おはようございます
今日から仕事始め!
朝からノリノリで揚げ物を作ったりして無駄に頑張った朝ごはんでした。
娘ちゃんに
「原始人のごうかなごはん」
て言われました。。
原始人か・・・。原始人て言語化、すご@@ ←笑
お正月休み中に
平野啓一郎さんの「本心」を読みました~
ゆかまるさんのブログで知った『分人主義』っていう言葉、、、
そんな斬新なおもしろい視点があるんだ!
って、気になってて
ゆかまるさんの『分人主義』について書かれたブログはこちらです↓
7分でわかる「分人主義」ムービーあります♪
初めて平野啓一郎さんの書籍を手に取りまして。。
平野啓一郎さんの本って
けっこう難しいイメージだったの・・・
ですが、
そんなイメージが、まず覆されました
確かに抽象的に表現してる部分はあるけど、
むしろわかりやすい!!
今ではとてーもとてーも丁寧な印象です
小説の舞台は2040年代で、今からあと17年後、、
ちょっとした未来ですよねー
その頃の様子も細かく描かれてて
VRとかAIとか格差ありすぎ社会とか
ほんとにこんな感じだろうなーって思うところが多々あります。
(これは微妙な心境になりました@)
あと『他者性』って言葉も初めて知り。。。
『他者性』・・・
自己とは異なる、他者としての特性・固有性・異質性。
主人公は亡くなった母親のVF=バーチャルフィギュアを製作するんですが
私もバーチャルフィギュアを作って欲しいなぁなんて途中までは思ってたんですね・・
が、読み進めていくうちに疑問を感じ始めて
読み終えたら、要らないなと
バーチャルフィギュアはあくまでもバーチャルフィギュアであって
本当の、本人ではないから、
本人とガチで向き合いたい場合は要らないです。
また、だからこそ、
生きてるうちに向き合いたい人と向き合うべきだと思いました。
ーしかし、一つだけ確かなことは、母は"死の一瞬前"には、誰かとして生まれた、その僕といる時の自分でいたいと、心から願っていたのだった。
うむ。
そうだなぁ・・・なんて
読みながら納得しまくりました。
悲しいとかはなかったけど、
ものすごく納得しました。
最も影響を受けたのはやっぱり『分人主義』で、
私はこの考え方、視点が好きになりました。
仕事でも思い出したりして、
おしゃべりタイムに活用させてもらってます
色んな意味である程度・・になったら、迷う人は多いです。
そんなときに『分人主義』の視点は持っておいた方が良いのではと思います。
あなたは誰と一緒にいるときの自分が好きですか??
逆に誰と一緒にいるときの自分に不快感をおぼえますか??
こういう視点を持っても良いかもしれないよっておしゃべり相手に伝えてます
あと、この視点のおかげで、
つい真っ直ぐになり過ぎたり
変なところでゴリゴリに凝り固まりがちだった私の思考を、
一瞬、俯瞰できます(笑)
小説のふわっとしてる(させてる)文体の表現も好みでした。
しかし、人間の「本心」は一貫性がなくて、
つかみどころがないものだなぁ・・・
もう、『分人主義』!!
つかまなくて良いんだろうな。
人間ってやっぱり・・・超絶おもしろいな
さて~今日も良い一日にしましょうね