＜ｍｏｋｕ－ｇｏ＞
名古屋市の河村たかし市長が物議をかもした。１９３７年の南京事件の被害者について「３０万人とされるような大虐殺はなかったのではないか」と発言した。
「３０万ではない」説は日本国内では多数派だろう。ただし、では何人かとなると、２０万説からゼロまで割れている。
中国は３０万が定説だ。根拠は東京裁判や南京軍事法廷だと主張している。共産党中央と中国政府が認定した数字だ。河村氏はそれが正しくないと思うなら、党中央と中国政府に言うのが筋だろう。南京市の役人に「党中央の歴史認識は間違っている」とねじ込んでみてもらちは明かない。相手を間違えている。帰国した代表団は、なぜ席を蹴って抗議しなかった！とネットでたたかれているという。
タイミングも間違えている。
ネットで２月２３日付米国メディアＣＮＮの書きぶりを検索してみたらいい。
出だしが「日本の市長が、多くの記録によって立証された、７０年以上前に中国で起きた虐殺事件を軽く見て怒りを呼んでいる」。次の段が「南京に侵入した日本軍のレイプ、殺人、略奪で殺された市民は３０万人と見積もられる」。
次が「事件は最近クリスチャン・ベール主演の映画『ザ・フラワーズ・オブ・ウォー（戦争の花）』で描かれた」。ここが問題だ。この映画の中国語タイトルは「金陵十三釵（チンリンシーサンチャイ）」。金陵とは南京、釵はかんざし。女性たちが米国人牧師のいる教会に逃げ込んだ。日本軍が女性を差し出すよう迫る。女学生を救うために売春婦たちが進んで犠牲になるという戦争美談だ。
中国映画としては史上最高の約７０億円をかけ、張芸謀（チャンイーモウ）監督がメガホンをとった。昨年１２月１３日、わざわざ「南京大虐殺記念日」を選んで、北京で封切りのセレモニーが行われた。同じ日に、南京の記念館では反日運動団体が５０００人集会を開いた。危ういことに映画の売り込みと反日運動が連動している。
大ヒットしている。映画館を出てくる中国人は興奮して「尖閣諸島を奪回せよ」と叫んでいるという。３０万人が正しいかどうか、中国人が冷静に語りあえる時ではない。
米国のＣＮＮが３０万人説を振りまくのはなぜか。米国も中国も東京裁判では同じ対日戦勝国である。日本の戦争犯罪がなかったとする歴史認識は持ち合わせていない。
結局、河村発言でなにがどうなったのか。ＣＮＮが張芸謀映画を宣伝し、３０万人説がいよいよ世界に広まった。この結果について河村氏は責任を感じているだろうか。（専門編集委員）
毎日新聞 2012年3月1日 東京朝刊
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毎日の専門編集員 金子秀敏が「どーだぁ」とばかりに河村市長を非難している。
私に言わせると
笑止千万
である。
では上記記事、赤太字の箇所についてツッコミを入れていく。
こいつは、嬉しげにCNNの記事を引き合いにだしているが、
このCNNの記事が掲載されているのは
CNN国際版で、しかも
アジア
のコーナーである。
http://edition.cnn.com/2012/02/23/world/asia/china-nanjing-row/index.html
ちなみに、本国アメリカUS版では
全く触れられていない。
http://us.cnn.com/?refresh=1
つまり
支那以外の国にとっては
知ったこっちゃない
程度の記事扱いと言うことだ。
「米国メディアCNN」は嘘では無いが、米国で報道されているワケではないのだ。
ホンマに悪質な印象操作である。
次に中国が馬鹿みたいに金をかけた大嘘反日映画フラワーズオブウォーについて
「大ヒットしている」と書いている。
これも私に言わせると
笑止千万
である。
Box Office Mojというサイトがある。
amozonが運営するサイトである。
説明は以下。
Box Office Mojo (ボックス・オフィス・モジョあるいはボックス・オフィス・モホ) は、映画の興行成績を集積、分析するウェブサイト。配給会社が集計する興行収入を地域ごとに日間、週末、週間、年間、通算に記録し順位を付けているほか、ユーザーフォーラムや週末興収を予想するダービーゲームでも知られる。
では
毎日新聞編集委員 金子秀敏が「大ヒットである」と豪語するフラワーズオブウォーを見てみよう。
ちなみにアメリカの映画入場料は日本の1/3と考えて欲しい。
http://boxofficemojo.com/movies/?page=main&id=flowersofwar.htmm
公開6週で＄253,165である。
80円で換算しても20,253,200円である。
ちなみに、同時期に公開された
Anderworld Awakening（邦題は「アンダーワールド 覚醒」）はと言うと
http://boxofficemojo.com/movies/?page=weekend&id=underworld4.htm
公開6週で＄62,248,769である。
80円で換算しても4,979,901,520円である。
40億 VS 2千万である。
「大ヒットしている」ですって！！
大爆笑である。
２４５．９分の１ですって！
恥ずかしい！
大失敗の作品ではないか！
70億かけて2千万である。
まぁ、アメリカだけの額なので、支那を入れればもうちょっとは増えるだろう。
確か支那では大ヒットらしい。
だが、こいつは「中国では」としっかり書いていない。
さらっと記事を読んだ人に「アメリカで大ヒット」と思わせたいか知らんが、
これも悪質な印象操作に入るだろう。
「米国のＣＮＮが３０万人説を振りまくのはなぜか」
東京裁判だの、戦勝国だのとほざいているが、映画公開中にこんな記事を書く目的は明らかだ。
これこそマスコミが大好きな
元祖ステマである。
こんなもんは、大東亜戦争以来支那お得意の技である。
CNNの亜流サイトに掲載されている記事ごときで「世界に広まった」と書き、
メイン市場で大コケした映画を「大ヒット」であると書く。
こーゆーのを
恥知らずと言うのだ。
もう、CNNだの、世界だのという言葉で騙せる時代は終わったのだ。
南京30万人が世界に広まるどころか
毎日の取材能力の無さと悪質さが広まっただけの記事だ。
高い給料貰って、経費使ってこーゆー支那媚記事を書いても
無料ブログを書いている素人にバラされるのだ。
「タイミングも間違えている」と書いているが、
「タイミングも間違えている」のは専門編集委員の金子秀敏だ。
せめて映画公開前に「大ヒットの予感」と書いていれば、
こんなコトもなかったろうに。
貴様は何の専門編集委員なのだ？
高見からモノを言うのはもう止めろ。
つまらん記事ごときで流されるほどこちらは馬鹿ではない。
国民を馬鹿にするな！
この大馬鹿新聞が。
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＜追記 記事修正のお知らせ＞
気合満タンで書いた記事だが、通りすがりさんより「計算が違いますよ」とのご指摘が…。
「$253,165 x 80円 という計算なので20,253,200円になると思います。
Underworld Awakeningの興行収入は、この中華捏造クズ映画の２４５．９倍の
成績をあげているようです。」
通りすがりさん、ご指摘ありがとうございました♪
自信満々で新聞記事の指摘をしていながら、超絶ミス。
しかも掛け算って…。
恥ずかしいですね…マジで。
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