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非加熱パパラチア・サファイアを
ARSNOVAの矢羽根文様の指環に…
とても美しい指環をお納めいたしました。
オーナー様にご許可を頂きましたのでご紹介させて頂きます。
オーナー様は「この指環は、THE ARSNOVAですね!」と
仰ってくださいました。
非加熱パパラチア・サファイアはARSNOVAの代名詞と
仰って頂くこともございます。
ARSNOVAの矢羽根文様の指環は、
20数年の月日を経ていつの間にかARSNOVAを代表する存在になっておりました。
多くの皆さまに永く愛されている指環でございます。
非加熱パパラチア・サファイアは実はなかなか難しい背景がございます。
ARSNOVAでは現在、パパラチア・サファイアは非加熱であることを
重んじてセレクトをし、産地には拘っておりません。
宝石と産地の件につきましては様々な面から考える必要があり、
簡単にご説明することがとても難しく感じられます。
パパラチア・サファイアを含むサファイア全般につきましては、
鑑別機関によって産地の見解が分かれるケースも多々ございます。
同じ原石から研磨した二つのお石の産地が、片方は○○産、片方は△△産と
鑑別されてしまうことなどもあり、石屋さんによっては
鑑別機関の産地同定をあえてなさらない方々もいらっしゃいます。
パパラチア・サファイアは当初はスリランカで採れておりましたが、
2005年頃からモザンビークやマダガスカルでも
とても良質な非加熱パパラチア・サファイアが採れるようになりました。
上記の鑑別機関によるサファイアの産地同定のこともあり、
かつてはスリランカ産と鑑別されたパパラチア・サファイアが高額で
取引される傾向もございましたが、今ではその様なケースはほとんど見受けられません。
スリランカの方から購入すれば確実にスリランカ産のパパラチア・サファイアを
求めることが出来るのか…と言えばそうでは無い状況がございます。
現在のスリランカの宝石市場にはスリランカ産の原石以外に
マダガスカル産などの原石も多く混ざっております。
また、鑑別書上にスリランカ産と記載は無いけれど、
パパラチア・サファイアであれば全てスリランカ産と仰って
販売しているケースもとても多いようですが、
その様なことはあり得ないことです。
パパラチア・サファイアについて私が体験してきたことを時系列に纏めましたので、
後ほどご紹介させて頂きます。
オーナー様、この度は素的なご注文を頂きありがとうございました。
オーナー様がお選びになられたひときわ美しいパパラチアさんは、
オーナー様のお指もとでご機嫌に輝いていることと思います。
オーナー様とご家族様、こちらの指環に
多くのお幸せが訪れますことをお祈り申し上げております。
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