

へニューヒューズ562勝(0)

キズナ528勝(2)

オルフェーヴル500勝(0)

エピファネイア391勝(0)

ドゥラメンテ373勝(1)

モーリス341勝(0)

ドレフォン217勝(1)

キタサンブラック149勝(0)

スワーヴリチャード25勝(1)

※2023年12月28日現在

※2023年終了時データ

 

◆今週の重賞(2024年1回京都・中山1日~3日)

●京都金杯(G3 京都芝1600m)

●中山金杯(G3 中山芝2000m)

●シンザン記念(G3 京都芝1600m)

●フェアリーS(G3 中山芝1600m)

 

◆他OP特別

●京都

すばるS(L・ダート1400m)

万葉S(芝3000m)

●中山

ジュニアC(L・芝1600m)

カーバンクルS(芝1200m)

ポルックスS(ダート1800m)

中山新春ジャンプS(ダート3200m)