『ピチャヴァイ Pichhwai』を見直した日… | ARSNOVA 銀座 オーダーメイド リフォーム ジュエリー 選び抜いた美しい宝石

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Bijou de ARSNOVA Ginza,Tokyo Est.1984
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【アルスノヴァからのお知らせ】

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復興への道のりは長いものになると思います

長期的な視野で出来る限りのことをさせて頂きたいと思っております


『Bijou de ARSNOVA』(ヴィジュー・デ・アルスノヴァ)の

ウェブサイトをぜひご覧くださいませ!!
http://www.bijoudearsnova.com



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『宝石に涼をもとめて…』~ARSNOVA スペシャルコレクション~


7月20日(土)~8月5日(月)



今回は非加熱アクアマリンと非加熱サファイアのコレクションが


特に充実しております。


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 3%のお値引きを致します。


※上記以外の色石、ダイアモンドをお求め頂いたお客様には


 枠のお仕立てが3%OFFになるチケットをお渡しいたします


 (チケットは2年間有効です。)


※また少量ですがあこや無調色真珠のバロックの連の入荷の


 予定がございます。こちらは3%OFFにてご案内させて頂く予定でございます。




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オーダーメイドジュエリーサロン、東京・銀座『アルスノヴァ』オーナーのブログ -pich1




 アルスノヴァにご来店頂いた方でしたら


この写真のインドの布絵をきっと覚えていてくださるのではないでしょうか…


アルスノヴァの店の奥に飾ってある大きなインドの布絵、


これは布に描かれた布絵で『ピチャヴァイ』と呼ばれる種類のものです。




ピチャヴァイとはヒンドゥー教の寺院のご本尊の後ろに掛けられる布として


時のマハラジャが寺院におさめたもので、アルスノヴァのピチャヴァイは


約300年ほど前のものだとされます。




この布との出会いは実に驚きに満ちていて、また信じ難いご縁に支えられた


ものでした…


以前にも何回かこのピチャヴァイの話はブログに記したことがあります。


このブログのサイドの検索のスペースにピチャヴァイと入れて検索して頂けますと


過去の記事をご覧いただくことができます。


(記事の方ふたつほど下に貼っております。


http://ameblo.jp/blogmariash/entry-10010338149.html


http://ameblo.jp/blogmariash/entry-10043669577.html )




実は昨日お客様がメールをくださって


「五十嵐さんのお店の布の修復に関わった方はK様という方ではないですか?


雑誌クウネルの最新号(2013年9月号)にお出になられています。」と


教えてくださったのです。


修復に関わってくださった方はまさしくそのK様で、


今までその方のお名前を出したことはありませんでしたので


お客様からのメールにとても驚きました。


お客様は素晴らしい感覚をお持ちなのだとも思いました。


早速クウネルを取り寄せましたところ、K様が私が理解していた以上に


素晴らしい方だったのだ…とあらためて知ることになりました。




少し話がずれますが、今『貴婦人と一角獣』という素晴らしい布が


日本に来ています。


六本木で今月15日まで展示されていたのですが、私は


見そびれてしまいました。


お客様方も数名の方がこの布のお話をなさっていて


私もとても気になっていたのです。


私が『貴婦人と一角獣』の写真を見てまず思ったのは


「この赤色を出すのに使われた染料は何か?」ということ、


また「どのような織機が使われたのか?」


「裏はどうなっているのか?」…そして布の素材、染料は


どこからもたらされ、どこの工房で織られたのか…ということ。


調べれば簡単に分かるのでは…と思っておりましたが


図柄の意味等は出てくるのですが、私が思った疑問の


答えのような内容は出てきませんでした。


もしかしたら展覧会の図録には


記されているのかしら?と思っているのですが…


ところがクウネルのK様のインタビュー記事にはいともあっさりと


その答えの一部が書かれており、その答えは思いもしなかった


深遠な推察に繋がっていてはっとさせられました。




7年前、この布を小さな細密画だと勘違いして


ぜひ求めたいと張り切って出かけました。実際はとても大きな布で


300年の時を経ているからこそもダメージもあって


その布はそのままでは飾れるものではなかったのです。


その時先客としていらしていた方がK様で


メトロポリタン美術館で40年に渡ってテキスタイルの修復に


関わってこられたとお伺いいたしました。


「この布の修復の件、私に任せてくださらないかしら?」


そのように仰って頂きありがたくそのようにさせて頂いたのですが、


7年たち、その日のことを思いますと


どれだけの偶然と奇跡が重なっていたのだろう…と


7年前のその時よりも今の方がさらにそのご縁の重みを


感じます。


初めてお伺いした場で、信じ難く美しいものを提示して頂き、


そして布の修復に関しては世界的にも最も優れた知識をお持ちの方が


目の前におられた訳ですので…




『ピチャヴァイ』はアルスノヴァのシンボルとして


お客様と私のやりとりを日々見守ってくれているように感じます。


そんなピチャヴァイをあらてめて思い直す素晴らしいきっかけを


やはりそれも弊店の大切なお客様がくださった…


なんと恵まれているのだろう…と胸が熱くなる思いが致しました。









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