本当に寒い日々が続いていますね。。。
日本には、とんでもない寒波がきているようですね。
ニュースで見ると、この寒波の影響は
世界的なものようで
アフガニスタンの映像には
心が痛みました。。。
家畜なんて、ゴロゴロと死んでしまっていて・・・
家畜の糞で、暖をとっている人々にとっては
本当に、大変なことだと思います。。。
寒さに慣れている方々さえ脅かすほどの寒波なんですね。
とても心配です。
かくいう私も、月の初めにひいた風邪を
引き摺り続けているような日々なのです。
こんな体調は久しぶりですね。
気をつけなくては・・・
皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。
さて、こんな寒さを吹き飛ばすには、
やっぱりマハラジャジュエリーかな・・・と思いまして。
秘蔵中の秘蔵写真となりますが、
アーチャーズリングの映像をアップしてみました。
アーチャーズリングとは、
弓を引く時、親指を保護する為に
身につけるリングです。
写真のリングは、見ての通りの
素晴らしいつくりですから、
本当の実用として用いられたわけではなくて、
儀式の時などに使われたと考えられます。
作り自体は、非常に古く
400年以上前のものと思われます。。。
修復は一切入っておりませんで、
当時の姿のまま伝わってきているリングです。
ルビーはビルマ産、
もちろん当時稼動してた鉱山は
モゴックと考えられますから、
モゴック産ルビーということで
間違いはないでしょう。。。
ダイアモンドは、
ゴルコンダ産であると考えられます。
1725年、ブラジルで鉱山が見つかるまで、
インド・ゴルコンダのダイアモンド鉱山は
世界で唯一、ダイアモンドが産出をされる場所でした。
ゴルコンダ産ダイアモンドは
現在のように、ダイナマイトを用いつつ、
地中深くより採掘をされるわけではなく、
専門的には『漂砂鉱床』と言いますが、
地上に露出していたり、
または川底から採取されたり、
そのような状態で、もたらされていた
ダイアモンドでした。
現代のダイアモンドよりも硬く、
また、あたかも水の中を覗き込んだ時のような
独特の輝きは、
世界のコレクターを深く魅了してやみません。
ただし、私がゴルコンダ産と
確信を持ってお伝えする場合は、
ジュエリー自体の時代考証、
修復の有無など、
細心の注意を払いつつ、検証をいたします。
それは、何故か・・・と言えば、
現在の段階では、ダイアモンドの産地の特定は
できないとされているからです。
最近、ダイアモンドのルース(裸石)のみで、
ゴルコンダ産として売られているものも
目にすることがありますが、
私からすると、何の根拠に産地を特定しているのか
まったく分かりません。
ルースでも、例えばGIA(アメリカ)などは
鑑定書とは、別紙を付けて
『ゴルコンダ産であろうと思われる』と
記す時があります。。。
そのような場合は、
大概が 5.0ctUP、Dカラー、IF クラスのダイアモンドであり、
尚且つ、由来の遡れるものに限定をされているようです。
リングサイドには、
ムガール美術ではよく用いられる
『鳥』の文様があしらわれています。。。
私は日々、このクラスのジュエリーに
まみれて生活をしている訳ですので、
ふっと、これらのジュエリーのクオリティーに
慣れてしまっている自分を発見して
驚いたりしております。
そう・・・本来は慣れるはずもない・・・
目の前にあるだけで奇跡のようなジュエリーなのですから・・・
最近、アンティークジュエリーを販売されている方々の中には、
アンティークジュエリーのデザインには
価値はあるけれど、
石自体には、何の価値もありません・・・と言って
販売されている方々が、
案外に多い・・・ということに気がつかされる
エピソードを多々体験いたしました。
曰く、今よりカットが稚拙だから・・・
古いジュエリーには美しい石はセットされていない等・・・
??????
このことには、言いたいことはたくさんあるのですが、
長くなってしまそうなので、
またいつか書こうと思います。。。
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