中央競馬総合リーディングサイアー(1月27日現在) | ブログ

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ランキングデータ

◆重賞勝利種牡馬
シルクロードS ドリームバレンチノの父ロージズインメイは45位⇒17位
根岸S メイショウマシュウの父アドマイヤマックスは28位⇒15位
昨年1月終了時のランキング

1位(2位)ディープインパクト(2億7099万3000円)
オコレマルーナ、カミノタサハラ、ロジプリンセスで計3勝
先週は1000万、500万、新馬といずれも日曜東京の芝平場レースの勝利で計3勝、前回僅かの差で2位だったハーツを今回は僅かに抑えてついに週単位の集計では初めてトップに立った。本年はここまで上位3強という状態になっているが昨年とは日割が違ってこれはもう毎年なのだが単純に1月終了時ということで比較するとカメがこの段階で重賞4勝をしていて5億円オーバーで首位、DIも3勝していて3億円オーバーで2位となっていて今年は首位DIで2億7000万円ほどなのだから過去2年の2強が昨年ほどの出足ではないが故の上位混戦というのが実情か?
DIに関しては昨年のこの段階で3歳馬が2歳時も含めて重賞5勝、今年は重賞未勝利、日経新春杯とAJC杯で勝ち馬が出てはいるのだが昨年大爆発した3歳世代が使い出しを待っているというよりも10年産は昨年ほどの出来にない様子、09年産の現4歳が当たり過ぎたというのもある。
先週500万を勝ったカミノタサハラはマウントシャスタやボレアスの下でこの時期から走る血統、それよりも新馬で圧勝したロジプリンセスで低調メンバーのスローで切れただけかも知れないが世代全体でもここまでの関東牝馬トップという可能性もありそうで注目したい。

2位(1位)ハーツクライ(2億6229万8000円)
エクスクライム(庄内川特別)、フォーナインキングで計2勝
勝利数10到達
先週は500万特別1勝を含む計2勝、勝利数は10に到達したが前回の首位から今回は2位へと転落したが首位DIとは700万円程度の差で今月は非常に好調だったと言える。昨年の同時期では9000万円弱の獲得賞金で16位、初のトップ10を狙うには良い位置という状況に過ぎなかったが今年からは上位に定着する可能性も十分な立ち上がり。

3位(3位)マンハッタンカフェ(2億6173万4000円)
アドマイヤフライト(稲荷特別)、サンライズスマート、スリーカーニバル、バンブーリバプール、ヒシガーネット、プライドイズメシアで計6勝
勝利数10突破 賞金2億円突破
先週は特別戦こそ1勝だったが500万2、新馬2、未勝利1とそれぞれ勝利数を重ね計6勝で週間最多勝。昨年はトップ10の最後の座を争うのに窮していたマンカフェが甦ったかのような好スタート順位は前回と変わらなかったが首位DIとは1000万円差がなく2位ハーツとも50万円ほどの差に付けた。少頭数だったとはいえアドマイヤフライトは1000万特別を楽勝し先週も3頭勝ち上がった3歳馬の好調ぶりが顕著、2歳戦で使えなかったり勝ちあぐねた組が勝っているにせよここまでの勝利回数14はDIを抑えてトップで言うならば1月の月間最多勝種牡馬もマンカフェということになる。
09年のチャンピオンサイアーが復調なったと判断するにはまだ早いが昨年は現段階で4勝し賞金は1億1000万円ほどだったのでどこかで止まったとしても今月分の貯金は効いてくる。
首位種牡馬となった09年でも1月終了時は9勝で1億7000万円ほどというスタートなのでそれよりも月間としては好スタート、SS終了で王座が空位だった08年タキオンと09年マンカフェの首位と10年代のカメ・DIでは全くレベルが違うので比べるのはかわいそうなのだがそのDIに現状で食らいつくマンカフェの好スタートこれが本年の本記事のここまでの最大のサプライズである。

4位(5位)ネオユニヴァース(1億9003万2000円)
先週は未勝利
未勝利週だったが賞金は4500万円ほど加算しておりカメを交わして順位は5位から4位へと上昇した。根岸Sでは1番人気のガンジスが重賞勝利なったと思ったところを僅かに交わされ2着、重賞勝利していれば2010年府中牝馬Sのイタリアンレッド以来の勝利だっただけに残念だが賞金は加算、ヴィクトワールピサのAWでのDWC勝利というワールドクラスのビッグタイトルはあるのだがここまで中央ダート重賞の勝ち馬は出ていない、根岸Sでは12番人気の牝馬スティールパスも4着と健闘した。昨年の同時期も勝利数は今年と同じく9勝だが賞金は1億2000万ほどで9位、順調なスタートを切ったように見えたが重賞勝利がなかったのもあって最終的にはトップ10陥落、さすがに重賞勝利がなくトップ10というのは難しいのでとにかく重賞勝利が待たれるところ。

5位(4位)キングカメハメハ(1億8494万1000円)
レッドグランザ、レッドルーラー(梅花賞)で計2勝
先週は3歳馬2頭が勝利したがネオに交わされ順位は4位から5位へ、500万特別を勝ち上がった馬も出たのだがこの時期の京都芝2400mの少頭数戦だからかあまり出世レースではなく1番人気馬がイレ込んで全く走らなかったというのが今年の梅花賞。
今回の記事は昨年の同時期との比較も記しているのだが現在の上位混戦の要因を作ったのは昨年よりも伸びを欠いているDIではなくて完全にカメで前述してもあるが昨年は同時期に重賞5勝、勝利回数22、獲得賞金5億1000万円台が今年は重賞未勝利、勝利回数8、獲得賞金1億8000万円台それでも5位でDIとはまだ1億円差が付いていないのだが、ここまでどの種牡馬も3億円を突破していない状況で昨年よりも3億円以上落ちているのだからあまりにも違いが大きすぎる。昨年はロードカナロアが勝利したシルクロードSは出走馬がなく根岸Sでは59キロだったとはいえタイセイレジェンドが11着に敗れている。

6位(8位)ゴールドアリュール(1億7972万9000円)
コパノリッキー、タイキパーシヴァル(節分S)、プラチナグロース、マルカプレジオ(雅S)、レギスで計5勝
勝利数10突破、賞金1億円突破
先週は準OPの2勝を含め計5勝、マンカフェが6勝したために本年2度目の週間最多勝とはならなかたが獲得賞金で先週のトップはゴールドアリュール。相変わらずのダート偏重でここまでの11勝中10勝がダートなのだが今年はここまでで芝重賞でも入着馬が出て先週はタイキパーシヴァルが東京芝1600mの1600万下を勝利してのOP入り、マルカプレジオはダートの1600万下での快勝だがこのレースでは2着のトウショウクラウンもゴールドアリュール産駒でワンツー。日曜京都の6Rでレギスが3歳500万下で2勝目を挙げた直後の東京6Rの3歳500万ではコパノリッキーが2着に5馬身差の圧勝で先週は4頭が新たにOP入りしたことになる。
ダート戦の多い冬場のこの時期は例年強く昨年の同時期では5位なのだが勝利回数は8で獲得賞金は1億5000万弱なのだから順位は昨年より悪いが内容は今年の方が良い、3歳クラシック戦線が本格化する時期から芝のビッグレースで賞金を重ねる上位常連相手にどこまで踏ん張れるかが毎年鍵となる。

7位(6位)フジキセキ(1億4982万7000円)
ウインフロレゾン、クイーンキセキ(西尾特別)、ダイナミックウォーで計3勝
10勝突破
先週は500万特別の1勝を含む計3勝で10勝突破、ゴールドアリュールに抜かれて順位を1つ下げたが相変わらずの安定ぶり。西尾特別勝ちのクイーンキセキは13番人気での勝利、2着に17番人気のマンカフェ産駒が突っ込んで3連単は3万70000倍オーバーの大波乱となった。シルクロードSでは人気もなかったがキングレオポルドとケイアイアストンがそれぞれ10着・11着、根岸Sではストローハットが競走中止と先週の重賞では振るわなかった。
昨年の同時期は2億円を突破しており3位だったが勝利数自体は1つしか減らしておらずとにかく安定しているということしかない。

8位(9位)ダイワメジャー(1億4767万9000円)
オレハメジャー、キングズウェザー、サーストンニュース、メイショウカドマツ(松籟S)で計4勝
勝利数10突破 賞金1億円突破
先週は特別戦1勝を含む計4勝で勝利回数10、賞金1億円を突破して順位も1つ上昇。漸くらしさが出て来たダイワメジャーだが準OPを勝ったメイショウカドマツは産駒傾向とは少し違って芝2400mでの準OP勝利、昨年もクラシック路線に乗り掛けたという実力馬なのだがマイル以下に良績が多いダイワメジャーとしては異質な逃げ馬で2000mのローカル重賞ならば展開が向けば勝てそうな気もする。ダイワメジャー産駒の話題としてはカレンブラックヒルがフェブラリーSから本年は始動することが有力となりそうでダート適正が取沙汰されるだろうが母系からはダートの鬼でもおかしくなく内枠で砂被って怯んだりしなければ芝スタートでもあり圧勝する可能性すらあるように思える、内枠得意でテンに行けるのでそこらも問題はなさそうだがこればかりはやってみないことには何とも・・・。
昨年の同時期では9勝で10位、世代数も増え賞金も勝利回数も伸びているが1世代だった昨年の同時期からも上昇度は薄く感じるがここから伸ばして来るでしょう。

9位(12位)クロフネ(1億3314万4000円)
アイアムイチバン(障)、カネトシリープイン、マルカリョウマで計3勝
賞金1億円突破
先週は500万平場での2勝と障害未勝利で1頭が勝ち上がっての計3勝、賞金1億円を突破しトップ10に入って来たが昨年までは5位以内が指定席のクロフネだけに非常に悪いスタートの1月となってしまった。先週は3勝したがここまでの勝利回数6はトップ10内最少で昨年同時期の9勝で1億9000万円台で4位だった状況からも大きく下げていてカレンチャンの引退を機に産駒全体も元気がなくなっているのが気掛かり、重賞では元から牡馬は勝たないのだがシルクロードSでアースソニック、シゲルスダチが8・10着、根岸Sでは昨年2着のトウショウカズンが7着と相変わらず振るわないどころか入着も出来なかった。マンカフェ復調の影でクロフネ不振のスタートも意外な今月の結果と言える。

10位(11位)ジャングルポケット(1億3289万5000円)
ヴェルデグリーン(調布特別)、エディン、トーホウビッグガンで計3勝
勝利数10突破 賞金1億円突破
先週は特別戦1勝を含む計3勝で勝利数10を突破し賞金1億円も突破、1週でトップ10内に復帰。得意の東京開催で特別勝ち馬も出たが他の2勝は京都のダート1800m、割とダートも走るトニービン系ということではあるがやはり東京のビッグレースで勝って行かないことにはトップ10復帰は難しそう。梅花賞で新馬⇒特別勝ちが期待され1番人気となったエーシンハクリューはイレ込みが酷くスタートでも躓いて勝ち馬から3秒7差の7頭立てで7着に大敗した。
昨年の同時期は4勝で17位、この段階から怪しかったがトーセンジョーダンなどもおりなんとかなるかと見ていたがトーセンジョーダンやオウケンブルースリなど産駒が2011年の秋ほど走らず結局トップ10陥落となったがそれよりは良いスタートとなっている。


・11位以下
11位(7位)アグネスタキオン
先週は未勝利で前回の7位からトップ10落ち、今年はトップ10入りの攻防となりそうだがどこまで踏ん張れるか。

12位(11位)シンボリクリスエス
先週は1頭が勝ち上がり賞金1億円を突破して来たが順位は下降、昨年4位で近年の上位常連のクリが不振のスタートとなっている、2010年の根岸S勝ち馬で4番人気だったダノンカモンは9着に敗れた。昨年の同時期は8位で賞金自体は2000万円ほどしか下げておらず、ダートも走るのだが冬場より産駒は真夏に爆発する傾向があり本年は牡馬クラシックの中心となりそうなエピファネイアも控えており、それほど事を荒立てることはないと思うが心配であることも確か。

15位(28位)アドマイヤマックス
メイショウマシュウが根岸Sを勝利しアドマイヤマックス産駒の重賞勝利馬は11年新潟2歳Sモンストール、福島記念アドマイヤコスモスに続き3頭目で通算3勝目。産駒のダート重賞制覇は初めてとなったが自身は競走馬時代にダート戦で1走しており05年根岸Sで14着に敗れている。アドマイヤマックスの昨年の中央総合順位は35位。

17位(45位)ロージズインメイ
ドリームバレンチノがシルクロードSを勝利しロージズインメイ産駒の重賞勝利は12年弥生賞コスモオオゾラ、函館スプリントSドリームバレンチノに続き3勝目で昨年から2年連続での重賞制覇を達成。本年はここまで出遅れていて未だドリームバレンチノの1勝だけなのだが、昨年は初めて重賞勝ち馬を出すなど躍進し総合順位では16位まで上げておりここからの反攻も期待される。

ステイゴールドは17位⇒21位、ゼンノロブロイは47位と苦戦が続く。ステイゴールドは大物が何頭も控え一気に上げて来るだろうがゼンノロブロイは未だに1勝の2000万円台で昨年の同時期は8勝で1億4000万円台の獲得賞金で6位という1月スタートだっただけにカメやクリよりなどどの種牡馬よりも大きく遅れをとったのがロブロイとも言えそう。


◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ノーザンテースト1757勝
3位ブライアンズタイム1586勝(0)
4位ライジングフレーム1379勝
5位フジキセキ1316勝(3)
6位パーソロン1272勝
7位ヒンドスタン1258勝
8位サクラバクシンオー1222勝(1)
9位トサミドリ1135勝
10位ネヴァービート1064勝
11位トニービン1054勝
12位チャイナロック1012勝
13位アフリート1014勝(1)
14ダンスインザダーク1008勝(0)

アグネスタキオン817勝(0)
クロフネ767勝(3)
キングカメハメハ714勝(2)
シンボリクリスエス593勝(1)
マンハッタンカフェ570勝(6)
ネオユニヴァース408勝(0)
ジャングルポケット406勝(3)
ディープインパクト405勝(3)
ステイゴールド395勝(1)
ゴールドアリュール339勝(5)
ゼンノロブロイ213勝(0)
ハーツクライ176勝(2)
ダイワメジャー153勝(4)

※2013年1月27日現在
( )内は先週の産駒勝利数


◆今週の重賞
●東京新聞杯(G3 東京芝1600m)
1位ディープインパクト
ドナウブルー(3位)リアルインパクト(4位)マウントシャスタ(11位)フレールジャック(19位)
3位マンハッタンカフェ
ガルボ(1位)ヤマニンウイスカー(15位)
5位キングカメハメハ
キングストリート(16位)
7位フジキセキ
ブライトライン(14位)ヒットジャポット(22位)
8位ダイワメジャー
ダイワマッジョーレ(6位)

フルゲート16頭に25頭登録
他にスマイルジャック、スマートシルエット、クラレント、トライアンフマーチ、リーチザクラウン、レッドスパーダなどが登録

●きさらぎ賞(G3 京都芝1800m)
1位ディープインパクト
インパラトール、ラストインパクト、リグヴェーダ
3位マンハッタンカフェ
バッドボーイ
7位フジキセキ
タマモベストプレイ
8位ダイワメジャー
ガイヤースヴェルト

フルゲート16頭に12頭登録


◆他OP特別
●京都
すばるS(ダート1400m)
エルフィンS(芝1600m)
●東京
春麗ジャンプS(ダート3100m)
●中京
なし