もうすぐ広島へ旅行&墓参りする予定です。
『呉』の大和ミュージアムが気になって、
戦艦大和ミュージアムのベースになっているであろう
『アルキメデスの大戦』を観ました。
大和ミュージアム↓
この映画、最初に衝撃的なシーンがあるんですが
戦艦大和が沈む戦艦大和最後のシーンが
映画の最初に出てきて、
衝撃的だし、とても印象的・・・
~ ~ ~ ~ ~
また、ラスト15分のありえそうな会話。
実際に交わされたかどうかは別として、
ガツンときました。。。
『日本は負け方を知らない』
『不利な状況だとしても戦いをやめられない』
『負け方が見極められないから、撲滅される』
『日本を象徴する美しく壮大な戦艦が沈む様を見てほしい』
『それを日本人に重ねて気付いてほしい』
『戦艦の名前は日本の、大和』
セリフのはしばしはちょっと違ってるかもですが概ね同じってことで・・・
映画を観ながら、これは、
今の日本にも言えることではないかと
ズシリと、ズドンと、胸に落ちてきました。
戦艦大和は日本のこと。
そういう意味で、重量感がある映画で、
私は観て良かったです。
大和ミュージアムの後は、
どこどこでランチして~♪
宮島で観光して~♪
って思ってたんですが、、、
予定以上に大和ミュージアムに長居してしまいそう。
それはそれで良いと思ってて。
私には歴史から得られるものは大きいんです。
🦌
ところで、また蒸し返しちゃうんですけど、
戦艦大和が沈むシーン・・・
空からアメリカが戦艦大和の周りを囲い多数の戦闘機で攻撃してくるシーンがあります。
実際には、もっと多数の、星の数ほどの戦闘機だったらしいですけど
(アメリカ側撮影のビデオ?でみたことあり)
映画の映像でも十分に恐怖を感じるものでした。
そんな中、日本兵が撃ち落とした航空機がありました。
必死な日本兵にとっては、
隣で仲間が撃たれ、死にゆく中で
空から逃げ場なく攻撃され続ける中で、
やっと落とした一機・・・!
ところがその航空機からパラシュートで脱出したアメリカ兵は
救助隊に拾われて、もちろん一命をとりとめ、
戦艦大和の日本兵である自分たちは攻撃され続けながら沈んでいく
絶望しかないシーン。。。
このシーンは、私はどうしても今の日本を憂わずにはいられない場面でした。
何かを示唆してるのかなと思った場面です。
話が飛ぶんですけど
私はアメリカの企業(だけじゃないかもですが)は、
人の使い方がうまいなと思うことがありまして、
こんなところにも、考え方が表れているのではないかと。
深読みしてしまいました。
一度撃ち落とされても、それで終わりではなく
救済&治療してまた兵士として仕事してもらうという、
理に適ってる考え方
フル活用な考え方
この部分は、私は取り入れたいし、
取り入れたらよいのになと思うところです。
今の時代で言うと一度仕事で失敗した人を排除するではなく
むしろ経験値があるよね!と歓迎する的なイメージ
▫︎ ▫︎ ▫︎ ▫︎ ▫︎
戦艦大和が沈んだのは、1945年4月7日。
広島に原爆が落とされたのは1945年8月6日。
長崎に原爆が落とされたのは1945年8月9日。
終戦は1945年8月15日。
大和とその周りの護送船を含むと
4000人以上の兵士が亡くなっています。
終わりの使命を与えられ、死にゆく定めの戦艦だった大和が
その『役割』を果たせたか?
大和の『役割』が生きたかどうか。。。
決断が遅すぎた、と思わざるを得ません。
『不利な状況だとしても戦いをやめられない』
損切が出来ない。
ここが問題の一つだなと思いました。
今の時代にも通じるものかと。
大和ミュージアム、真剣にみてしまうと思います。