『いのちを纏う』   志村ふくみ 鶴見和子著 | ARSNOVA 銀座 オーダーメイド リフォーム ジュエリー 選び抜いた美しい宝石

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いのちを纏う―色・織・きものの思想/志村 ふくみ

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 着物に興味を持つようになって、


大量の書籍を求め、


自分でも可笑しいな・・・と、思うくらい・・・


(家族は呆れ顔です。。。)


がむしゃらに読み続けてきましたが、


この本に出会って・・・





『ああ、この本に出会う為に、


今までの過程が存在したのでは・・・』


・・・と、思えるくらいに


私自身の、とても深いところに


この本の内容は響いたのです。。。





とにかく、凄く凄く感動をしました。。。





一番に感じ入ったのは、


私の大好きな『色』である、


『緑』に纏わる話などですが・・・





ちょっとしたエピソードの部分で、


『え~!!』と、


驚いたことがあります。





それは、皇后美智子様が、


皇居内で行われている


『養蚕』に関してのお話・・・





美智子様が、お蚕さんを飼っている、


それは小石丸という種類の


小振りなお蚕さんで、


とても良質な糸が採れる種類の


お蚕さんらしい・・・





このようなことは、


恐らくは新聞などで知った内容だったと思いますが、


何となくは存じておりました。。。





しかし・・・





『飼う』なんて範疇ではなくて、


かなり本格的に


『養蚕』に取り組んでいらっしゃるなんて、


私はまったく知りませんでした。





本の内容によれば、


正倉院などの宝物の修復に使われる


絹布などは、


すべて美智子様が育てられたお蚕さんに


よるもの・・・ということですし、


外交などでのお遣い物にも


その絹布をお持ちになることが


多いとのことなのです。


天皇、皇后両陛下のお住まいの周りは、


一面桑の木が茂っているそう・・・





・・・あんなにお忙しそうなのに、


本格的に養蚕に取り組んでいらっしゃるなんて・・・


とても驚いてしまったとともに、


本当の意味の文化ということを


とても大切に思われているのだな・・・と、


感動をした次第です。






時折、着物を着るようになって、


わが身に『絹』を重ね重ね、


身に付けていく感触の


なんと『平和的』な感触なのか・・・と、


物凄く、新鮮に感じ入ることがあります。


日本人の日本人たる何か根幹的なものが、


その感触の中にあるように思えて


なりませんでした。





恐らくは、その辺り・・・


私たち日本人と『絹』との


深い深い関わりを、


誰よりもお感じになられて、


美智子様は、養蚕に励まれて


いるのではないかしら・・・と、


想像をするのですが・・・


皆様はどう思われますでしょうか?





寒い中にも、春の兆しを感じるようになりましたね。


1週間のはじまり・・・


お元気にお過ごしください。





誠に勝手ながら、


本日は定休日をいただいております。


明日以降、


お目にかかれますことを


楽しみにしております。。。





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